独立後は、趣味をつくることをおすすめしています。
趣味とは何なのか、仕事との違いは何かということについて、改めて考えてみました。
※趣味の1つ ゲーム by iPhone 16 Pro
「仕事ですか?」
「仕事ですか」と聞かれることがあります。
たとえば、パソコンやカメラを持っていると「仕事ですか?」といわれることが多いです。
「趣味ではそんなに高いものは買いませんよね。無駄だし」
「趣味でそんなに買い替えないですよね?」
というニュアンスもあるような気がします。
特に悪いというわけではないのですが、「いや、仕事です」というと、ホッとされるようなことが多いような。
一方で、仕事ではなく、それなりのお金を趣味にかけていると「信じられない」というような反応も多いのです。
トライアスロンはもちろん、マラソンも遠征やエントリー費用、道具などで、それなりにお金がかかるものです。
娘にも昔、「そんなに走ってお金もらえないの?」といわれたことがありました。
趣味や遊びにお金をかけるのは悪いもの、というイメージもある気がします。
その一方で、「仕事だからしかたない」という認識もやはりあるでしょう。
趣味や遊びは楽しいもの、仕事はつらいもの・強制的なもの・重要でないものという構図はあるような気がします。
「そんな高いもの、仕事でしかたなく買うからしょうがないよね」という。
私の場合、むしろ、仕事へのお金を削って、趣味に使っています。
仕事は
・人を雇わない、オフィスを借りない
・宣伝しない
・自分でできることを増やす
といったことで、お金を削れるものですから。
お金を使うのは仕事、お金を使わない=後回しなのは、趣味という区分けにしないほうがいいかと。
多趣味
「多趣味」という表現があり、よくおっしゃっていただくことがあります。
これはいい意味で言っていただいているのかなと。
ただし、別の属性の方々だと「多趣味、趣味ばっかりあって稼げてないやつ」というような扱いにもなるでしょう。
私は幸い、そういった方と接していないので、いい意味で捉えております。
趣味は確かに多いほうで、趣味をたくさんつくること、10個作ることをおすすめしているところです。
なぜかというと、どうしても仕事を優先してしまう、仕事はしかたないという概念があるからではあります。
私は「仕事が8時間」というのは、えこひいきしすぎではないかと考えています。
24時間から睡眠や食事を除くと、だいたい14時間ほど。
そのうちの8時間だと半分以上が仕事ということになります。
10時間、11時間、12時間となると、趣味の時間はよりなくなるものです。
意識して趣味をつくっておくくらいがちょうどよいのです。
そうすると、仕事を効率化し、短い時間で稼ぐ必要が出てきます。
だからいいのです。
そういうプレッシャーがなければ、効率化は進みません。
多趣味を目指しましょう。
趣味に時間とお金を使うというのは、なかなかのハードゲームですが、楽しめます。
仕事だけのハードゲームだとしんどくなりますから。
なぜかというと、お金を稼ぐことに重視してしまい、時間がなくなるからです。
稼いだお金を使う時間がない、というのも避けましょう。
趣味は仕事
「趣味は仕事」という言葉も見聞きします。
実質的に仕事だけということです。
もちろんそれでも楽しければいいですし、仕事はお金が入るものですので、効率がいいという考え方もあるでしょう。
趣味と仕事を明確に分けるものが売上だとすると、
・趣味は、売上がない、お金につながらないもの
・仕事は、売上がある、お金につながるもの
という区分けができます。
ただし、売上がなくても楽しいものというのはあるものです。
売上がないだけではなくて、売上が少ないものでも、楽しいことというのは率先してやっておいたほうがいいでしょう。
もちろんベストは、売上がたくさんあり楽しいことですが、なかなか難しいものです。
そこにこだわりすぎると、仕事だけになってしまいます。
ただ、趣味も仕事=売上につなげるというのはおすすめです。
独立後は、すべからく売上につなげましょう。
現状、私の趣味といえるもので、完全に売上になっていないものというのはなかなかないものです。
その遊びもなんだかんだつながっていますので、トライアスロンもセミナーをやっていますし、カメラセミナーも撮影もやっています。
あえていうと、ゲームは売上になっていませんが、ゲームに時間を使いましょうという大きな意味では、売上につながるものです。
動画 趣味のつくり方入門 – タイムコンサルティング オンラインショップ
一方で、趣味の評価は、人によって変わるもの。
「ゲームなんかして、仕事に一生懸命じゃない」という評価もあるでしょう。
どういう人と付き合うかによって、趣味の位置づけというのは変わるものです。
趣味を喜びあえるようにしましょう。
私はお客様が趣味に没頭されていると、うれしくなります。
趣味について、ChatGPTに聞くと、次のような答えでした。
・時間やお金を自分の意思で使っている
・目的は「楽しい」「おもしろい」「心地よい」
・結果が残らなくても満足できる
・他人に評価されなくても続けたい
・仕事や生活の義務と切り離されている
と。
ただ、こういったことは、私は今、仕事でやっています。
ブログを書くのも、時間やお金を自分の意思で使っており、誰からも強制されていません。
目的は楽しい、おもしろいから。
ブログを書くことで、いい結果が残らなくても、たんたんと続けます。
毎回の記事で申し込みがあるわけでもありませんから。
他人に評価されなくても続けます。
そして、ブログを毎度書くのは義務ではありません。
あらゆる仕事で義務はなくしましょう。
仕事も趣味もその境目がないようにするのがおすすめです。
独立後は仕事と趣味は融合していくもの。
むしろそうしたほうが時間とお金を自由に使えますし、楽しめます。
趣味をつくりましょう。
そして時間とお金をしっかりかけたいものです。
ここで大事なのは、時間やお金ができてからというのは、なかなか難しいので、先に趣味に時間を使い、仕事も時間とかをやりくりしていきましょう。
■編集後記
昨日は、鹿児島のホテルで早朝から仕事。
朝食をとって、支度、チェックアウト。
タクシーで鹿児島中央駅、さらに宮崎へ特急で移動。
2時間半ほどかかります。
宮崎駅に着いてからカーシェアで、車に乗って、動物園。
暑さの中、終日撮影して、夕方実家に着きました。
■1日1新→Kindle『1日1新』
鹿児島中央駅から宮崎駅
特急きりしま グリーン車
宮崎駅タイムズカーシェア
■娘(8歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
実家に着いてから娘とLINEでビデオ電話。
ブログを書きつつ、眠くなっていたので、おもしろいことを話してと。
おもしろい顔(LINEのフィルター)をしてくれ、目が冷めました。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
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ひとり税理士の自宅仕事術
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ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
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【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方