ITに強くなるための心構え

ITに強くなる、得意になるために心構え。
どのあたりに気をつければいいか、挙げてみました。


※ディズニーランドの合間にブログを書いているところ by Sony α7SⅢ+24mmF1.4

ITは強敵

ITに強くなるといっても、かんたんなことではありません。
IT以外、従来の紙、手書き、電話などといったものとはまた違うもの。
そうそうかんたんに強くなりません。

ITは、それなりに強敵だと認識しましょう。
私も簡単に使えるようになったわけではありませんし、今でも、なんじゃこれ?ということはあります。

昨日も、セミナー(ブログ道場)の動画を編集して書き出していると、一向に進みません。
書き出しの設定を変えたり、違う方法でやったりしてもダメ。
それを移動しつつカフェでやっていたのですが、書き出すだけなので、ネット回線は関係ありません。
ソフトの再起動か、Macの再起動か、いろいろ考えつつ、出した答えは、「ま、いっか」。

後回しにしました。
で、自宅で夜ふと気づくと、なぜか、Macの画面を収録しています。
そういえば、ショートカットキーをNotionで使ったとき、画面収録が立ち上がった気が。
(ショートカットキーが似ているのです)
その収録をしていたので、書き出しがうまくいきませんでした。
SSDの容量を使っていたので。

こんな感じで、日々あるわけです。
ITは今でも強敵です。
不思議なことはありえます。

そういうもんだと思っておきましょう。

世の中の、「かんたん」「誰でも」に振り回されないようにしましょう。
ああいったものは、売るための嘘ですから。
私がITを使ってきた中、かんたんだとは思いません。

わからないこと、できないことがあって当然なのです。
強敵なのですから。
いちいち落ち込まないようにしましょう。

ご自身の専門分野でも同様ではないでしょうか。
かんたんではないはずです。
ITも難しいもの、強敵と認識し、しっかり取り組みましょう。

ITのすべてをマスターしなくていい

ITのすべてをマスターする必要はありません。
自分が必要なだけ使えればいいのです。

ITの情報はやまほどあります。
ただ、それらがすべて必要か。

私もすべてができるわけでもなく、知っているわけではありません。
じゃあ、ITに強くない、得意じゃないかというとそうでもないでしょう。

多くのプロは、網羅の罠に陥っています。
自分がプロであるという誇示をするためについつい、勉強しすぎて、すべてをマスターしようとすることです。
ライターの方もその傾向があり、「すべて」「大辞典」を目指してしまいます。
私が「こねくり回し系」と呼んでいる、基礎をすっとばして小難しいことを語っているものには気をつけましょう。

じゃあ、それを実際に使うかというと、そうでもありません。
ご自身の専門分野で、本やセミナーを受けたらわかるでしょう。
「いや、こんなん使わんよ」と。

ITもそうです。

できないこと、知らないことがあって当然。
気にしないようにしましょう。
ましてや、できないから、知らないからバカにする、怒る方とは距離を置くべきです。
私は、たまたま自分が知っていることだけで人を評価する人とは付き合いません。
できないこと、しらないこと、やまほどありますから。
ITでも。

Excelでも知らない機能はともかく使わない機能はあります。
プログラミングも「こんなん使わんよ」というものはたくさん。
Mac、Gmail、iPhoneでもすべてができる、知っているわけではありません。
「ITに強くない」ということかもしれませんけどね。

それぞれのITがレベル10まであるとすると、必要なのは、3くらいです。

Notionも3くらいですね。
10もいらんて。
動画 EvernoteユーザーのためのNotion入門セミナー – タイムコンサルティング オンラインショップ

レベル3でセミナーやっているのかを思われるかもしれませんが、自分がやっていないもの、使えないものを提供してもしかたありません。
(自分の知識・スキルを整理して伝えるスキルはレベル10を目指しております)

