仕事のペースコントロールの秘訣

仕事のペースをどうコントロールするか。
マラソン、トライアスロンでもやっているこのペースコントロールの秘訣をまとめてみました。

※ランニングをセルフタイマーで by Sony α7SⅢ+24mmF1.4

仕事のペースを上げすぎない

ペースコントロールでまず大事なのは、そのペースを上げすぎないこと。
調子がいいからとペースを上げると、その反動は来ます。
気をつけたいのは、「調子がいいと思い込む」こと。
実際はそうではなく、そういう気がしてペースを上げると体に負担はかかるものです。

マラソンやトライアスロンでは、ペースを上げすぎないようにしています。
調子に乗るとろくなことはないので。

周りの選手につられてペースを上げることも絶対にやってはいけないことです。
人は人。
それぞれのペースがありますから。
仮に勝敗を気にするなら、スタートで抜かれてもゴールまでに抜き返せばいいのです。
スタートで飛ばしすぎて、失速する人が8割の世界。
自分のペースを守りましょう。

そして、マラソンやトライアスロンでは制限時間に間に合わないからとペースを上げざるを得ないこともあります。
これも避けたいもの。
しかたのないことではありますが、そうなったこと自体を見直しましょう。
練習不足、当日のペースコントロールミスということを見直したいものです。

仕事でも
・調子がいい
・周りの選手(人)につられる
・ペースを上げざるを得ない
といったことで、ペースを上げないようにしましょう。

仕事で調子がよく、思ったより進んだとしても、ペースを上げてはいけません。
仕事量を増やすと、ろくなことはありませんから。
「思ったより進んだ」「時間が空いた」というのも気をつけたいもの。

時間が空いたから◯◯する
というのは、いいことのようでそうではありません。
自分のペースがつかめていないということなのです。

1時間と見積もっていた仕事が20分で終わるならその見積もりが甘かったということ。
見積もりが甘ければ、逆のこともありえます。
20分で終わると思っていたことが、1時間かかるということです。

体感のペースを身につけるようにしましょう。

周りの選手につられることなんて、いわずもがな。
それぞれ事情や背景が違いますし、スタートも違うのが独立。
気にしてもしかたありません。
ましてや、そのつられた情報は嘘や盛っている場合もあります。
マラソンやトライアスロンではそういったことはありませんが。

そして、ペースを上げざるを得ないことは仕事でも避けたいもの。
納期に間に合わない、仕事量が多すぎた、段取りがよくなかったということは避けましょう。

一方で、仕事のペースを下げすぎないということも大事です。

仕事のペースを下げすぎない

マラソンやトライアスロンで、思ったよりうまくいくこともあります。
ただ、そんなときこそ気をつけたいもの。
油断して、ペースを落とすと、フォームが崩れたり、体が冷えたりしてトラブルが起きることが多いです。
ましてや、座り込んで休む、ランなら歩くということもしてはいけません。

気持ち的にも切れてしまい、再度上げられないこともありえます。

仕事でもペースを下げすぎないようにしましょう。
・思ったより売上が増えた
・仕事が増えてきた
・なんとなく軌道に乗ってきた
などといったときに注意したいものです。

新規の仕事をしなくなる、営業をしなくなる、大事なことを省力してしまうなどといったことがありえます。
今はよくても、1年後、数年後にあわててペースを上げなければいけなくなるかもしれません。
そうなったときにペースを上げられるかどうか。
なまった心身が動くかどうかはなんとも言えません。

やはり、ペースを下げすぎないようにしたいものです。

ペースを上げすぎず、下げすぎず。
仕事のペースをコントロールする必要があります。
その秘訣は、仕事量です。

ペースコントロールの秘訣

マラソンでもトライアスロンでも、ペースコントロールしやすい状況があります。
それは、距離が短いこと。
42.195kmでペースをコントロールするよりも、10km、5kmでコントロールするほうが楽です。

距離が長くなるとペースのブレも大きくなり、心身の疲れも出てきます。

では、仕事はどうか。
仕事も同様で、短い、つまり仕事量が少ないほうがペースコントロールはしやすくなります。
ペースの上げ下げはありえますが、上げすぎず下げすぎないようにできるのです。

仕事がめいっぱいあったら、自分の意思でコントロールすることはできなくなります。
トラブルやイレギュラーで、ペースを下げざるを得ません。
私が、「仕事を減らしましょう」と言っている理由の1つは、ペースコントロールのためです。
そうすれば、ペースを無理に上げずに済みますし、ペースを下げてしまうこともなく、たんたんと一定のペースで仕事ができます。
「たんたんと」が、最も心身への負荷が少ないペースです。

今は、売上がどう増減しようがが、手元のお金が多少増減しようが、それなりのトラブルやイレギュラーがあろうが、ペースを崩していません。
このブログもそのペースでやっていることです。
売上が落ちたからといってペースを上げるのは悪手です。
急に営業を再開したり、発信をはじめたりしても効果はすぐには出ません。

もちろん、食べていけなくなってはいけませんが、一時の売上減少に短期的な対応をすべきではないのです。
ドンとかまえておき、ペースをたんたんと刻みましょう。

ペースコントロールのためにも仕事量は減らしておきたいもの。
その仕事量の目安は、1日4時間です。
もちろんそれ以上の仕事をしてもいいのですが、コアとなる仕事の時間は4時間にしておきたいもの。
8時間だと長いかと。

これくらいにおさえておくと、その他の発信、新規の仕事、勉強、遊びにも時間を使えます。
ペースをコントロールする余力ができるということです。

仕事を減らしましょう(増やしすぎないようにしましょう)。

 



■編集後記
昨日は、朝はラン。
豊洲ぐるり公園というところをぐるっと1周。
大会(豊洲アクアスロン)以外でははじめてでした。
だいたい5kmほどあります。

その後、カフェに寄ってから帰宅し、YouTube&ランチ。
一部で好評な(?)効率的料理シリーズを。

その後、荷造りして家族と空港へ。
飛行機をちょっと撮影し旅立ち、熊本に到着しました。

1日1新Kindle『1日1新』
ぐるり公園ラン
菊南温泉ユウベルホテル
300mmF2.8で飛行機撮影

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
10月以来、再び熊本へ。
今度はママも一緒に3人で。
スマホPixel7aを与え、楽しそうにカメラをさわっています。
自撮りも覚えて、ポーズして。
撮った写真は、家族の共有のGoogleフォトへ。
いろいろちょっとずつ教えています。
そして、春休み第2弾の旅をプレゼンし、無事通過。
早速予約しました。