税理士試験の合格確率=「勉強時間」×「勉強方法」+「運」

受験生から,「税理士試験に合格するためには,どのくらいの時間が必要か?」との質問をよく受けます。もちろん時間も重要ですが、勉強方法も大事であり、運の考え方も大事です。

EX-IT 29

勉強にどれだけ時間をかけられるか

試験の合格確率は次の数式で表現できると考えていました。

合格確率=「勉強時間」×「勉強方法」+運
まず、勉強時間。

勉強に時間をかければいいというものではありませんが,一定の時間は必要です。
税理士試験の問題は、その一定時間をかけられない・かけないこと。

受験に専念できるならまだしも、仕事をしながら勉強しなければいけません。
正社員なら週に最低40時間は拘束されるのです。
(もちろん仕事の合間に勉強はできますが)

働きながらの受験なら、その他の時間をどれだけ勉強に費やせるかで決まります。
受験時代、こう考えていました。
「才能が同じなら時間をかけたもの勝ち」だと。
時間を十分かけられない税理士受験の特性、競争である特性を考えると、他人よりも時間をいかにかけるかで大きな違いを出せます。

年末年始、GW、土日、そして平日の夜。
ここを遊ばないで乗り切るかが勝負です。
休むのは8月だけにしましょう。

効果のある勉強方法を見いだせるか

合格確率=「勉強時間」×「勉強方法」+運

勉強時間が多ければいいといいつつも、やみくもにやっても効果はありません。
時間は限られていますので、短い時間で成果を出す勉強方法を見いだすことができれば、合格確率は上がります。
この「勉強方法を見いだす」というのが大事です。


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「勉強方法を教えてもらう」ではありません。
学校で教えてもらうことはあくまで基本。
他の受験生も学んでいることです。
それらを組み合わせ自分なりに工夫して、自分に合った方法を見いださなければ勝てません。

例えば、
・基本を繰り返す(Aランクの計算、理論を中心にする)
・理論はWordで入力し,添削
・理論集のマーカーの引き方を工夫
・テキストは授業でしか使わない
・計算のパターンを1つのWordファイルにまとめる
・理論の分析をExcelで行う
・問題を解いて間違った箇所をExcelでまとめる
などといったことをやっています。
これは独立してからの仕事のやり方も同様です。

運は×(かけ算)ではなく、+(足し算)

合格確率=「勉強時間」×「勉強方法」+運

「運」は、かけ算ではなく、あくまで加算されるものであるので,過度に期待していません。
かけ算を期待すると、勉強時間や勉強方法がおろそかになります。

勉強時間×勉強方法で合格確率を上げ、その追加要素として運があれば、その確率を高められるはずです。
運がマイナス、つまり不運(当日体調が悪い、隣の人がうるさい、会場が暑い、知らない問題が出たなど)が多少あっても、勉強時間×勉強方法で合格確率を上げておけば、心配ありません。

合格確率を高めるには、運に頼らず、「勉強時間」を増やすこと、「勉強方法」を改善することを考えるべきでしょう。

合格確率=勉強時間×勉強方法×運

ではなく、

合格確率=勉強時間×勉強方法+運

と考え、 時間の確保と勉強時間の工夫に労力を費やした方が効果的です。

私が比較的早く税理士試験に合格できたのは、限られた時間で、「勉強方法」を早期に確立できたからだと思っています。

(もちろん、運の加算も大きかったです。)

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【編集後記】
とある試験を受けるため,その勉強をしています。
試験というよりも検定のようなものです。
随時,試験が開催されているので6月下旬くらいの受けようかと思っています。
この土日の仕上がり具合によって,申し込みます。

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