新刊『独立後の趣味のつくり方』| 有料の仕事・無料の仕事・趣味の違い

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Kindleの新刊『独立後の趣味のつくり方』を出しました。
それにちなんで、仕事と趣味の違いをまとめてみます。

※荒川にて趣味のトライアスロンの練習 by Sony α7S +70-200mmF2.8

『独立後の趣味のつくり方』

Kindleの新刊は、『独立後の趣味のつくり方

第1章 独立後に趣味があるメリット
第2章 私の趣味
第3章 独立後の趣味のつくり方

という構成。

「独立後は自由度が上がりますので、趣味も楽しめます」という本です。
「趣味なんて仕事に関係ない」と思われるかもしれませんが、仕事だけが人生ではありませんし、趣味も仕事も楽しむということも不可能ではありません。
私は趣味も仕事も楽しんでおり、没頭しています。
人生全体、細分化すれば1日24時間を趣味と仕事と生活時間で分けなければいけないのです。

ただ、どうしても仕事優先になってしまうのはしかたのないこと。
趣味だけをやっていたら独立後は食べていけません。
独立前のように、仕事の時間がきっちり決まっていればいいのですが(残業がやまほどあるとしても)、独立後はそうではなく、ずっと仕事をしていたい衝動にかられます。
仕事をすればするだけ理屈上は売上=お金が増えるわけですので。
そのかわり趣味の時間はなくなります。

じゃあ、仕事=趣味でいいかどうか。
それでいい、いっぺんの曇りもなく「仕事だけでいい」なら問題ありません。
もしそうではないなら、趣味をつくって楽しみましょうという趣旨の本です。

事例として本書には私の趣味を挙げています。

今の趣味

本書に挙げた趣味はこの26。
TV
音響
PS5
Switch
Xbox Series X
スパロボ
ファイナルファンタジー
動画配信
マーベル
ガンダムシリーズ
ジブリ
エヴァンゲリオン
音楽
映画
ガンプラ
海外サッカー
漫画
ジョジョ
進撃の巨人
キングダム

公園めぐり
外食
料理
トライアスロン
旅行

細分化しているものもありますので、実質は、
・ゲーム
・アニメ
・漫画
・音楽
・映画
・料理
・トライアスロン
・旅行
の8種類ともいえます。

娘、家族という趣味もありますが。

今は、これらに加えて、ピアノに興味があり、練習しています。
ギターもありますけど。

そして、
・ブログ
・メルマガ
・税理士業
・セミナー開催
・個別コンサルティング
・YouTube
・出版
などといった売上の柱、そして、
・税金
・経理
・IT
・プログラミング
・写真
・Excel
といった専門分野は仕事ではあるのですが、趣味でもあります。
仕事が趣味
ではなく、
仕事も趣味
です。

この仕事と趣味の違いについて、まとめてみました。

 

 

有料の仕事・無料の仕事・趣味の違い

仕事と趣味を分けるものは何か。
その1つは、お金が増えるかどうかでしょう。
仕事をすればお金が増えます。
一方、趣味を楽しんでもお金は増えません、減っていく一方です。
どちらもお金を使うものですが、増えるのは「仕事」。
だからこそ優先するのはしかたのないことではあります。

ただ、仕事には、有料のものと無料のものがあり、「仕事=お金が増える」とは定義できません。
無料の仕事は仕事につながるものではありますが。

時間はどうか。
仕事でも趣味でも時間は使います。

これらを踏まえて、整理するとこうなります。
有料の仕事だけは「お金が増える」のです。

時間 お金
有料の仕事 減る 減る・増える
無料の仕事 減る 減る
趣味 減る 減る

ただ、無料の仕事は、有料の仕事につながる可能性があります。
たとえば、ブログやメルマガ、YouTubeもそうです。
(ブログ・YouTubeはそれ自体で売上の柱になりえますが)

無料の仕事も「お金が増える」といえるでしょう。
むしろ、有料の仕事だけでお金を増やす、食べていくほうが難しいものです。
私は、無料の仕事なしに食べていくことを考えられません。

