ライスワーク(食べていくためだけの仕事)をなくしていくには

  • URLをコピーしました!

独立後は、ライスワーク(食べていくための仕事)をなくせる可能性があります。
そのなくし方について書いてみました。

※絶品の烏骨鶏の卵かけご飯 by FUJIFILM X-E4+30mmF2.8

独立後は生存第一

独立後は、守ってくれるものが亡くなります。
腹が立ってもやる気を吸い取られてもしょうもなくても、なんだかんだ会社は守ってくれますから。
風邪を引いても給料はもらえますし。

その独立後、食べていくこと、生存が第一です。
食べていくとは、家賃を払い(またはローン)、食事をしていくこと。
そのための必要なお金+αを稼がなければいけません。

+αは仕事をするためのお金。
人と雇わず、オフィスを借りなくても、勉強、道具は必要です。

貯蓄がなければ、そういった最低限のお金を稼ぐことを第一に考えなければいけません。
ライスワーク=食べるための仕事も必要となります。

理想の仕事(ライフワーク)を追い求めていて食べていけなくなったら、意味がありません。
独立前に戻らざるを得なくなります。

ライフワークだけを求めずに、
・ライスワークでもいいからまずは食べていけるようにする

・ライスワークをライフワークに変えてく
という順番で、ライスワークをなくしていきましょう。

最初からライフワークを目指していくと危険です。
私もライスワークはありました。

ただ、ライスワークにもしない=受けない仕事は独立当初から決めています。
その線引きは大事で、徐々に変えていきたいものです。

このように変えてきました。

ライスワークの基準は変わる

ライスワークの基準は変わっていくものです。
私が独立当初考えていたのは、こういう基準でした。
それぞれ営業も含めています。
・ライスワークにもしない→保険代理店、税理士紹介会社からの仕事、テレアポ、飛び込み、バイト、脱税・脱税に近い仕事
・ライスワーク→遠くに通う仕事、電話を使う仕事、レシートを入力する仕事、交流会での営業・名刺交換、無料相談、気が向かない仕事、しがらみがある仕事、紹介から得る仕事、外注、DM、ポスティング

ここの挙げたライスワークは、当時はそう思っていませんでした。
むしろライフワークと思っていたところもあります。
何がライフワークかもわからない時代でしたから。

もしライスワークとライフワークの基準が曖昧なら、ライスワークにもしないものを決めるだけで十分です。
ライスワークだからといってなんでもやるというのはやめておきましょう。
ただ、その基準線が高すぎると、食べていけなくなります。
本当にその仕事ができないか?を徹底的に自問自答したいものです。

そして、お金の状況から見て、その基準は変えていきたいもの。
どうしても食べていけなければ、ライスワークの基準を広げるしかありません。

私も、本当にお金に困ってしまったら、ライスワークにもしないことをやらざるを得ませんでした。
テレアポ、飛び込みといったことはともかく、汚れた仕事までせざるを得なくなったら、潔く独立前に戻れていたかどうかです。
お金の状況によっては、ライスワークの基準は下がり、範囲は広がります。

そのお金の状況は、「今」だけではなく、1年先くらいは見ておきたいもの。
過度に恐れる心配はありませんが、それくらいの視野でライスワークをやっておきたいものです。
食べていけるようになれば、ライスワークはなくせるのですから、まずは食べていきましょう。

これは、独立後食べていけるようになっても同じです。
独立後しばらくたってもライスワークをまた始めざるを得ないことはあります。
私はそうならないように、日々動き、鍛錬しているつもりです。
お金が減ってきたら、そこをライスワークで埋めるか、ライフワークで埋めるか。

ライフワークとは、楽しいだけの仕事ではありません。
お金もともなうものです。
ライスワークをなくした後は、ライフワークだけにしてお金と時間をコントロールできるようになります。
「時間が空いたな、じゃ、この大好きな仕事をするか!」という感じで。

ライスワークをなくすには、ライスワークを確実に減らすことが大事です。

ライスワークを減らすほうが大事

ライスワークもライフワークの同じ自分。
ライスワークを減らさないと、ライフワークをする時間がありません。
ただ、この「ライスワークを減らす」はなかなか難しいもの。

お金を手放すことになるからです。
ライフワークを確保してから、ライスワークを減らすというのは現実的にはできません。

人は手に入れたものを手放すのが苦手なもの。
私もそうでした。
ただ、「ライスワークを捨てなければライフワークの時間ができない」と感じ、覚悟してからは、先に捨ててきました。
もちろん、そのときのお金の状況を見つつ。

そういったことを繰り返して、ときはライスワークをまた受けてしまいつつ、減らしつつ、今のような状態になりました。
2007年に独立して、ある程度ライフワークになったのは、2012年。
ほぼ完全にライフワークになったと言えるのは、2018年です。
これ以降は、「ライスワークのご依頼」もほぼありません。
たまーにお断りすることもありますが、多くても年に2回です。

ライフワークにまで、これくらいの時間がかかるのかどうか。
私はどんくさいのでこれくらいかかりましたが、通常はかからないでしょう。
ただ、意識して減らさないとライスワークはなくなりません。

今の仕事、お金を見直してみましょう。



■編集後記
昨日は、朝から新宿御苑へ。
桜を撮ろうかなと。
超望遠レンズも持っていき、楽しめました。

カフェで仕事しつつ、ランチし、馬喰横山駅へ移動し、レンズフィルターを買って帰りました。
ノスタルジックな雰囲気で撮れるフィルターです。

1日1新Kindle『1日1新』
200-600mmで桜
新宿御苑 『つぶら乃』
チョコレートフィルター 82mm

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
夜のピアノ(オンライン)の前に眠くなってしまうことが多く、困ることも。
ちょっと寝てしまうと起きれないですし。
風呂に入ることも。動画で目を覚ましてもらうことも。
昨日は、18時半だったので、眠くなる前にスタートできました。
そのあとは、ハリー・ポッター。
今の順位は、ワンピース、鬼滅、こねこのチー、ハリー・ポッター、スパイファミリーだそうです。

  • URLをコピーしました!