M1チップMacBook Air メモリ8GBと16GBの比較

パソコンのメモリは8 GB がいいか16 GB がいいかそれとももっと多い方がいいか。
同じパソコンで実験する機会がありましたので記事にしてみました。

※メモリ8GBのMacBook Airと16GBのMacBook Air by Panasonic G100

 

パソコンにおけるメモリの役割

パソコンには CPU、メモリ、SSD といった要素があります。
CPU、メモリは、処理速度に関係するもので、SSD はデータを保存する場所です。
メモリが多ければ、複数のアプリを立ち上げても快適に処理でき、アプリの起動も速いというメリットがあります。

メモリは現在8GB、16GBといったものがあり、数字が大きくなれば性能が高いということです。
(厳密にはメモリにも種類があり、性能の差があり、同じ8GBでも違うものがありますが)。

最近のパソコンのメモリは、通常8GBで、それを16GBに増やすこともできます。
その8GBと16GBで、どのくらいか違うか、実験してみました。

実験したのは2020年秋発売の M1チップ搭載 MacBook Air です。

 

メモリ8GBと16GBのMacBook Airを比較

昔のノートパソコンは買った後にメモリを増やすということができましたが、今はほぼできません。
買うときにメモリを増やす、つまりカスタマイズしておかないと、あとから増やすことができないのです。

MacBook Air の場合、メモリを8GBから16GBに増やすと、税込みで+22000円かかります。


+22000円で性能が高くなれば安いものかもしれませんが、決して小さな金額ではありません。
注文時に悩むことが多いのも事実です。

じゃあ8GB、16GB どっちがいいのか。
Apple のサイトの説明にはこうあります。
多いほど、パフォーマンスは向上しますよとは、書いてはあるわけです。

今回、このMacBook Air で同じようにソフトをセッティングし、メモリ8GBと16GBで比較してみました。
一方の MacBook Air のデータやアプリをもう一方にコピーしています。
CPU、SSD などは、すべて同じです。

実際の使用感

8GBも16GBも一定期間使ってみましたが、「16GBのほうが速い!」という感じはしません。
発売日に8GBの MacBook Air を買って使ってみて、「16GBにすればよかったな」と思ったこともありませんでした。

この最近は、メモリをカスタマイズしていません。
後述するように重い処理をするなら、CPU性能が高い他のパソコンのほうがいいからです。
メモリによる性能アップをそれほど期待していません。

私の場合 MacBook Air で写真の取り込み、編集は常日頃やっています。
Google Chrome でもサイトを結構開きますし、Excel、Word、パワポなどを併用ことがほとんどです。

動画編集用のパソコンがあるので、その機会は少ないのですが 、短めの動画で編集するポイントが少ないなら、MacBook Air で動画編集することもあります。

8GBでも、その際に固まったりすることはありません。

MacBook Air 2020年春モデルでは、こういうことをやると、レインボー(処理に時間がかかるときに出る虹色の円)が表示され、処理が重くなることがありました。

M1チップ搭載MacBook Air は 、新しいチップと(CPU や GPU などが搭載)だけでなく、メモリも改善され、Apple ではユニファイドメモリと呼ぶ、効率のいいメモリが使われています。

このユニファイドメモリの影響もあるでしょうし 、M1チップの影響もあるからか、メモリ8GBでも非常に快適です。
GPU(グラフィックスの性能)がいいのも、快適な理由かなと思っています。

パソコンの起動

パソコンの起動がメモリによって速くなるかどうか。
メモリ8GBのほうは、起動に36秒かかり、16GBは21秒でした 。


(動画も撮りましたが今週の YouTube で アップする予定です。)

それなりに差があります。
私の場合は起動させるということはほとんどないのであまり恩恵がありませんが。

「パソコンを立ち上げるのがめんどくさい」をなくすには

単独アプリの起動

たとえば起動にちょっと時間がかかる Adobe の Photoshop を立ち上げてみると、 16GBのほうが数秒速いです。

ちょっと重め(14MB)のExcelファイルを開いても、8GBより16GBのほうが数秒速く開きます。

 

動画の書き出し

動画の書き出しスピードは、CPUの性能によります。
そのため動画編集用のパソコンは CPU に投資しました。

1時間の動画(1GB)を書き出してみると、メモリ8GB 、メモリ16GBもほぼ同じ9分ほどでした。

CPUは同じで、メモリだけが違うので、メモリは動画の書き出しには影響しないということです。
(少なくとも、M1 MacBook Airに関しては)

