・読む本をどうやって選ぶか?

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「本をどうやって選んでいるのですか?」
と聞かれることが多いです。
私なりの本の選び方についてまとめてみました。
EX-IT
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【今日のテーマ】

・読む本をどうやって選ぶか?
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『人生論としての読書論』という本に次のような記述があります。

人生論としての読書論/森 信三
¥1,680
Amazon.co.jp

”我々自身がこの二度とない人生をいかに生きるべきかという問題を中心とする読書、即ち人生論とか宗教関係の読書”
”次には、自己の職業を中心とする読書、即ち専門的な読書”
”今ひとつは、以上の二つを合わせたものを円心としつつ、自分の生命力を半径として出来るだけ大きな円周を描こうとする読書”

「いかに生きるべきか」「専門的な」という2つの視点、そしてそれらを合わせた読書をすすめています。
私もこれに近い読み方をしています。
・働き方、生き方を学ぶための本。
・自分の専門分野、税金・会計に関する本。
どちらも自分自身のためでもあり、他に貢献するための読書でもあります。
こういった本をどうやって選んでいるか?と考えてみました。
1 読んでみなければ分からない
 まず前提として、いくら魅力的なタイトルでも、ぱらぱらっとめくって面白そうな本でも、実際に役に立つかどうかは、読んでみなければ分かりません。
 ただ、本を数多く読んでいれば、選択眼は鍛えられるような気がします。
 それまで、ある程度は数をこなす必要があります。
 
 私は、2008年8月ごろまで(生まれてから35年)、本をほとんど読んでませんでした。
 当然、どんな本を読めばいいか分からないし、読んだことがない本が多かったのです。
 だからこそ、あえて多読をしています。
 「このテーマは合わないな、この著者は合わないな」というのがなんとなく分かってきました。
 とはいえ、「毛嫌いしてはいけない」とも考えています。
2 書評に頼らない
 
 書評メルマガやブログで紹介されたものをひたすら買うという方法もあるでしょう。
 しかし、それが本当に自分に合うかは分かりません。
 書評には頼らないようにしています。
 とくに一般の方が紹介する本、Amazonの書評は参考にしていません。
 本当にいい本と思ってすすめているのか、友人・知人関係だからすすめているのか判断がつかないからです。
 あくまで自分の選択眼を磨くことが重要でしょう。
3 専門分野の本
 専門分野の本は、必要に応じて読むこともありますが、基本的に、目についたものは可能な限り読むようにしています。
 特に税務・会計の本は、知識を得ると言うよりも、わかりやすい解説方法を学ぶために読んでいます。
4 著者で追いかける
 冒頭の「いかに生きるか」を学ぶ読書としては、著者で追いかけることも多いです。
 その方が書いた本を片っ端から読んでいきます。
 
5 流れに任せる
 Amazonでは買った本、クリックした本の関連書が表示されます。
 リアル書店でもフェアや店員さんのセレクトにより、陳列されています。
 ときにはこういった流れに任せてみるのもいいと思います。
 また、本で紹介された関連図書を根こそぎ買うこともあります。
 
 6 しかるべき人が薦める本
自分が目指す方が薦める本は、必ず読むようにしています。
ときには、「最近面白かった本は何ですか?」と聞くことも。
当然、ネット上の発言も追いかけていますので、そういった方のオススメ本は必ずチェックするようにしています。
7 「読みたい」という直感を信じる
読書歴の浅い私がいうのも恐縮しますが、本の読み方はその人それぞれだと思います。
どんな本を読んでいようと、読んでなかろうと、批判するものでもないと。
それぞれの考え方がありますし、年齢や環境によっても読むべき本が違いますしね。
だからこそ、自分の「読みたい」という直感を信じるべきだと思います。
直感の精度を高めるには、視野も広げなければいけません。
視野を広げるには普段読んでいるものとは異質な本を読むことも必要でしょう。
そういったときに5や6の方法が役に立ちます。
未読率が高くなりますが、新しい視野が開けることが多いです。
冒頭の『人生論としての読書論』も自分で選んでいたら手にしなかったと思います。
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【編集後記】
昨日は、月の初日なので、自社の経理、請求書・ニュースレターの作成及び発行が中心でした。
毎月1日は、アポを入れないようにして、必ずこれらに取り組むようにしています。

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