じゃあ、趣味はどうか。
・趣味について書いたことで有料の仕事につながる
・趣味をともに楽しむ友人から有料の仕事の依頼を受ける
・趣味がきっかけで知り合って有料の仕事につながる
そして、
・趣味に値付けして有料の仕事になる
ということは幾度となくありました。

ExcelもITもブログも写真も、もともとは趣味ですから。
書くこと話すことも趣味と言えます。

こう考えると、仕事(無料)も趣味も「お金が増える」可能性があるのです。

時間 お金
有料の仕事 減る 減る・増える
無料の仕事 減る 減る・増える
趣味 減る 減る・増える

さらに、それぞれ時間が増えます。
・有料の仕事をやれば、その分無料の仕事や趣味にあてる時間が増える
・無料の仕事は有料の仕事につながる可能性があり、時間の自由度が上がる
・趣味に没頭することで、有料・無料の仕事の効率化を考え、時間が増える、有料の仕事につながる可能性がある
という考えです。

時間 お金
有料の仕事 減る・増える 減る・増える
無料の仕事 減る・増える 減る・増える
趣味 減る・増える 減る・増える

そして、有料の仕事、無料の仕事、趣味の区分けは曖昧なもの。
・仕事は嫌なもの・我慢するもの
・趣味は楽しいもの・喜んでやるもの
という区分けでもありません。

そういう人生は好みませんし、今は、どちらも「楽しいもの・喜んでやるもの」です。

この3日間の配分を、ざっくりまとめてみました。
有料の仕事は、赤、無料の仕事が薄い赤、白が趣味やプライベートです。
薄い赤の部分でもブログ、YouTube、Kindleなどで、お金は増えていますが、ざっくりと区分しました。

この濃い赤の部分、直接的な有料の仕事が増えすぎると自由度がなくなります。
かといってお金が増えるわけでもありません。

無料の仕事は、今のお金にはつながりませんが、未来のお金につながる可能性があります。

一方、仕事にも趣味の要素はあるものです。
嫌々お金のためにやっていませんので。
自分が楽しめることを選び、それが有料のこともあれば、無料のこともあるというだけです。
趣味であっても無料の仕事であっても、有料の仕事のことは考えていますし、有料の仕事のときも趣味のことは考えています。
有料の仕事が嫌で、趣味に逃げるという感覚はありません。

独立後は、自由なのですから、仕事・趣味、オンとオフを明確に分けずに、楽しめることを好きなようにやりましょう。
「お金に直接つなげないほうがいい」という感覚を身につけると、無料の仕事も趣味も楽しみやすくなります。
もし、有料の仕事だけで埋めなければいけないなら、
・値付けに問題がある、違いをつくれていない
・必要以上に稼いでいる
・固定費が大きすぎて必要売上が多すぎる
などといった可能性はあります。

楽しめることをやり、その結果、有料の仕事だけになるのならそれはそれでいいかと。

ただ、
・有料の仕事以外で気になること・やりたいことがあり、もやもやしている
・意図せず、有料の仕事だけで時間が埋まる
・「趣味がない」状態を脱却したい、趣味をつくりたい
なら、時間とお金、有料の仕事・無料の仕事・趣味のバランスを考え直してみましょう。

独立後は、「定年まで仕事、その後は趣味」というのが難しいものですし、人生に2周目があり、「1周目を仕事、2周目を趣味にする」ということはできませんので。

仕事と趣味を明確に分けるのは、経費だけで十分です。

そういった想いで書きました。
独立後の趣味のつくり方
このあたりとも関連性はあります。
ひとりしごとの時間術
ひとりしごとのお金の使い方


■編集後記
昨日は、自分の数字のチェック、毎月のタスクを。
夕方には、お客様からパソコンの相談を受け、おすすめしました。

1日1新Kindle『1日1新』Instagram『1日1新』
とあるところ
すみっコぐらし シールとしかけ

■娘(4歳8ヶ月)日記→Kindle『娘日記』
友人のワンちゃんと遊びました。
ボールとともに走り回ってリード。
プレゼント(ボール、マカロン、お菓子)も喜んでもらえたようです。
楽しすぎて別れ際には、シクシク泣いていました。

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