経費にするのは注文した日?届いた日?カード引き落としの日?

モノを買ったときにどのタイミングで経費にするかについてまとめてみました。

 

経費にするタイミングで税金が変わる

経費のタイミングが変わると、7月の経費が8月になったり、6月になったりします。
たとえば8月の経費を、7月の経費にしてしまうと、7月と8月の利益が正しくなくなるわけです。

ただし金額にもよります。
それほど金額が大きくなければ問題はないでしょう。

また、利益が変わりますので、税金も変わります。
もし7月が決算であれば、7月までの1年間の利益から計算する税金が増えたり減ったりしてしまうわけです。

税金が増えるぶんには税務署としては問題ありません(まったくないわけではありませんが)。
税金が減るとなると税務署としては問題です。

どっちみち払うんだからいいんじゃないかという考え方もありますが、そうではありません。
払う税金が1年先延ばしになるからです。

たとえば、7月決算の会社で、経費10万円が、
2020年8月の経費→2020年7月の経費となったら、その経費に対する税金が3万円減ることになります。

税務署としては、2020年9月(決算の2ヶ月以内に納税)に受け取れる税金が、2021年9月と1年も先延ばしになるので、由々しき問題です。

こういった場合、その経費を却下することで3万円+延滞税や罰金がかかります。
(却下するのは、実際に書類を見に来る税務調査の場です)

ただこの場合も金額によるのですが。

どちらにせよ経費にするタイミングというものは、自分で決めておいたほうがいいでしょう。

経費にするのは、注文した日?届いた日?

経費にするのはいつなのか。
サービスであれば、そのサービスを受けた日がわかりやすいのですが、モノを買った場合は、すぐに届くわけではなく、経費のタイミングが難しいものです。

考え方としては、
・注文した日
・発送された日
・届いた日
・カード代金が引き落とされた日
があります。

注文した日で経費

注文した日で経費にしていると、すぐに届く場合はさほど問題はありませんが、しばらく届かない場合や予約の場合は問題となります。
たとえば今日注文して経費にしたとして、届くのが1ヶ月後だったらということもあるわけです。
注文した日というのはなしでしょう。

これがありなら、決算間近になんでも注文だけすればいいことになります。

発送された日で経費

発送された日はどうか。
先方から発送されたわけですから、届くのは、ほぼ確定しています。
そのタイミングで経費にするという考え方もあるでしょう。

しかしながら、発送された日と届く日の月が違う場合は好ましくはありません。
経費が確定するのは、届いた日と考えるのが、妥当でしょう。

発送された日と考えてしまうと、月をまたぐこともあります。
海外から発送される場合は時間がかかりますし、国内でも時間がかかることがあるでしょう。

「発送された日は、経費のタイミングとしては妥当ではない」といいたいところですが、ネットショッピング、たとえば Amazonのデータを連動していると、この発送された日で記録されてしまうのです。
それを届いた日に修正するというのはなかなか現実的ではないでしょう。

そう考えると発送された日で経費にするというのもアリといえばアリです。
ただし、月末や事業年度末(個人事業主・フリーランスの場合は12月末)、そして金額が大きいものの場合は気をつけましょう 。

金額が大きいといっても30万を超えるものであればいっぺんに経費とすることはできませんのでさほど影響がないのですが。

PCを買ったときの経理を間違えるとどうなるか。30万円未満なら経費「消耗品費」、30万円以上なら「工具器具備品」

届いた日で経費

届いた日で経費にするというのが、最も妥当です。
もともと、モノは、その仕事に使った日に経費にするというルールがありますので、それに沿って考えると届いて使い始めた日が経費にするのに最も妥当なタイミングといえます。

届いたその日に使わなくても、同じ月であれば問題はありません。
パソコンを買って封を開けずにそのまま決算を越えてしまった……というのは避けたいものですが。
ただそうはいってもその買ったものを使ったかどうかというのは何とも証明しようがないものです。

現に、私の場合、6月17日に IKEA で発注したモノが7月8日に届きました。
うちの会社は6月決算なので決算をまたぐわけですが、経費にするのは間違いなく7月8日です。
この場合は発送された日も7月になりますし。

発送された日がわからないというケースもあり今回の場合もそうでした。
Amazon の場合だと発送された日というのはわかるのですが。

届いた日というのは間違いなくどんなケースでもわかります。
そのことからも、届いた日で経費にするというのがやはり妥当といえるでしょう。

カード代金が引き落とされた木に経費

その注文したモノの支払いをカードでやっていた場合、そのカード代金が引き落とされた日に経費にするという考え方もあるかもしれませんが、これは妥当ではありません。

経理の基本は、「どんな支払方をしても利益が変わらない」ということ。
前払いしようが後払いしようが、分割払いしようが、当日払いしようが、経費の金額は変わらず利益も変わりません。
たとえば7月10日に届くモノの代金を6月30日に払ったとしても、7月31日に払ったとしても経費にするのは7月10日です。

カード明細で経費にすると、1ヶ月ほど経費にするのが遅れるというデメリットがあります。
とはいえ税務署的には問題はありません(問題ないこともないのですが)。
経費が先延ばしになる分には税金が増えるということになりますので。

自分が困ることにはなります。
ただ、これも金額の大小によりますが。

ギリギリに注文しないことも大事

届いた日で経費にするとして、大事なことがあります。
それは届く日が月をまたいだり決算をまたいだりするときは、注文のタイミングを考えるということです。

どうしてもすぐに必要なものだったらしかたがありませんが、紛らわしくなるんだったら行動から変えるのが、経理をかんたんにする秘訣です。

私の場合、すぐに欲しかったので、決算がまたぐように頼んでしまいましたけど。
これは、経理が多少複雑になっても、一応対処できるからでもあります。

経理をかんたんにするために行動を複雑にしないというのは、他にもいえることです。
複雑な取引条件にするとそれだけ経理が難しくなります。
自分で経理をするメリットの1つは、この行動をコントロールできることです。
そうしないと、自分が経理をするときに困るわけですから。

経費のタイミングについて、改めて確認してみていただければ幸いです。

 

 



■編集後記
カメラとレンズは、防湿庫に入れています。
カビがはえると嫌なので。
悩みどころなのが、動画用に使っているカメラとレンズ。
三脚にずっとつけっぱなしのほうが楽なのですが、やはりカビ対策のため、めんどくさくても防湿庫に入れるようにしています。

その防湿庫もいっぱいで……。
もうちょっと大きめのものを買えばよかったとも思いますが、レンズが増えない歯止めにもなっているので、まあ、いいかと。
今使っているのはこれです。

東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫 24L レッド&ホワイト ED-25CAM(RW)

「1日1新」

3歳クラス保育参観
とあるオンラインセミナー受講

■娘(3歳3ヶ月)日記
昨日は保育参観。
室内での遊びを見学しました。
結構高いところからジャンプをしていてびっくりです。
下にはマットがありますが。
どうりで、家の中で飛び跳ねるわけで……。

ママに園児が寄っていくと、「こないで」「私のママ」と、怒っていましたが、
パパの場合は平気なようで。
さすがに最後の方は、パパも気になったのか、手をつないできましたけど。

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自宅でブログという仕事をやる意味 – YouTube