「やりたくない」をなくすためにITを使う

ITに強くなるには、ITで何をしたいかが大事です。
・速くしたい
・楽にしたい
・ミスがないようにしたい
などといった目的がありえます。

人よりもIT(AI)が得意なのは、
・スピード
・疲れ知らず
・精度
です。

一方で、何をやりたくないかも考えてみましょう。
「やりたくない」は強いエネルギーがあるもの。
そのやりたくないことをやらないためにITを身につけたいものです。

私は、次のようなことをやりたくないのでITを使っています。
・無駄に時間をかける
・同じことを何度もする
・仕事だけになって遊べない
・時間がなくなってあわててミスをしてお客様に迷惑をかける
・重い紙、本を持ち歩く
・紙の書類でブタカバンになる
・紙をなくす、汚す、やぶる
・急いで手書きして読めない
・ペンや紙がないからメモができない
・ITを使わないことでお客様に迷惑をかける(連絡、決済、共有など)
・メールをすばやく返信できない
・データのやりとりが増える
・ペチペチクリックして1日が終わる
・自宅に戻らないとその仕事ができない
・パソコンを買い替えて、データを移すのに手間がかかる。それが嫌でパソコンを買い替えられない
・電話を使う
・郵送の手間がかかる
・使いにくい会計ソフトや税務ソフトを使わざるを得ない
・1日外出していて連絡がとれない
・自分がチェックしてミスを見落とす
・電卓を叩いてミスをする、何度も電卓を叩く
・延々とコピー、シュレッダー
・コピー機が詰まって手間
・1日中スキャン
・プリントアウトの手間、インク切れ
・繰り返す仕事で毎回手作業
・ひたすらテンキー
・旅行先で同じように仕事ができない
・作業に時間がかかって考える仕事ができない
・自分が動かないと売上にならない
・飛び込み、テレアポをせざるを得ない
・仕事を得るためにミスマッチな紹介を甘んじて受けざるを得ない
・値下げしか武器がない
・思いついたことを忘れたくない
・合わない方から仕事の依頼を受けたくない

 

こういったことをITで解決しているわけです。
効率化だけではなく、営業にもITは使えます。

このブログもIT活用です。
多くの方と出会うことができていますし、仕事の依頼もいただいております。
まったくお目にかかったことがない方から、仕事のご依頼をいただけるなんて……。
しかも合う方から、きちんとお支払いいただいているわけです。
そして、ブログを毎日書くと、ITに強くならざるを得ません。
だからいいのです。

12/31 毎日更新ブログ入門セミナー
※2024年から77,000円となります。

また、 こういったこともITがあるからできるのです。

 

毎回同じことをするのが嫌だと感じましょう。
「仕事だからしかたがない」はNGです。
残り少ない人生、しかたないことはありません。

また、パソコンを使っていても「毎回同じこと」には気をつけましょう。
手直し、コピペを繰り返すのもやりたくないことにしたいものです。
PDFを見ながらExcelに入力するということも。

お客様、友人、家族に迷惑をかけないため、コミュニケーション系からはじめるのもおすすめです。
メール、チャット、Zoomなど。
書くコミュニケーションなら、すばやく返信するためにタイピング、ショートカットキーが欠かせません。
チャットならなおさら。
ここで電話に逃げないようにしましょう(電話はITではありません)。
タイピング、ショートカットキーはITスキルを底上げできますし。

話すコミュニケーションでもZoomなら、ネット回線、画面共有、カメラ、マイク等の勉強になります。

「やりたくない」はITで解決できると認識し、日々勉強していきましょう。
遠回りこそ近道です。

仕事を1つ減らしてでもITは勉強しておく価値はあります。

 

 

 



■編集後記
昨日は、朝税理士業、その後、蜷川実花展へ。
虎ノ門ヒルズのステーションタワーというところでした。
結構な込み具合で、中でも行列……。
それだけ人気なんでしょね。
すばらしい展示でした。
動画、写真をたしなんでいる身としては、まだまだ勝てんなと。
もう1回行きたいのですが、ゆっくり見たい……。

その後、銀座→中野とカメラ関係の仕事で。
師走ですわ……。
銀座で試した300mmはいらんかなーと。
70-200mmF2.8のクロップでいいかと。

中野のフジヤカメラは、買取でクーポンをもらえるのですが、期限が短く……。
15,000円あったので、Leicaのレンズを買いました。
古いのですが、おもしろそうだったので。

1日1新Kindle『1日1新』
虎ノ門ヒルズ Tokyo Node
Leica ヘクトール135mmF4.5
Sony300mmF2.8

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
「ゲームがたくさんたまっててさー」と相談すると、「新しいのを買わなきゃいい」と。
「いや、今あるゲームがたくさんあるんだよ」と言うと、「捨てたら?売ったら?」と。
「いや、ダウンロードしてると売れないんだよ」とゆるく相談しています。
カメラとレンズは、「1つ買ったら1つ売る」と以前から言われており……。
1つ買って3つ売ることもありますが、じわじわ増えていきます、なぜか。