勉強の源、モチベーションをどう高めるか

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勉強の源はモチベーション。
そのモチベーションをどう高めるかを大事にしています。

※新Kindle本『税理士試験攻略本』 by Panasonic S1

 

勉強の源は、モチベーション

勉強するときに大事なのは、
・勉強の量→どれだけ時間をかけるか
・勉強の質→どんな勉強方法をするのか
だと思っています。

質と量、両方必要かなと。

ただ、その質と量をささえる根本的なもの、モチベーションも大事です。
このモチベーションがあれば、いくらでも勉強できますし、工夫します。
そうでなければ、勉強する気もなくなるし、工夫もできません。

モチベーションがあるというのは、本気で勉強するということ。
本気を出せば、才能の差もくつがえすこともできると思い、これまで生きてきて、今もそうしています。

才能が100なら、モチベーションが10でもいいのでしょうが、才能が60なら、モチベーションを90くらい出さないといけないというイメージでいます。
私は才能が100というわけではないので、モチベーション重視です。

ただ、このモチベーション、なかなか難しいもので、うまくわき上げってくればいいのですが、そうそううまくいきません。
これまで多少なりとも成果につながったのは、モチベーションを保つことできたときでした。
だからこそ、勉強時には、自分のモチベーションを重視しています。

Kindleの新刊『税理士試験攻略本』でも、モチベーションは章タイトルとして、取り上げました。
こういった本です。

目次(クリックで開きます)

はじめに
井ノ上 陽一の税理士試験歴

第1章 勉強のモチベーション
1 合格すれば、膨大な時間、お金が浮く
2 ああなりたくない!というモチベーションもある
3 受験生が減っているけど関係ない
4 合格しない未来をイメージ
5 勉強を楽しめるかどうか
6 「受験勉強」は一生の財産になる

第2章 勉強量の確保
7 専門学校の嘘
8 優先順位を決める。自分、家族、その他
9 普通に勉強すれば合格する
10 勉強を習慣にする。「習慣」とは「毎日」
11 何かを捨てないと時間はできない。何を捨てる?
12 すきあらば勉強
13 部門で1位を目指す
14 コロナという大義名分
15 職場で主導権を握る
16 勉強量の確保には、仕事の効率化が必須

第3章 勉強方法の工夫
17 基本+α
18 間違いを記録する
19 計算のスピードを上げるには
20 計算パターンを自分なりにまとめる
21 電卓をたたくのは、1回だけ
22 理論暗記は書くのが一番
23 理論は柱が9割
24 仕事と勉強を融合させる
25 勝因を分析する
26 合格体験記を読む
27 科目選択 税法1つ、おもしろい科目
28 計算→理論の順でゆっくりスタート
おわりに

税理士試験時の勉強のモチベーション

税理士試験より前の試験では、モチベーションが十分ではありませんでした。

公務員試験は、多少ありましたが。
当時、就職浪人し、職につかなければと思ってたどりついたのが公務員試験。
合格すれば、就職でき、自分で食べていけるというはモチベーションでした。

また、就職浪人=面接で全滅だったことから、面接ではなく試験というもので、自分の力を表現したかったということもあります。
(公務員でも面接はあるのですが、試験の要素が大きいので)

公務員試験には、合格しましたが、2つの役所は不合格でしたので、まだまだモチベーションが足りなかったのかもしれません。
まあ、公務員を続けるモチベーションがなく、結果的に3年3ヶ月後にやめることになりましたが。

そして、選んだ道は税理士。
税理士という資格の先には独立があります。
この独立が大きな勉強のモチベーションでした。
(資格をとらなくても独立はできるわけですが、当時の私としては資格→独立しか考えられませんでいた)

アルバイト、そして、公務員時代を経て、「組織は難しいかも」と感じ、生き残る道として独立を選びました。
合格しないと、その道に行くことはできません。

逆にいえば、合格すれば道が開けます。
少なくとも人生の選択肢は増えるわけです。
勉強するには十分なモチベーションでした。

税理士試験のときには、その他こういったモチベーションがあったので、それなりに勉強できたのです。
(複数のモチベーションを持つのも、総合的にモチベーションを保つ秘訣です)

・過去の試験(大学受験、就職試験、公務員試験)の敗戦を覆したい
・30歳までに資格をとりたい
・安定した公務員をやめてまで選んだ道だから成果を出さなきゃいけない
・公務員をやめて税理士をとったら将来ネタになるかも
・税理士試験の難しさを知っている母を安心させたい
・税理士業界の労働環境(徒弟制度っぽさ、低賃金、長時間労働、アナログさ、パワハラなど)から抜け出したい
・当時出会った税理士と同じフィールドで戦うには、合格しなければいけない
・受験勉強のための学校代も結構かかる。1年でも早く受かればお金が浮く
・合格して、人並みに遊びたい

目標とする税理士がいたというモチベーションはありませんでしたが、なんだかんだモチベーションは高いものでした。
めちゃくちゃ勉強しましたので。
受験専念(最初の1年は専念)のときや土日は、1日中勉強し、働きながらの受験のときは、通勤時、ランチ時、帰宅後の数時間など、スキあらば勉強していました。

・計算苦手(Excelがあればなんとか)
・電卓遅い(今も)
・字がきれいじゃない(今も。筆記問題でデメリット)
・先生(人)を選ぶ(今も)
などといったことがある私が合格できたのも、モチベーションのおかげです。

税理士試験は、5科目に合格する必要があり、複数年にかけて受験します。
現実的には1年に受験できるのは2科目から3科目。
最短でも2年かかります。
私も2年合格を目指しましたが、3年+3ヶ月かかりました。
まだモチベーションを保てた範囲です。

飽きっぽいので、「早く合格しないとモチベーションが尽きる」という恐怖感もモチベーションでした。

その後の勉強でもモチベーションを大事にしています。

独立後、今の勉強のモチベーション

独立後の勉強は、モチベーションを保つ工夫がしやすいものです。
次のようなことをやっています。

・新しいことを勉強する
・好きなことを勉強する
・好きな人から学ぶ
・一度にやると飽きるので、ちょっとずついろんなことをやる
・仕事に直結することを勉強する
・勉強したことを仕事にする(セミナー、書籍など)
・勉強したことをすぐ使う(実践する)

こういったことでモチベーションを保ちつつ、量と質を追求しているところです。

・勉強すればするだけ違い=強みをつくれる
・勉強すればするだけお客様のお役に立てる
・勉強すればするだけ自信がもてる
といったことが独立後の勉強のモチベーションです。

独立後は、好きなことを勉強でき、自由度が高いので、モチベーションは保ちやすいでしょう。
勉強したことをすぐ試すこともできますし。
上司の意向とか、お金とかを気にする必要はありません。
(お金はある程度の限りがありますけど)

問題となるのは、量=時間ではないでしょうか。
仕事で勉強の時間がとれないということはありえます。

勉強の時間が十分にとれないとモチベーションも下がるでしょう。
仕事を1つ減らしてでも、勉強の時間は確保していきたいものです。



■編集後記
昨日はYouTubeの日でした。
YouTubeの日(金)とタスク実行デー(月)にわけてから、3週目。
いい感じです。

「1日1新」
とあるところ

■娘(4歳2ヶ月)日記
昨日は、ポニョ。
その前は、ハウル。
ジブリモードのようです。

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