再現性がない行動・再現性がある言葉

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常に考えているキーワードの1つに「再現性」があります。
自分が行動するときは、再現性がないものを、自分が言葉にするときは再現性があるものを考えています。

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※宮島にて Pixel 3

 

再現性があることばかりでいいのかどうか

 

先日、宮島に行ってきました。
海面に浮かぶ、厳島神社の大鳥居が有名です。
ここに来たのは、2014年の宮島トライアスロン以来。

思い出すのは、そのトライアスロンです。
まず、この大鳥居付近からスタートして、向こう岸(広島側)へ泳ぎます。
その距離2.5㎞。
2.5㎞ってこんなに遠いのか・・・と当時あぜんとしました。

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パノラマ写真だとこんな感じ。

トライアスロンのレースは、三角形を周回するタイプや往復するタイプがほとんどで、このようにワンウェイ(一本道)で、泳ぐコースは、私が知る限り宮島のトライアスロンだけです。

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周回や往復だと、こんなに遠くは感じません。
その後、バイクで山を登り続ける55㎞、ランでも登る20㎞というのが、みやじまパワートライアスロンです。
このレースより長いものもありますが、スイムの心理的プレッシャー、バイク、ランの過酷さは、これまで出てきた56戦のトライアスロンでも屈指のものでした。

坂がきついバイクコースは、五島、佐渡、富山、鰺ヶ沢(青森)とありましたが、その中でも宮島がもっともきついと思います。
(だからこそ人気なのですが)

 

「もう1回出て、完走できるかどうか」と、この景色を見て考えていました。
私にとっては、そうそうかんたんではありません。
再現性がないといえます。

ただ、自分がやったこと、やることが、どれも再現性があるものというのも意味がないかなと思うのです。
もう1回、かんたんにできるというものばかりだと、自分の限界をこえていないということにもなります。
トライアスロンの最も長いもの(スイム3.8㎞、バイク180㎞、ラン42.195㎞)もそうですし、フルマラソンのベストタイムもそうです。

プライベートだけではなく仕事でも、「あれをもう1回できるかどうか」というものはあります。
本1冊仕上がったときに、もう一度それを書くことなんて考えられないことも多いですし、独立を最初からやりなおすとしたら今と同じようなことができるかどうかと考えることも多いです。

税理士試験をゼロからやってまた合格することも考えられません。

再現できるのがベターでしょうが、「再現できない」と思えることに挑戦してきているのは、いいことではないでしょうか。

自分の行動は、再現性のないもの、殻をつきやぶるものを選ぶべきです。

 

 

再現性のあることを提供するには

 

一方、何かを伝える場合も再現性を考えています。
再現性がまったくない、たまたまできたことを提供していても、その方の成果につながりません。

 

どのくらい再現したいかどうかは、受け取る側にもよりますが、再現性を考えて提供する必要はあるでしょう。

その再現性を高めるのは、言葉だと思っています。

どれだけ言語化するかどうか。
それにより、再現できるかどうかは変わるのではないでしょうか。

「かんたんだよ」
「がんばればいい」
「ひたすらやり続ければいい」
だけだと、再現性は低くなります。

 

自分が多少なりともできること、やっていることを、再現性を高めるべく言葉にする。

これは、書く仕事・話す仕事に必要なことであり、重要なキーです。
(そういう私も、もっともっと言語化スキルを磨かなければ……と思っております)

 

 

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再現性のジレンマを打破するには

ただ、再現性については相反するものがあり、ジレンマがあります。

 

・自分は、再現性のないような行動をする、限界を超える

その一方で、

・再現性のあるような言葉を発する、言語化する

ということをやるわけです。

 

再現性があるように提供することは、一見、敵に塩を送ることになると考えるかもしれませんが、決してそうではありません。
自分の知識やスキルを、再現性があるように提供することは自分のためにもなります。
自分を見直し、整理しないと、再現できないからです。

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トライアスロンでも仕事でも、提供してきたことで、自分のためになりました。

そして、その見直しや整理は、再現性のない新たなことへ挑戦する土台にもなります。
それができたら、また再現性のあるように工夫して提供すればよく、その分、また新しいことに挑戦できるわけです。

 

再現できるようなできないような中途半端に提供していると、それは受け取る側にも自分側にも成果が残らないでしょう。

 

その再現により、自分が使ってきた時間をカットできます。
トライアスロンでは、最も長いレースに挑戦するために、私は、16レース、3年かかっていますが、チームメイトは、半年、5レース、ときには2レースで到達しました。
しかも、私よりも速いです。
(私のセンスのなさ、努力の足りなさにもあるでしょうが)

仕事で提供しているものでも、独立でも、私がもやもや迷って、無駄に費やしてきた時間やお金を、また誰かが再現する必要はありません。
そこはカットしていただければと思っています。
自分がしてきた苦労を、後進にもやるべし!というのでは、世の中はよくなりませんし。

再現性を意識することは、自分の外にも中にも、いい影響があります。
ぜひ、意識してみていただければ。

 

 

 

 



■編集後記

昨日は宮島で起き、ルーティン、ブログ、朝食のあと、弥山へラン。
曇り空でしたが、往復9㎞弱を楽しみました。
のぼりはそれなりのつらさでしたがが。

その後、宮島水族館へ行き、食べ歩きして、フェリーで平和公園へ。
原爆ドームを観て、空港へ。
空港では、広島にいるチームメイト(厳密には別チーム)と会い、東京へ戻ってきました。
元気そう、というより元気になって、なによりです。
見た目はひとまわり大きくなってましたが。

 

 

■昨日の「1日1新」

宮島水族館
宮島 弥山の頂上まで往復ラン
宮島から平和公園へフェリー
原爆ドーム

 

■昨日の娘日記

水族館では、きんぎょ(特別展示)、鯉、サメ、エイを喜んでいました。
ランチの鯛だしラーメンも。
買ったばかりのわんわんのハンドバックを気に入って持って歩きたがり、宮島食べ歩きを楽しんでました。