新刊・ベストセラーを置かない本屋[読書のすすめ]。迷ったら少数派を選ぼう

自分の選択が少数派だったとき、当然のように周りに反対されます。
それでもその少数派を選ぶのは面白いです。
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自分が選んだ本しか置かない本屋「読書のすすめ」

昨日、[読書のすすめ]という本屋に行ってきました。

[読書のすすめ]はこういった場所にあります。
都心部からはちょっと離れているのです。
(都営新宿線の篠崎駅が最寄)

この本屋に行った理由は、「おもしろそうだったから」。

[読書のすすめ]は、

・新刊を置かない(どんな本もその人にとっての新刊になりうる)
・ベストセラーも置かない
・いいと思った本を置く

というスタンスの本屋です。

「自分がいいと思ったものを売る」のは、他の商売なら、これは特別なことではありません。
ただ、本屋でこういうスタンスのところは面白く珍しいのではないでしょうか。
いいと思ったものよりも、売れるものを置きがちです。

[読書のすすめ]はそうではなく、店長の清水さんがいいと思ったものしか置いていません。
都心からちょっと離れ、駅からもちょっと歩いた場所にありながら、足を運ぶ人が多いのは、そういった理由からです。

店頭には、こんな張り紙も。
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------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

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そもそも[読書のすすめ]に行ったのは、この本がきっかけでした。
(以前、[読書のすすめ]はどこかで見かけたことはあったのですが)

私は、執行 草舟さんが好きで、その著書『生くる』は愛読書です。
その生き方、言葉力に圧倒されます。
去年読んだ本ベスト10にも挙げました。

その執行 草舟さんとの対談していたのが、[読書のすすめ]の店長清水 克衛 さん。
本にも感銘を受け、これは行かなきゃ!と行ってきたわけです。

清水さん本人にも会い、話すことができました。
おすすめ本もきき、買ったのが17冊、3万円弱。
まったく知らない本も多く(読んだことのない本がほとんどでした)、本を選ぶだけでも楽しかったです。
しっかり読まなければ。。
一番分厚い本から(620ページ)攻めていくつもりです。
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ネットでも[読書のすすめ]で選ばれた本を買うことはできますが、店頭の方が数倍おもしろいかと思います。

5%(少数派)は、95%(多数派)に反対される

その清水さんも本を書かれています。
昨日、早速読んだのがこの本。

まさに、[読書のすすめ]は、5%に属します。
5%どころか、1%未満かもしれません。

本屋をやるという時点で、かなり特殊ではあり、立地も含めて周囲には反対されたそうです。
少数派は、必ず多数派に反対されます。

たとえば、独立・起業するといった場合、やはり少数派です。
ガンガン反対されます。

ちょうど今朝読んだブログにもこういう記事がありました。

独立してやっていけるのかと心配されます|なんてことないブログ

8月末で事務所を退職するにあたり、挨拶回りをしています。
今までのお客様からは応援の言葉と心配の言葉をいただきます。

これから一人でやっていくのは無理でしょう。
何で独立なんかするの?
今の事務所にいれば安定しているのに・・・

私が独立するときも同じようなことを言われています。

「これからは税理士は食えない」
「独立するなんて、無謀」
「やっていけんの?」
「まだ早いんじゃないの」
などいわれましたが、聞いているふりをして聞き逃しました。

それ以前にも、公務員を辞めたとき
「定年まで楽できるのに」
「公務員は年金いっぱいもらえるのに」
「税理士目指すなんて・・・」
「いてくれたら、いいポジション準備するから」
「君には期待しているのに」
「今なら間に合う」
などと、いろいろ言われましたが、無視してよかったです。

反対されるものだと考えていた方が気が楽でしょう。

5%という少数派を選ぶ生き方

独立後も、やはり反対されることはありました。
「税理士紹介会社を利用してまずは増やさないと」
「保険代理店をやって、地盤が作らないと」
「まずは数を増やそう」
「人を雇うべき」
「システムを入れよう」
「税理士がMac使うなんて」
「ブログなんて時代遅れ」
などなど、気にかけていただいてありがたいのですが(あまりそう思ってませんが)、ほぼ無視してきました。

今はさすがに、少数派であることを自覚しているので、むしろ少数派を選んでいます。

・マラソンより少数派のトライアスロンをまず始めた
・Windowsより少数派のMacを使う
・人を増やしオフィスを大きくしていく税理士業界で少数派の1人をあえて選ぶ
・Facebookが主流の中、少数派のブログを毎日書く
・まだまだ少数派の料理男子(おっさんですが)
・TV、新聞、ニュースを見ない
などなど、少数派に属しているものは多いです。

むしろ、ひとりで仕事をするなら、少数派であることは必須で、多数派に属しても生き残れません。
[読書のすすめ]もそうなのですが、少数派はメリットも多いです。

目立つ

まず、よかれあしかれ目立ちます。
多数派には、大企業も、すごい人もいますし、その中では目立ちません。
少数派を選ぶことで目立てば、それが強みになる可能性も高いです。

[読書のすすめ]なんて、目立ってしょうがありません。
ずるいです。

楽しい

何よりも自分が楽しめます。
多数派に属するには、今の延長上でいればいいですし、何も意識しなければ多数派になります。
少数派に属するには、「選ぶ」ことが大事です。

自分が選んだことは楽しく、納得がいきます。

不安や恐れもありますが、それらを乗り越えてこその楽しみもあるのです。
[読書のすすめ]の清水さんも本当に楽しそうでした。

おいしい

少数派は大変そうに見えて実はおいしいことも多いです。

常識というものは、なんらかの意図があります。
大企業、国、特定の誰かの都合がいいように流れている部分もあるのではないでしょうか。

たとえば、ひとりで仕事をし、人を雇わない、拡大しないのは、周りから嫌われます。
私自身、金融機関、会計ソフト会社、保険会社、コピーリース会社、人材採用会社などとは付き合いがなく、眼中に入れてもらっていません。
こちらがガンガン拡大しないと、仕事につながらないからです。

しかし、こういったところに好かれるために生きているわけではありませんし、問題はありません。
少数派を選ぶことで、多数派の渦、都合に巻き込まれなくて済み、お金も気も使わなくてすみます。

多数派の都合で右肩上がりの成長を続けてきた結果、疲弊し限界に来ている部分も多いです。
少数派を選ぶことで、むしろいいバランスを見いだせます。

[読書のすすめ]のように、いいと思った本を置き、それを買ってもらえるなんて、少数派を選んだこそのおいしさでしょう。
私も少数派のおいしさをこっそり実感しています。

人生を楽しむなら、少数派を選ぶのがオススメです。
大変でつらくて周囲からも反対されますが、その先にこそ道があります。
迷ったら少数派を選んでいきましょう。
(このブログをご覧になっていただいている時点で少数派ですが)





【編集後記】

来週の富士山登山にむけて道具を準備。
レンタルでシューズ、ライト、レインスーツ(下)を借りて、あとは、マラソンやトレラングッズでなんとかなりそうです。
はじめての富士山、楽しみにしています。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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