隣の起業はかっこよく見える。起業の前に気が済むまで動いてみよう

独立、起業をした人を見ると、「あ〜いいなぁ」と思うかもしれません。
ただ、誰でもかれでも起業が向いているとは限らないでしょう。
隣の芝生のごとく、起業はよく見えるのです。
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起業はステップアップではない

独立、起業するとこんなメリットがあります。
・決まった時間に通勤しなくていい
・人を雇うか雇わないかを選べる
・意思決定が自分だけでできる
・お金の使い道を決められる
・仕事、お客様を選べる
・いつ仕事をしてもいい
・どこで仕事をしてもいい
・めんどくさい上司がいない
・服装自由
・平日昼間でも自由にできる
・仕事の環境を好きに整えられる
・仕事に必要な本、PC、IT機器など自由に買える
・気をつかわずに休みを取れる
・会議がない
・自分で責任を持てる
・スキルが上がる

すべてが実現するわけではありませんが、メリットは多いです。

反面、デメリットもあります。
・体調が悪くても替わりがいない
・いつでもどこでも仕事に追われる
・仕事をしたからお金が入るわけではない
・嫌なお客様とも仕事をしなければいけない
・福利厚生がない
・相談する相手がいない
・責任を取らなければいけない
・有給休暇、夏期休暇、年末年始休暇なし
・お金の使い方を決めなければいけない
・文房具、紙などちょっとしたものでも自分負担
・人を雇って、人の問題に悩まされる
・完全オフがない

必ずしも、起業がステップアップとなるわけではありません。
会社員時代と比べると、収入も自由な時間も減る一方で、「自分でやっているからやりがいがある」という言葉を糧にするしかない状態もありうるのです。

一見、青く、よく見える起業も、ひょっとすると「立入禁止」の札がたっているかもしれません。。
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起業が気になるなら気が済むまで動く

ただ、起業が気になるなら、気が済むまで動けばいいと思うのです。
会社を辞めずに。

・会社内で、やりたい仕事ができるように努力する(スキルをアピール、直訴など)
・効率化、改善などやれることは徹底してやる(ただし、こっそりと)
・本を読む
・勉強する
・セミナーに参加する
・会社外の人と会う
・ブログを書いてみる
・セミナーを開いてみる
・給料以外の収入を得る
など、いろいろやりようはあるでしょう。

起業後の世界を体験する、青く見える芝生を垣間見ると、気が済むかもしれません。

起業している友人を作り、現実を知るのも大事です。
ただし、本当のこと(実は大変なこともある)を語ってくれるかどうかに気をつけましょう。
うわべだけでは、やはり自由で気楽と思うことが多いからです。

 

 

選択肢として転職も考えてみる

さらに「動く」の中には転職活動もあります。

起業ほどリスクはなく、よりよい場を探すための転職は意識しておくべきでしょう。
仕事内容、人間関係、給料、時間、など、会社を変えないと解決しないことは多いです。嫌な人がある日突然いい人になることはありません。

今の仕事に時間を費やしてもいいか、人生のうちの多くを今の会社に費やしてもいいかは常に考えておくべきことではないでしょうか。
そう考えつつ、転職を繰り返した結果(4回)、「どこにいっても同じだなぁ・・・」と気づいたのです。
組織に合わないという欠点に気づけたのは大きな収穫でした。
(うすうす自覚はあり、リスクヘッジとして資格をとっておいたというのが現実です)

「その会社」が合わないのか、「会社員」が合わないのかを判定するためにも、転職はおすすめです。
いい居場所が見つかれば、リスクある起業なんてしなくてもすみます。
(ただし、税理士は独立をすすめています。いい居場所が少ないこと、独立してこそ力を発揮できること、組織でやるメリットが少ないことが理由です)

独立・起業した今は、楽しいですけど、「楽」ではないですよ(^_^;)





【編集後記】
昨日は、朝から夕方まで書籍執筆。
夕方からランチームの仲間とラン。
いい練習になりました。
13km走ったからか、ひさびさに78kgを切る体重。もうちょっと減らします(^_^;)

[10/17までに200kmチャレンジ]
昨日 13km 累計32km

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

永田町までラン
グリルで鶏モモ肉を焼いてみた
iPhone 6 Plusを持ってラン
ツムツムで100万点突破