電話魔との戦い方。電話に命を削られないように。

電話をなくすことは自由への道のりに欠かせないものであり、そのためには電話魔と戦わなければいけません。
電話魔との戦い方をまとめてみました。
EX IT
※自宅にて iPadProで撮影

電話は仕事の邪魔

電話は仕事の邪魔になりえます。

・つい長くなる
・集中して仕事をしているときに電話に気を取られる
・かけなおしのムダ
・電話に出られないときの着信のストレス
・たらい回しのムダ

仕事だけではありません、プライベートの邪魔にもなるものです。

私が仕事をしはじめた1997年から、電話は嫌いでした。
自分宛てではない電話をとらなければいけないですし、その都度仕事が中断します。

就職、転職したてのときは、相手の名前、固有名詞などが聞き取れず、相手にも迷惑をかけ時間のムダになっていました。
そういったものを覚えること、新人や転職したての人が電話をとるといったこともムダです。
むしろ仕事やっていない窓際の人こそ電話番やればいいじゃん、生産性高いほうにとらせるなよと思っていました(若かりし頃のとがっていたころの考えです。。。)

電話に出た人は、なんでも答えられると思って、用件を話し出す人も多いです。
他の人に回すと、当然怒られます。

電話は話している内容が周り(上司)に知られるのもネックで、余計なことは話せません。
それが目的で電話にしている場合もあるのでしょうが。

休憩中にかかってくる電話もとらざるをえません。
スルーするとしても、鳴るだけで気になるものです。

そのうち、携帯電話を持つようになり、電話が利用頻度は上がりました。
仕事を忘れて帰っているときに、電話がなったり、土日に電話がなったり。
心休まる暇がありません。


------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

わざとじゃなくても電話に出ないと、「なんで出ない?」「忙しそうですね」「電話したんだけど」「どこいってたの」と言われます。
電話をどこからでもかけられるというのは便利かもしれませんが、どこにいてもいつでも出なくてはいけないというのは便利ではなく不便なものです。

「至急連絡ください」といわれて、折り返したら相手がでない、離席中、通話中なんてことも。
「至急いうたがな・・・」と。
そういう場合、たいてい至急でもありません。

「折り返し電話をください」をいう伝言の30分後に、「折り返しいただけていないんですが・・」とも。
それが営業電話なら、電話機ごとかめはめ波で消しさりたくなります。

「おてすきのときに電話をください」というメールなど、その文字を打つ手間で、用件をすませてくれればと思うのです。

そんなこんなで、電話嫌いに育った私が独立し、やはり電話には悩まされました。

ひとりしごとでは、電話は命を削られる

独立すれば、電話は自分が出なければいけません。
仕事の邪魔どころか、命である時間を削られます。

人を雇って電話に出てもらうとすると、それなりの人件費もかかりますし、「電話番だけじゃ・・」と仕事を頼まざるを得ません。
頼める仕事を作るということは、仕事の数を増やす必要があり、自分以外でもできる仕事をとらなければいけないのです。
仕事が膨張し、そのために時間もお金もかかるという状態にもなります。

自分でとるなら、営業電話のストレスもダイレクトになり、嫌な思いをすることも多いです。
紹介会社、HP会社、SEO会社に対して、「必要ないので」というと、「仕事を増やす気ないんですか」「売上上げなくていいんですか」と逆に怒られます。
これでイラッとしなければいいんでしょうが、イラッとするタイプなので、その後の効率も落ちてしまうのです。

独立後には、さらに大きな問題もかかえます。
それは、恐怖感です。

「電話に出ないと仕事がとれないのでは」
「電話に出ないと仕事がなくなるのでは」
「電話にすぐ出ないと食べていけなくなるのでは」
といったものがあり、電話により縛られます。

ただ、この恐怖感を払拭しなければ、真の自由はありません。
(電話が気にならない方なら別でしょうが)

電話をガンガンかけてくる「電話魔」がいたら、なおさら不自由になり、命が削られます。

電話魔との戦い方

これまで次のような方法で、電話魔と戦ってきました。
10年前の独立当初は苦しみましたが、ここ6年ほどは、もう電話魔に悩まされていません。

・iPhoneのSIMはデータ通信専用(一応050Plusというアプリは入っていますが、通知OFF、留守電のみ)
・固定電話(=自宅=税理士事務所)は原則非公開
・会社の電話は秘書サービス
・電話での申し込みなし
・プライベートでの電話使用なし(待ち合わせ時のみ)
・名刺に電話番号なし
・メールの署名に電話番号なし
といった状態にし、電話を仕事に使っていないからです。

