性善説と性悪説のバランスのとり方

性善説と性悪説。
どちらかに偏りすぎると、時間とお金を失います。
そのバランスについてまとめてみました。

※借りたレンタカーを置いて、徒歩で by Nikon Z9+14-24mmF2.8

性善説は効率がいい……けど

性善説とは、人の本性が善という考え。
人との関わりが欠かせない仕事でも性善説をとることができます。

・お金の受け取り
・お金の支払い
・期限
・時間
・約束ごと、お願いごと
など、性善説なら、余計なことを考えなくてすみますし、注意事項も少なく、効率もよくなるものです。

ただ、
・お金を失う
・時間を失う
・ストレスを抱える
ということはあるでしょう。

信用していたのに……ということになってしまいます。
訴えたとしても、その時間、ストレスはかかりますから。
お金も。

ただ、効率がいいのは事実です。
隠岐の島でレンタカーを借りたとき、驚きました。
レンタカーの返却は、ガソリンを入れて空港の所定の場所に置いておけばいいのです。
鍵も置いたまま。

「車をちゃんと返してくれる」
「ガソリンを入れて返してくれる」
「貸した車にトラブルがない、あったら言ってくれる」
という性善説に基づいたものです。
(島だからできるというのもあるでしょうが)

ただ、そのおかげで、こちらは楽ができます。
(ガソリンを入れるのがめんどくさいですけど。レンタカー屋でいつも精算してもらうので)
返却の手間、手続き、レンタカー屋から空港の移動もありません。

お互い効率的です。

借りるときも空港でささっと手続きして決済して終わりでした。
レンタカー屋への移動、到着時の電話もありません。

ただ、性善説だと、
・レンタカーを返してくれない
・どこかにレンタカーを置きっぱなし
・ガソリンを入れていない
ということもありうるでしょう。

そのときの損害をどう考えるかです。
性悪説とのバランスをとるのは欠かせません。

性悪説は効率が悪い……けど

性悪説とは、人の本性が悪というもの。

信用しすぎると、トラブルはありえますし、時間とお金を失うことになります。

ルールを厳しくすれば、そのリスクを減らすことはできますが、お互い効率が悪くなってしまうものです。

レンタカーの例で言えば、
・時間内に返さないと罰金というルール
・細かく注意事項を借りるときに伝える
性悪説に傾きすぎると、
・正しく使っているか、追いかけて見張る
ということにもなってしまいます。

お互いの効率が悪くなるだけではなく、いい気分もしません。

ただ、ある程度は必要でしょう。
効率を損なわず、気分を保ちつつ。

自分を守るためにも時間やお金に関するルールは必須です。
ただし、それが必要かどうかは常に確認しましょう。
信用しすぎも、信用しなさすぎもよくありません。

そして、性善説で生きる道もあります。

性善説で生きる道

できれば性善説で考えたいものです。
効率的ですから。

独立当初は、性善説で多くの失敗をしました。
ドタキャンがあったり、入金がなかったり。

もしこういうことがあったらどうしよう……とビクビクしていたのです。
性悪説に傾いていました。

今はそんなことはありません。
しくみとして、事前に決済していただくということはしていますが、性善説で生きていけています。
性善説と性悪説のバランスをとっている、お客様を信頼しているということです。

なぜそういう状態にすることができたか。
発信を通じて仕事の依頼を受け、人間関係を築いているからです。
紹介やなんとなくでは依頼を受けていません。

時間もお金もストレスはないのです。
疑心暗鬼になることもなく、催促もしなくてすんでいます。
ありがたいことです。

だからこそ効率化できています。
ガミガミ言わなきゃいけないと非効率ですから。

性善説で考えることができる方に来ていただくような発信をしていきましょう。

 



■編集後記
昨日は、早朝から羽田→出雲→隠岐へ。
レンタカー&徒歩&ランでいろいろと探索。
山、海、夕日を楽しみました。
さざえ丼も。

山道は徒歩とランで。
さすがにダメージが残っています。
ちょっとだけ。

1日1新Kindle『1日1新』
隠岐の島
くろあい
乳房杉

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
5:28に出発したので娘と会えずじまい。
フライト前にLINE電話したらまだ寝ぼけていました。
月曜日は、前日の鬼滅(日曜夜)を観る日ですが、いなくて申し訳ない……。
ワンピース(ジャンプのアプリ月曜更新)の最新話も見せなければ……。