独立後に組み込んでおきたい仕事量のセンサー

独立後にセンサーをつけておきたいもの。
その1つは、「仕事量のセンサー」です。

※仕事量センサーがないロボット by Sony α1+24mmF1.4

悲しき食器回収ロボット

娘と止まったホテルのレストランでロボットがいました。
ランチ時は、料理を運ぶ役割、夜のビュッフェ時は、空いた食器を回収する役割です。

各テーブルをそれとなく回りながら、「空いた食器がありましたら、トレイに載せてください」とアナウンスしています。
私たちも食器を載せようとしていました。
こっちに来るかなー、まだだなーと娘と話しながら。

ただ、食器を載せることはできませんでした。
ロボットが回ってこなかったわけではなく、すぐに食器でいっぱいになってしまうのです。
それなりの人がいますから。

それなのに、「空いた食器がありましたら、トレイに載せてください」と言い続けています。
食器がいっぱいで、もう載せられないのに。

娘は「もう(食器が)いっぱいなのに、わかんないのかなー」と。
そういう機能がついていないのでしかたありません。
食器=仕事量のセンサーがないわけです。

仕事量のセンサーがあれば

このロボットに、食器の量のセンサーがあれば(重さででも)、
・食器がいっぱいになったら、特定の場所に戻る
・せめてアナウンスを変える、やめる
ということができたでしょう。

コストはあがりそうですが。

食器=仕事がいっぱいになっても、テーブルを回り続け、仕事をし続ける悲しい姿。

独立後、こうなっているケースもありえます。

仕事量がいっぱいになっても、仕事を受け続ける、営業しつづける、断りきれないというような状況です。
自分に仕事量センサーを組み込んでおきましょう。

センサーは設計が大事です。

仕事量センサーの設計

仕事量センサー、どうなったら警告を発するようにするか。

次のようなものが考えられます。
・ご飯を食べる余裕がない
・睡眠を削ろうとした(徹夜、無理な早起き)
・遊べない
・ミスをした
・仕事の依頼があってもうれしくない
・メール(電話を使っている場合は電話)の返信が滞る
・大事なことを忘れる(記念日、発売日、誕生日、趣味など)
・続けたい習慣が途絶える、めんどくさくなる

センサーを取り付けたあとは、それが正しく動いているかの確認が欠かせません。
反応が鈍くなっていることもありえますから。

そのセンサーをギリギリに設定しないようにもしたいものです。
ちょっと厳し目に設定しておきましょう。

私の仕事量センサーは、100のうち60くらいです。
そのくらいにしておけば、
・効率化
・営業、値付け
・遊び
を工夫します。

効率化すれば仕事量を減らせますが限界があるものです。
営業から考えて仕事の入口を整備しないと仕事量は減りません。
そして、遊びで、時間を圧縮しておかないと、仕事量のセンサーは甘くなります。

センサーが甘いと、多少の無理をしてしまうものです。

厳し目にしておきましょう。

かといって、仕事がいっぱいだから営業をやめる、しないのは、リスクがあります。
仕事がなくなることもあるからです。
仕事量センサーで仕事が増えすぎることを避けつつ、営業は続けておきましょう。
営業して仕事が増えすぎるなら、安すぎるか、人気がありすぎるということです。
いずれにしても、値付けやメニューを工夫すれば、仕事が増えすぎることは防ぐことができます。

私は人気がないので、仕事量をコントロールしやすいのですが。
人気があるというのはいいことだけではありません。
うまくコントロールしましょう。



■編集後記
昨日は、引き続き広島・大久野島。
本、社長限定メルマガなど執筆中心に、ホームページ改善の仕事も。
夕方、ランしようかと思いつつ、夕暮れのシャッターチャンスを選びました。

1日1新Kindle『1日1新』
大久野島 展望台頂上
大久野島 灯台

■娘(7歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
引き続きうさぎ島。
朝食後は、レンタル自転車で途中まで行き、展望台を目指してちょっとした登山。
うさぎもいました。
降りてきてランチ。
ランチ後もうさぎ、夕方は灯台、海水浴場を散策。
よく歩きました。
夕食後は、海ほたるの見学会。
無事、光るところを見ることができました。