電話嫌いな方は、次のようなことをやってみましょう。

土日に電話に出ない

いつでも電話に出ることをやめていきましょう。
独立当初、土日にも電話に出ていました。
これをやめるのが第一歩です。

もちろん、「電話に出る時間を相手に伝える」というのも大事ですが、言い出せないなら間接的に「土日は電話に出ないんだ」と思ってもらうしかありません。
わかってくれる方はわかってくれます。

夜に電話に出ない

平日も電話を限定すべきです。
何時までも出ているとキリがありません。
土日と同様に自分で決めましょう。

謝らない

電話に出ることができなかったときに、謝らないようにしましょう。
「出るのが当然」ではなく、「出られないのが当然」なのです。

携帯電話の時代になり、すでにそうなっています。

折り返しができないのも当然です。
移動していたり、電話ができないところにいたりすることもあります。
電車内で電話をしないのはマナーですし、カフェで電話をするなんて情報漏えい以外の何物でもありません。
歩きスマホばかり怒られますが、歩き電話だって危ないものです。
いつの時代も新しいものが怒られます。

電話魔を優先しない

電話魔を優先しないようにしましょう。
誰かと会っているときは、着信があっても出るべきではありません。
目の前の相手よりなぜか電話が優先されます。

電話がかかってきたときに「どうぞ、出てください」という社交辞令がありますが、いいわけがありません。
貴重な時間を割いているわけですから。

私は仕事をお願いする相手がそうだったら、もう依頼しませんし、仕事を依頼される相手でも合間合間に電話に出られるのなら、その仕事はやりません。

電話が来たらメールする

電話が来たら、メールで返信します。
メールよりも電話のほうが丁寧、ありがたい、好きというのが大多数です。
「メールで失礼します」という言葉がいまだ残っているのがその証拠でしょう。

もし少数派であるなら、その大多数と戦う必要があります。
用件がなく着信だけなら、「メールでご連絡いただけないでしょうか」と連絡してみましょう。
もし言いにくいなら、「外出しがちなのでメールのほうがありがたいです」

どこでもメールチェックできることを伝える

・メールはどっしり座ってPCで見るもの
・1日に1回みるかみないか
・外ではメールを見ることができない
というのは、もう過去の話です。

どこでもメールができるということを伝えることも欠かせません。
はっきり伝えてもいいですし、行動で示す=メールを返すことでもかまわないので、電話よりもむしろメールのほうが速いよということをわかってもらいましょう。

メールをもらうようにする

問い合わせをしたときに、電話番号を入力していると、電話がかかってくることもあります。
電話のほうが丁寧、電話のほうがプッシュできるという考えもあるからです。
問い合わせの際に、「メールで連絡をお願いします」と書いておけば、電話を減らせます。
電話でしか問い合わせできないなら、電話予約しかないなら、候補から外すことも考えましょう。

電話番号を名刺に載せない

電話番号を名刺に載せていたら、電話がかかってきます。
携帯電話は当然NGです。

電話番号があれば信頼される、03(東京)だから信頼されるというのは過去の話でしかありません。
人と違いを出し、強みを磨いていくという別の部分で信頼されるようにしましょう。

ネット上で電話番号を明かさない

ネット上に電話番号を明かしていれば、電話は当然かかってきます。
特に電話営業が。
思いきって、問い合わせ用の電話番号は出さないようにしましょう。

電話以外の仕事獲得ルートをつくる

電話番号を名刺に載せない、ネットに載せないとするなら、電話以外の仕事獲得ルートは必須です。
問い合わせフォームをつくり、問い合わせてもらうようにしましょう。

もし、電話をかけるのが嫌いでないなら、問い合わせの回答方法に「電話、メール」と選んでいただくこともできます。
私はかけるのも嫌いなのでメールでのみ返信しています。

電話で仕事をとらないのが大事です。
最初の問い合わせが電話だと、その後も電話の可能性が高くなります。
そして、いますぐ!というタイプの電話魔であることも多いです。
最初に、問い合わせフォームというフィルタをかけておくと、電話魔からの仕事をとらなくてすみます。

