出版に欠かせない本の目次・構成案のつくり方

本を書くときに求められるものの1つは、目次・構成案です。
その考え方、つくり方についてまとめてみました。

※出版した本から by Leica M10

本を書くときに必要な目次

本を書く、または書けるかもしれないとなったとき、必要となるものの1つは、目次です。

それをもとに出版社で会議が行われることもあれば、編集者さんが OK であれば大丈夫な場合もありますが、いずれにしてもどういった本を書くのかということを示さなければいけません。

その当初の目次どおりに絶対書かなければいけないかというと決してそういうわけではないのですが、大枠はその目次で決まることになります。

私の経験上、この目次がバシッと決まった本ほど早く書けるかなと。
(そして売れるかなと)
自分が書く上でも、全体像を考える目次づくりは大事です。

目次がイメージできない場合は、残念ながらこちらからお断りしたこともありました。
本の完成がイメージできないと、書くのは難しいということです。

その目次をお見せすることを考えると、多少は目を引くようなキーワードも必要かもしれませんが、そこはあまり考えずに、本全体としての統一感や流れを重視しています。

目次のつくり方

実際に目次をつくるときには、章と項目でつくります。
章の中には項目が数個あり、その章も数個。
章の中に6項目あって8章だと48項目ということになります。

たとえば冒頭の写真に挙げた本だと、こんな感じです。
『AI時代のひとり税理士』
6章 63項目
第1章 AIの歴史と今
第2章 AIを体験しよう
第3章 AIで税理士業界はどうなる?
第4章 AI時代の税務ソフト、会計ソフト
第5章 AI時代の効率化
第6章 AI時代にやっておきたいこと

AIの総論から各論、そして、やっておきたことで締めました。
読んでなるほどだけではなく、行動してなんぼだと思いますので。

『税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~」』
4章 39項目

第1章 RPAを使ってできること
第2章 RPA 入門の前のプログラミング入門
第3章RPA の使い方
第4章 税理士業と効率化

第1章でイメージをつかんでいただき、第2章で基礎知識、第3章をメインにしています。
第4章は、地味に大事な、なぜRPAをやるのかについての話です。

『新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門』
7章 48項目

第1章 Excelの操作の基本
第2章 Excelへの入力の基本
第3章 Excelの計算の基本
第4章 効率アップのための 5つの Excel スキル
第5章 Excelで経理&会計業務 ~インプット~
第6章 Excelで経理&会計業務 ~集計~
第7章 Excelで経理&会計業務 ~アウトプット~

第1章から第3章は基本的なこと、第4章で本格的にExcelスキル、第5章から第7章に実例を徐々に入れています。
読みすすめていくことを想定して、徐々に細かくしていきました。
基本的なことには、これほどページを割かないかもしれませんが、ここが大事だと思いますので。

図版が入るかどうかによっても変わりますが(図版が入ると項目は少なめ)、おおむね40から70ぐらいの項目で書いています。

本の全体の分量としては、目次や扉などを抜いて、200ページほど。
1項目4ページとすると50項目です。
見開き2ページと考えると100項目になります。
少なくとも見開き2ページぐらいにはしたいと考えると、1項目の文字数は1,500字ほど。
50項目あると7万5000字ほど書くということになるのです。

逆にいうとそれぐらいのボリュームが本には求められるので、そのボリュームでかけるかどうかというのが、本を書けるかどうかの分岐点になります。

なおかつ章ごとのバランスもある程度考えて書くわけです。
1章が10ページ、2章が3ページ、3章が30ページいう風にはならないようにしています。
ある程度ではありますが。

先ほどの本でいうと、
『AI 時代のひとり税理士』
第1章 24
第2章 20
第3章 51
第4章 35
第5章 24
第6章 49

『税理士のためのRPA 入門』
第1章 25
第2章 28
第3章 127
第4章 68

『新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門』
第1章 37
第2章 24
第3章 22
第4章 42
第5章 53
第6章 24
第7章 47

こう見るとばらつきはありますけど、20ページ以上にはしている感じです。

目次をつくる練習

こういった目次をつくる練習は、常日頃からできます。
本を書きたいなと思ったら目次を書いてみるのもいいでしょう。

私は自主開催セミナーでも、目次をつくることをやっています。
自主開催セミナーで2時間から3時間ぐらいのものが、本1冊になるようなイメージです。
本と同じように大項目をあげて小項目をつくり上げていきます。

本ほどのボリュームはない記事執筆でもやっていることです。
今ご依頼をいただいているのが15000字の記事ですので、やはり目次をつくっています。
執筆のご依頼があったときに、目次を挙げて「こんな形でいかがでしょうか」と確認することも多いです。
書いてしまってから方向性が違っていてはいけませんので。
「こういう感じだったら書けます」という提案にも使います。

自分で本を出す、Kindle本でも目次は欠かせません。

そしてブログでも、ボリュームは少ないとはいえ 目次を考えているのは同じです。
最初に3つの見出しをあげてから、ブログを書くようにしています。

なお、目次を考えるときに使っているのは、マインドマップソフト XMind(XMind 2020)です。
今回取り上げた3冊の本だと、こんな感じでマインドマップを書きました。
イメージだけ掴んでいただければ。

マインドマップは、全体像を見ながら構成を練り上げるのに便利です。

目次をつくるという練習もぜひやってみましょう

 



■編集後記
北海道の店で、コーンスープ、豚丼のたれ、スープカレーの素、えびそば一幻を購入。
一幻は、むかし現地で食べて以来気に入っています。
東京にもありますが。

「1日1新」
娘のTシャツを買った(ユニクロでマイメロ)
キティちゃんのドーナツ
非接触型体温計
北海道うまいもの店

■娘(3歳3ヶ月)日記

昨日は、Tシャツを買いに。
先日見かけて、かわいいかなと思いつつ、一緒に見に行ってからと思って。
キティちゃんのドーナツ、うんこのおもちゃ(うんこミュージアム)も手に入れました。
夕方には、探していたバッグが見つかってそれを持ってでかけたいと。
ちょっと遠目のスーパーへトイレットペーパー(キティちゃん)を買いに。

気に入っているトイレットペーパーです。