なお自作のデスクトップパソコンで同じことをやると5分ほどでした 。
パソコン自作入門。はじめてやるときの注意点。

 

複数のアプリの起動

それぞれ起動して、GoogleChromeを立ち上げると、こんな感じでした。
他には常駐アプリが立ち上がっています。
メモリ8GB、16GBも余裕はある状態です。

同じアプリを立ち上げていても、8GBと16GBで、メモリの使い方が違うものです。
パソコンのメモリがどのぐらいあるかによって、各アプリが「余裕があるからこれぐらい使っとこ」みたいな感じではあります。

最近 Google Chrome が以前ほど無茶なメモリの使い方をしないような気がします。
M 1チップ対応の Google Chrome だからかわかりませんが。

そして、複数のアプリをそれぞれで立ち上げ、Google Chrome も30個のタブでサイトを開いてみました。
処理が重いAdobeのソフトを中心に。

通常はこんな使い方はしません。

この状態でメモリの使い方を見てみるとこんな感じです。
8GBは、メモリ使用状況が赤くなることがあり、8GBのうち7GBを使っています。

この状態で複数枚の写真を処理して、ブログを書こうとすると、ちょっと重いなという状況で、レインボーも出ました。
16GBのほうは、メモリ使用状況にもまだ余力があり、16GBのうち、4GBほど残っています。

まだまだ余裕であり全力を出し切ってないという感じです。
この状態で今ブログを書いています。
写真の編集、取り込みも問題ありませんし、ブログを書いていてもストレスはありませんし、レインボーも出ません。

16GBのほうが、余力がありすぎるほどです。
ただ、この余力が必要かどうか。

この実験のときに立ち上げたようなアプリをすべて立ち上げて仕事をすることがあるかどうかということです。

これらを踏まえて、メモリの考え方についてまとめてみました。

 

メモリの考え方

M1チップ搭載 MacBook Air に関して、メモリは8GB で十分ではないかなと思います。

動画編集しながら写真アプリを開いて……というようなことをしないのであれば。
他のパソコンでは、メモリによってもっと差がある可能性はあります。
ただ、私は過去にもこの実験をしたことがあります。
そのときもそれほど16GBが無条件で速い!というようなイメージはありませんでした。
だからこそ CPU を重視する主義です。

この動画の答えはCPUなんですけど。
パソコン選びで 気をつけたい たった1つのこと – YouTube

ただ、メモリを後から変えられないということもありますので、安心して使うためにも16GBを選んでおくというのも手でしょう。
SSDが少ないときは外付けのハードディスクや 外付けSSD で代用が利きますが、メモリは解決しようがありませんので。
これは CPU にもいえることです。

メモリが多いほうが、パソコン自体の消耗時に、それを補うようなことがあるかどうかは何ともいえません。
ただどっちみちパソコンを消耗するので、長くても2年使ったら買い替えたほうがいいでしょう。
私は毎年買い替えています。
メモリ増加の2万円を次のパソコンの購入にあてるという考え方もできるでしょう。

今回は、メモリの8GBと16GBを同じパソコンで比較してみました。
参考にしていただければ。

メモリを増やすと値段も高くなりますが、納期も遅れるのが常です。
(発売当時だと、2週間ほど遅くなりました。いまもそうです。)
その理由から、メモリを8GB(初期)のままにしておくという考え方もあるでしょう。

また、通常、家電量販店では8GBモデルだけが売っていることも見逃せません。
家電量販店はポイントがつくので、カスタマイズせずに買えば、より安く買えるという利点もあります。

M1チップの MacBook Air は本当にオススメです。
新Apple M1チップのMacBook Airは、本当に速い。2020年モデルとの比較。

2020年11月発売 M1チップ搭載MacBook Airを2020年3月発売MacBook Airと比較! – YouTube



■編集後記
ここ数日のプロジェクトが昨日一区切り。
まだまだありますが、一安心です。
今日から気分一新、いろいろ手がけていきます。

「1日1新」
資生堂パーラー ケーキ

■娘(3歳9ヶ月)日記

昨日はケーキを買いました。
一区切りのお祝いで。
保育園に迎えに行き、「お土産があるよ。け がつくもの」というと、「けむし!」と……。
夜、半分食べて、半分は次の日にしました。
「こうすれば、明日もその次もずっとケーキがあるね」と。
次の日までには食べなきゃですけどね。