『ふつうな私のゆるゆる作家生活』を読んで感じた、ゆるゆるを実現するための「仕事への厳しい取り組み」

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書店で手に取った、『ふつうな私のゆるゆる作家生活』。
タイトルとは裏腹に、仕事への取り組み・信念を学べる本でした。
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『ふつうな私のゆるゆる作家生活』

書店では、思わぬ本に出会うことができます。
『ふつうな私のゆるゆる作家生活』もその1冊です。

新刊コーナーにあったわけでもなく、平積みにされていたわけでもなく、背表紙だけで手に取り、買いました。

著者は、漫画家・イラストレーターの益田ミリさん。
日々の作家生活や作家になるまでの思考や行動が漫画で書かれてます。

代表作の『すーちゃん』は、2013年には映画化されました。

 

 

すべてがゆるゆるではない

ひとりで、フリーで仕事をしている私としては、「ゆるゆる」というキーワードにひっかかったのです。
「ゆるゆる」といっても、すべてがゆるゆるで、ナマケモノのように働いていては食べていけません。

多くの場合、「ゆるゆる」に見える方は、すべてが「ゆるゆる」ではありません。
「ゆるゆる」な部分と、きっちりやる「きつきつ」の部分のバランスが取れています。

そのバランスを学びたいと思い手に取ったのです。

『減速して自由に生きる」の著者高坂さんも例外ではありません。
「減速」だけではなく、随所で「加速」し、加減速をうまく使いわけています。

1人経営・週休3日の『たまにはTsukiでも眺めましょ』体験で学んだ、ひとりビジネス7つのコツ | EX-IT

 

 

 

『ふつうな私のゆるゆる作家生活』に学んだ仕事への取り組み

世の中、「きつきつ」や「加速」を強いられて、アクセルをゆるめることも、ブレーキを踏むこととも、ハンドルを切ることもできないケースもあります。
そうならないような生き方を、この本から学べるはずです。

印象に残った言葉には次のようなものがありました。

自分にはできないことがあることを自覚

できないことを自覚し、そこはゆるめ、自分の強みを出していくことが大事なんだと思います。
そして、できないことは他の助けを借りる。
作家と編集者の関係もそうですし、周りのプロに依頼することもそうです。

人にはできないことがあってもいいんじゃないかな
できないことややりたくないこと
やろうと思って
失敗したこと
それらもまた、
人となりをつくっている
できることばかりが「その人」そのものじゃないんだ

自分との約束を守る

他人との約束とともに、自分との約束も大事で、普段は、ゆるくてもいいのですが、自分の決めたルールは厳格に守りたいものです。

本当に大切なのは
自分と約束したことだけです
「何もするかじゃなく何をしないか」
それがわたしの約束で、
ここさえ守っていればなんとかなる、
そう信じてやっていく、それだけです

ゆるゆるを実現する仕事のスピード

ゆるゆるに過ごし、仕事までゆるゆるだと信頼をなくします。
むしろ、仕事が早くないと、ゆるゆるの時間は持てません。

締め切りをどんどん前倒しにするのは昔からです。
イラストレーターになろうと上京した20代のころ
絵が上手な人はたくさんいるし、自分の絵が上手じゃないことも知ってるし、
そんな中、一番の売りにできるこもを考えたら
「仕事が早い」しかないだろうと思ったんです

 

まとめ

この本にひかれたのは、わたしも「ゆるゆる」にみられることが多いからかもしれません。
実際、「ゆるゆる」ですが、しめるところはしめているつもりです(汗)

Amazonレビューをみると、こういう読み方をしたのは私くらいかもしれませんが、ピンと来た方は読んでみていただければ。





【編集後記】
昨日、ランチミーティングで、銀座米料亭 八代目儀兵衛へ。
噂通り、お米がおいしくかったです。
おかわり自由で、5杯ほど食べました。
http://www.hachidaime.co.jp/ginza/

その後、コンサルを受け、スイムレッスンを受け、22:00に竹芝桟橋から大島に向けて出発。
あいにくの天気ですが、トライアスロンです。

【1日1新】
※詳細は→「1日1新」

銀座米料亭 八代目儀兵衛

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