書く仕事は「こんなこと書いてもいいのかな」との戦い

書く仕事では、終わることのない戦いが待っています。
それは、「こんなこと書いてもいいのかな」との戦いです。
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※カフェにて iPhone 7 Plus

「そんなん知ってるよ」が怖い

書く仕事。
ブログ、書籍、メルマガなどをやる場合、怖いものがあります。

それは、「そんなん知っているよ」。

・「知っていることばかり」
・「知っていることがほとんど」
ときには、
・「バカにするな、そんなの知ってるよ」
などといったことまで、言われると凹むでしょうし、怖くて書けないということもありえるでしょう。

「こんなこと書いてもいいのかな」と思ってしまうわけです。

だからといって、読んでくださったすべての人を驚かそうしたり、誰もしらないことを書こうとすると、かえって役に立ちません。
「こんなこと書いてもいいのかな」と戦って打ち勝ってこそ、書く仕事ができます。

「こんなこと」が役に立った

私も、そう思っていた時期がありました。
ブログを書き始めたときは誰でもそうですし、今でも、思うこともあります。

ただ、誰かの役になったり、感謝されたりすることは、その「こんなこと」なのです。

冒頭の写真、Excelもそうでした。
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自分にとっては日常に溶け込みすぎていたExcel。
それを恐る恐るアウトプットすると、ニーズがあることがわかり、ブログで読まれ、本も出すことができました。
もし、「こんなこと書いてもいいのかな」と思って、書かなかったり、変に高度なことを書いていたりしたら、こうはならなかったでしょう。


------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

Excelでいえば、3冊目の本、『フリーランスとひとり社長のための エクセルで経理をトコトン楽にする本』も、「こんなこと書いてもいいのかな」との戦いでした。
(8/25に発売され、無事重版となりました)

その他、このブログに書いていることはすべて、「こんなこと書いてもいいのかな」との戦った結果です。
すでに知っている人には役に立てませんが、そうでない方には役に立てます。
そもそもすでに知っている人は、お客様にはなりえないはずです。

ブログを仕事につなげるには、お客様のほうを向いて書かなければいけません。
変なプライドや恐れをいだいて、お客様ではないほうをむいて書いても意味がないでしょう。

「こんなこと書いてもいいのかな」に打ち勝つことこそ、プロとしてやるべきことです。
知識を披露すること、力を誇示することが仕事ではなく、役に立つことが仕事だと思っています。

「こんなこと書いてもいいのかな」に打ち勝つには

「こんなこと書いてもいいのかな」に打ち勝つには、次のようなことをやってみましょう。

考え方を書く

知識だけを書いたら、「知っているよ」で終わってしまいます。
その背景にある考え方や独自の視点を加えることで、知っていることでも気づきを提供することはできるはずです。
より踏み込んで書いてみましょう。

だからこそ、書く仕事は、ある程度の分量も必要なわけです。

書くトレーニングをする

「こんなこと」を書くためには、トレーニングが必須です。
書いているうちに、そのさじ加減がわかってきます。
書かないと、「こんなこと」はずっと「こんなこと」です。

フラットに書く

「これ、知らないでしょ?」
「知らないと損するよ!」
「絶対、読むべき!」
と力を入れすぎると、期待値を上げすぎてしまいます。

その反面、反感もうむわけです。
だからこそ、私は、知識やスキル、考え方をフラットに書くようにしています。
必要な方が、必要なだけ読んでいただければそれで十分です。

ちょっとでも感謝されたことを書く

「こんなこと書いてもいいのかな」と不安なら、すでに実績があることを書いてみましょう。
たとえば、普段の会話や仕事の中で、
「それ、すごいね!」
「どういうこと?」
「どうだった?」
「ありがとう!」
「へぇ〜そうなんだ、助かったよ」
などと感謝されたことを、書いてみるのです。

そのためには、感謝されたことを逃すわけにはいきません。
その場でメモしています。

さらにはそのメモをみて深く考えましょう。
・なぜ、感謝されたのか
・その感謝してくれた人がどういう人か、背景か
そして、
これが感謝されたなら、これも感謝されるのではないか?と仮説を立てることも大事です。

1人に感謝されたことは、もう「こんなこと」ではありません。

1人に向けて書く

「1人に役立てばいい」と思って、私は書いています。
書籍だとさすがに1人だけだと出版してもらえないでしょうが、日々のブログだとその1人に役立てばそれで十分です。
1人に対して確実に役に立てば、10人、100人、1000人・・・に役に立つ可能性はあります。
誰に向けても書かない宙ぶらりんのものは、誰の役にも立たない可能性もあるでしょう。
0と1には、大きな差があるものです。

「こんなこと」が1人に役に立つなら書いてみましょう。
タネを明かすと、この記事は、先日ブログ入門セミナーに出ていただいた方に向けて書いています。

「こんなん書いてもいいのかな」と思ってしまって手が止まるでしょうが、「こんなん書いてもいいのかな」との戦いは、10年以上毎日書いてても続くわけです。
そういうもんだと覚悟しましょう。
本当は、「1年書いたら楽になります」「3年書けばすらすら書けますよ」と言えればいいのですが、そんなことはなく、ずっと手応えがあるものです。
「これを書いたら読んでいただけるかな」「役に立てるかな」という仮説は多少立てられるようになりますが、楽ではありません。

だからこそ、万人にブログを勧めていませんし、敷居は高くしています。
そして、継続を強いてはいません。
自力で戦い抜いてこそ意味があるからです。
私は、きっかけを提供し、日々書く姿を見せることしかできません。

書く仕事をやるのであれば、「こんなこと書いてもいいのかな」と戦っていく必要があります。
その戦いの先に、道はありますので、必死に戦いましょう。


【編集後記】

昨日は、品川で打ち合わせ。最近お気に入りは、伊勢丹のフードコート。
ブルーボトルコーヒーも楽しめます。
その後、そのまま新幹線で、静岡へ。
個別コンサルティングでした。

移動は苦ではないので(仕事できるので)、旅費をご負担いただいての出張、承っております。
ただ、娘と離れるのは1泊までにしたいところです^^;

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

Sweet blossom cafe
静岡某所

【昨日の娘日記】

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これまでは、膝にのせて仕事していたことも会ったのですが、もう無理です。
大きくなったし、じっとしてません。
キーボードをさわり、PC自体をかじりにいきます^^;

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井ノ上陽一のVALU
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フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
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