ただし、電話で細かいことを聞けない以上、それなりのアウトプットは必要です。
申込方法、内容、どんな人かというアウトプットは必死にやりましょう。
電話を使わないということはそれなりの覚悟と努力が必要です。

いっそ電話にでていたほうが楽かもしれません。

電話で仕事を失ってみる

電話に出ないと仕事がなくなるかも・・・と思う方も、電話が邪魔になっているなら、それは仕方ありません。

その分別の仕事を得ればいいわけですし、電話をなくすためにと思って努力しましょう。

私も独立当初に電話で仕事を失っています。
おそらく電話で失ったのだろうと思うものも入れれば、それなりの数です。
ただ、このまま電話問い合わせ、電話対応を続けていたら、時間がいくらあっても足りないし、自由でなくなると思い、あえて捨てました。

もちろんわかっていただくのが一番ですが、それがダメなときはもうしかたありません。

転送しない

固定電話を携帯電話に転送する機能は便利ですがそうでもありません。
固定電話はいなければとらなくてもいいのですが、携帯はそうではなく、やはり時間に縛られます。
独立当初、転送されてきた電話が営業電話で、転送を即やめました。

秘書サービスを使う

固定電話を転送して対応してもらえる秘書サービスがあります。
電話魔は留守電だとメッセージを残しませんが、人が出ると用件を話してくれるものです。
営業ならほうっとおけばいいし、電話番号で検索もできます。
その要件はメールで送られてくるので、こちらも負担はありません。

今は会社で借りているオフィスにそのサービスがあり、そこを利用しています。

電話の着信を消す

電話が嫌なら着信を消してみましょう。
あとでまとめて見れば済みます。

断るときに、時間を理由にしない

電話営業なら、「今忙しいんで」「今出先なんで」とやんわり断ってはいけません。
きっぱり断りましょう。
時間やタイミングで断ると、改めてかければいいことになってしまいます。

しつこく着信があるところは、HPの問い合わせかメールで、「電話はご遠慮ください」と連絡しましょう。
(電話かけなおすのがめんどくさいので)

電話を仕事にする

電話なら無料、電話なら何回でもOKという暗黙の了解があると、電話魔からの電話は減りません。
電話で答えることもサービスにしましょう。
ひとりでコールセンターやサポートセンターも兼ねることは不可能です。

私は電話を仕事にしていません。
対面をメインにしています(スカイプは使います)
メールコンサルティングはやっていますが、電話コンサルティングはやっていません。
これは電話を仕事にしていないからです。

電話サービスがあるなら、対価を受け取るか、プランに組み込むのも手でしょう。

電話が必要な仕事を減らす

電話がどうしても必要な仕事もあります。
もし電話を減らしたいなら、そういう仕事を減らしましょう。
電話がいらない仕事もたくさんあります。

会うことをメインにすれば、電話も減らせます。
定期的に会うなら、そのときに聞けばいいからです。

家族との緊急連絡手段を準備する

家族で電話がないと困る場合もあるでしょう。
家族との緊急連絡用の手段は準備しておくべきです。
私はLINE電話にしています。

家族とも電話は使いません。
仕事中は集中するようにしていますし、一緒にいる時間も多いのでそのときに話し合えることも多いからです。
LINEでも連絡はつきます。
娘とも電話は使わないつもりです。

「地方だから」「東京じゃないから」という思いを捨てる

「地方だから」「東京じゃないから」という思いを捨てましょう。
どこにいたって電話が邪魔になるのは同じです。
むしろネット対応がウリになる可能性も高いでしょう。

メール、チャット、LINEも同様

今回、電話についての話ですが、実は、メール、チャット、LINEも同様のことがいえます。
様々な連絡手段があり、便利になっているからこそ、使い方が難しくなっているのです。


【編集後記】

昨日は、とある手続きで千駄ヶ谷へ。
自宅から10km、トライアスロンバイクで行きました。
その辺には止められないので(盗られたら大損害のため)、近くのトライアスロンショップにとめて、そこからランで。

トライアスロンショップでは練習方法、メンテの相談、新パーツの相談も。
今シーズンは、5/14の横浜からスタート、長崎五島、大阪城、福岡、宮崎という予定です。
少なめにしようと思っていましたが、気づくと例年並みに。。。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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井ノ上陽一のVALU
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