GoogleマップのAR(拡張現実)は、方向音痴の救世主

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GoogleマップにAR機能が搭載されました(現状Pixel 3シリーズのみ)。
試してみたところ、かなり役立ちます。
方向音痴の私には特に。

※お台場ガンダム前にて Pixel 3

 

方向音痴とGoogleマップ

 

私は自他共に認める方向音痴です。
勘で進むとほぼ間違えます。

地図を見ればいいのかというと、そうでもなく、 Google マップを見てても迷うときは迷います。
だからこそ最初の場所を見に行くときは、かなり入念に早めに行かざるを得ません。

Google マップを見てたどり着いて、そこでに用件が終わって、その建物を出るとどっちに進めばいいかわかりません。
確認しないとほぼ間違います。
トライアスロンチームのチームメイトは、レース後するっと進み出したことがあり、びっくりしていると、「来た方向を戻ればいいだけだし」とあっさりといわれました。
わかる人にはわかるんだなと落ち込んだものです。

 

ランニングの途中も、ちょいちょい確認しないと道を間違えます。
ランならまだいいのですが、トライアスロンバイクだと間違えた場合のダメージは大きくなりますし、たまにしか乗らない車だとなおさらです。
かといってカーナビ見るのも苦手で、300m先で曲がるという感覚もわかりません。

方向音痴は、空間認識能力が弱いといわれていいます。。
車庫入れも駐車も苦手なので、車に慣れていないというよりも、空間認識の能力はないのかもしれません。
免許を取るとき仮免試験はS字で脱輪、車庫入れで失敗と2回落ちました。
ガンダムのニュータイプは、認識能力が優れているという設定なので、少々落ち込んでいるところです。

空間認識能力は弱いと片付けもできないという話を聞いたことがあります。
信憑性は定かではありませんが、片付けは苦手です。
パソコン内の整理整頓、データの整理はできるのは、空間(3D)ではなく平面(2D) だからかもしれません。

 

同じような方向音痴の方は、Google マップの AR 機能が役に立つ可能性があります。

こんな感じで、現在地を認識し、方向を示してくれるのです。

 

AR(拡張現実)の可能性

そもそも AR とは拡張現実(Augmented Reality)。
VR、仮想現実(Virtual Reality)とは違い、現実の世界をベースとして、コンピューター処理を加えることです。
具体的にはカメラをかざしてそこにキャラクターや物を表示することができます。

 

スマホのゲームでいえばポケモン GO がARを使っており、カメラをかざすと現実の世界を映し出し、そこにポケモンが現れるというしくみです。
私が使っている Google のスマホPixel 3ではプレイグラウンドという機能があり、カメラにキャラクターを表示することができます。
まるで生きてるかのように動くのでそこにいるかのようです。
まさに現実を拡張しているといえるでしょう。
たとえばアイアンマンポーズを取ったり空を飛んだりします。

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こういったキャラクターを表示すると娘も喜びます。

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アイアンマンも好きなので喜びますか。

帰ってきてから手を洗わないときに娘にの手にこの AR 機能でキャラクターを表示させばい菌が入るよおてて五條市をいうと慌てて洗面所に行きます。
効果てきめんです。

 

ちょうど昨日(2019年5月9日)に、 Amazon のスマホアプリで AR が使えるようになりました。
( Android の場合は AR Core by Google というアプリを入れれば使えるようになります)。
対象の商品は少ないのですが、家具を実際に家の中に配置して見ることができます。

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スマホのAmazonアプリで[カテゴリー]→[ホーム&キッチン]を選ぶと、ページの真ん中ぐらいに、[ARビュー]というリンクがあり、そのさきにAR対応の商品が並んでいます。

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こういった AR の技術が Google マップにも搭載されたのです。

 

GoogleマップにAR搭載!

GoogleマップのAR 機能は、 Google のスマホ Pixel 3シリーズに先行公開されています。
他のスマホ iPhone にも順次搭載されていく予定とのことです。

Googleマップで地図を検索して、徒歩の経路を表示しようとすると 、[ARを開始]というものが出てきます。

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これをタップすると、カメラが起動し、周囲の建物や看板を認識し現在地を把握します。
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Google マップはストリートビューというものでその場の映像画像を見ることができます。
そのデータを使って照合して いるのでしょう。。

 

現在地を認識し終わると案内が始まります。
このように矢印で方向を示してくれるのです。

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現在地が近くなるとピンポイントでここだということで表示してくれるのでわかりやすいです。

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通りや坂の名前も表示されます。

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ビルもピンポイントで示してくれるのが便利です。

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店も。
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Google マップを見てもどっちに進めばいいかわからず、とりあえずて進んで逆方向だったりすることが多いので、これは助かります。

 

めちゃくちゃ遠くを指定しても、

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ちゃんと案内はスタートします。
これで旅をしたらおもしろそうです。
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この機能があると、ついつい歩きながらカメラをかざしてしてしまいそうですが、そこは Google、 よく考えており、こういった警告が出ます。

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強制的に使えなくなるというわけではありませんが一定の効果はあるでしょう。

歩いていることを認識して警告を出しているようです。
強制的に表示を取り止めるぐらいのことをしてもいいんじゃないかなと思ったりはしています。
歩きスマホ多いですし。

 

スマホは縦でも横でも見ることもできます。
ただ、実際使っていると、この AR 機能で地図を確認してるわけなんですけど、なんだか写真を撮ってるような感じにもなりますので、その辺は気をつけなければいけないかもしれません。

スマホではなくメガネにこういった機能があると、より便利だと思いますが、そういったものは、いろいろな問題もあり、実現にはいたっていないのが残念です。

 

注意すべき点として、夜は建物や看板が認識できないので、 AR 機能が使いにくくなります。
実際こういった警告も表示されますが、

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使えないことはありません。

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また、周囲を認識するのを建物や看板でやっているので、そのデータが認識できないとことろでは、 AR 機能がスタートできないということになります。
実際、公園からスタートすると、公園の周りには認識できるものがないのか使うことができませんでした。
自宅から、この機能をスタートしようとしても、やはり認識できません。
遠くのビルや風景だと認識はできないようです。

 

今はアルファ版ということで、テスト段階ではあるので、今後改善が進めば、もっと便利になるでしょう。

Google のスマホ Pixel 3シリーズでは既に使えます。
(廉価版のPixel 3aシリーズで使えるかどうかはわかりません。)

 

方向音痴で困ってる方は  、Pixel 3を買う理由の1つになるでしょう。

もちろん、Pixel 3は、おすすめの機種ではあります。

 

さらばiPhoneか。GoogleのスマホPixel3とAppleのスマホiPhone XS比較。 | EX-IT

 



■編集後記

昨日は、決算・税務申告を終日。
RPAのテスト・導入も含めてです。

■昨日の「1日1新」
GoogleマップAR

■昨日の娘日記

手に傷があると、「いたいいたい?」と心配してくれます。
くるぶしのあたりとか(かさかさに……)、足の爪(ランでちょっと変色)とかも。
昨日もなぜかできた腕の傷(寝ているときにひっかいたのか)を心配してくれました。

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