特産物ももらえる【ふるさと納税】が変わった。上限額2倍&【ふるさと納税ワンストップ特例】で確定申告不要

ふるさと納税の制度が今年からより使いやすくなります。
確定申告が不要になる、控除額が増えるなど、変更点と注意点についてまとめてみました。

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ふるさと納税に興味があるけど確定申告がめんどくさい・・・

【ふるさと納税】という制度があります。

これまでの【ふるさと納税】のポイントは次の6つです。

1 都道府県、市区町村に寄付(どこでもいい、「ふるさと」=出生地、居住地に限らない)
2 確定申告すると、所得税、住民税が戻ってくる
3 収入により、控除を受けられる限度がある。年収500万円なら、限度は3万円。それ以上の寄付は、純然たる寄付となり税金の控除はない
4 各年、寄付金の合計から2,000円は差し引いて控除を受ける。3万円寄付すると、最大で戻ってくるのは28,000円。10万円なら最大で9万8,000円。つまり、2,000円以上寄付しなければいけない
5 上記2つを踏まえて、年収ごとに最適な寄付金額があるともいえる(もちろん、それありきではないが)
6 ふるさと納税先によっては、特産物をもらえることがある

年収500万円の方が、1万円のふるさと納税をすると、
所得税が800円、住民税が7,200円の計8,000円が戻ってきます。
このうち、節税といえるのは、所得税の800円のみです。

住民税はもともと住んでいる地方公共団体へ払う予定だった7,200円を、ふるさと納税先の地方公共団体へうつすことができる、つまり税金の払い先を変えることができるとも考えられます。

これまでの制度やより詳しい内容については、こちらの記事に書きました。
【関連記事】お米やアイアンマンジャパンも。ふるさと納税徹底活用ガイド2014 | EX-IT
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「ふるさと納税ワンストップ特例制度」 確定申告をしない方で、今年4月1日以降・5カ所以下なら、確定申告しなくてよくなった

ふるさと納税のネックの1つは、確定申告でしょう。
確定申告をしなくてよい、サラリーマンの方は、このために確定申告をしなければいけなくなります。


------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

この制度が改正され、確定申告の必要がなくなります。
前述の例で、年収500万円の方が、1万円のふるさと納税をすると、住民税が8,000円が戻ってきます。
ふるさと納税先の地方公共団体が、住んでいる(本来住民税を納付する)地方公共団体に対して手続きしてくれるのです。
「ふるさと納税ワンストップ特例制度」といいます。

ただし、次の4つの条件を満たす場合のみですので、注意しましょう。

1 確定申告をしないこと

医療費や住宅ローン控除、副業などで確定申告をする場合は、その確定申告時にふるさと納税も申告しなければいけません。

2 平成27年4月1日以降のふるさと納税であること

平成27年(今年)の4月1日以降のふるさと納税が対象になります。
それ以前にやったものは確定申告をしなければ控除されません。
1/1から3/31までにふるさと納税をした方は、確定申告の必要がありますので、結果的に1の要件を満たさなくなります。

3 ふるさと納税先が5カ所以下

ふるさと納税は、何カ所にもできます。
年収500万円の方は、3万円が最適寄付金額となり、2万8,000円戻ってきます。
1万円ずつ3カ所でも、3万円を1カ所でもかまいません。

確定申告をしなくてよくするには、このふるさと納税先を5カ所以下に抑えなければいけません。

4 ふるさと納税先へ申請書を翌年1月10日までに提出する

ふるさと納税をしたという申請書を、ふるさと納税先へ翌年1月10日までに提出しなければいけません。
申請書は、ふるさと納税時に請求することもできますし、このPDFをダウンロードすることもできます。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000351462.pdf

押印の上、郵送で提出しなければいけません。

平成27年からのふるさと納税は、さらに控除額も増えた

さらに、控除額も増えました。

単身世帯の場合で試算するとこうなります。
(扶養の有無、その他の状況により試算結果は変わります)
おおむね2倍になりました。
赤が改正後(平成27年)、青が改正前です。
控除額の増加は、4/1に関係なく、平成27年全体に対して影響があります。
EX-IT 15

年収500万円の方は、6万円のふるさと納税で、税金が5万8,000円戻ってきます。
これ以上のふるさと納税をすることはもちろんできますが、6万5,000円だと、戻りは、6万2,400円、10万円だと、7万8,000円ほどの戻りです。

確定申告をすると、税金の勉強にもなるのでおすすめなのですが、確定申告をしたくないという方は、上記の要件に気をつけてやってみましょう。

昨年のふるさと納税では次のような特産物をいただきました。
長野県 飯山市 1万円→お米15kg
兵庫県 宍粟市 1万円→玄米15kg
兵庫県神崎郡 市川町 2万円→玄米30kg

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三重県度会郡 大紀町 1万円→松阪牛
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福岡県 筑紫野市 1万円→地鶏水炊きセット
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愛媛県南宇和郡 愛南町 1万円→真鯛のしゃぶしゃぶと鯛めし焼きおにぎりセット
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こういった特産物を探すのであれば、こちらのサイトがおすすめです。
ふるさとチョイス

ふるさと納税の金額から2,000円を差し引くので(3万円寄付すると最大2万8,000円戻ってくる)、2,000円で特産物を買うと考えることもできます。
(ただし、収入により限度があります)

私は振込手続きがめんどくさいので、クレジットカード決済できるところのみ申し込みました。





【編集後記】
昨日は、チームメイトとバイク練。
荒川は寒くて、向かい風が強くてつらかったのですが、いい練習ができました。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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