望む仕事で1円稼ぐには

自分が望む仕事で1円を稼ぐのは、かんたんなことではありません。
しかしながら、積極的に狙っていきましょう


※望む仕事の1つ。写真業。 by Leica M10

望まない仕事・望む仕事

独立後、食べていく上で、望む仕事と望まない仕事というものがあるはずです。
「望む仕事しかやりたくない」「望まない仕事はやらない」と言っていたら、食べていけなくなるかもしれません。

しかしながら、食べていけているとしても望まない仕事が多ければ、それはいいことかどうか。
仕事を選べる可能性がある独立のメリットが消えてしまいます。

もし望む仕事で食べていきたいのであれば、その仕事で、まず1円稼ぐということが欠かせません。

望む仕事でまず1円

望む仕事を無料でやるというのは、それほど難しくありません。
「無料なら」と依頼してくださる方もいらっしゃるでしょう。

しかしながら1円でも値段をつけるとその敷居は上がります。
実際に1円という値付けをするわけではありませんが、値付けすると、その代金をどう受け取るかということを考えなければいけません。
振り込んでいただくのか、カード決済していただくのか、その場でいただくのか。
無料と1円には支払いの面でも大きな壁があるのです。

かといって
・望む仕事は無料
・望まない仕事は有料
とやっていると、どこかで行き詰まってしまいます。

望む仕事で食べていくことを目指すのであれば、積極的に狙っていきましょう。

私自身、独立当初は、望まない仕事もありました。
正確にいうと、望む仕事と望まない仕事の定義が曖昧だったのです。

その望む仕事がどんなものか、自分がどんな仕事を望むかを定義するのにも時間はかかります。
実際にその仕事をしてみないと望むかどうかはわかりませんし、望む仕事と思っていたものが望まない仕事だったということもあるわけです。

そして、昔は望む仕事だったのに、そうでなくなる場合もありますし、その逆もあります。
望む仕事を定義し、それを狙っていくというのは、独立後ずっとやっていくことです。

私も独立して13年たった今も、そうし続けています。
幸い今は望む仕事しかやっていません。
望む仕事で1円を稼いできた結果です。

冒頭の写真の仕事も望むもの。
写真の仕事で、報酬もいただいています。
1円稼いでいるということです。
(1円じゃありませんが。)

そして、望む仕事で、まだ1円も稼いでいないものもありますが、狙っています。

望む仕事で1円稼ぐには、次のようなことをやってみましょう。

望む仕事で1円稼ぐ方法

継続する

なんといってもその仕事を続けることが大事です。
1円にもならないからといって、やめてしまうと、そこで終わってしまいます。
1日30分でも続けていきましょう。

「続ければ必ず成功する」「1円稼げるように稼げるようになる」というわけではありません。
しかしながら、私の経験上続けることで、1円を稼ぐことにつながる可能性が高まります。
運やコネがなければ続けるしかありません。

ぜひ続けていきましょう。

値付けする

1円稼ぐということは有料ということですので、その仕事が値付けできるものであれば値付けしましょう。

そうすることで、1円稼ぐことにつながります。
たとえば出版はこちらから値付けというものではないので、値付けできませんが、
・コンサルティング、相談として◯分◯円でメニューをつくる
・セミナーをやってみる
・Kindle 出版する
という場合は、値付けができます。

値付けしておくと、それを買っていただくというステップだけですむのですが、値付けをしてなければ問い合わせ→返信・値付けというステップとなり、その道が遠のくのです。

どちらにせよ、食べていくにあたっては、値付けが重要ですので、練習はしていきましょう。

そして、前述した「継続」。
「望んで継続していること」に値付けすれば、望む仕事になるのです。
このアプローチでも、私は、望む仕事をつくっています。

割合を意識する

望む仕事をしたいといっても、すぐにすべてを望む仕事にすることはできません。
むしろ、そう考えてはダメです。
(できる方もいらっしゃるでしょうが)

望む仕事をちょっとずつ増やしていきましょう。
ただ、大事なのは、できる仕事の総量、時間は一定ということ。
仕事のうち、望むものと望まないものの割合をチェックしていきましょう。

売上のうち、望む仕事が何パーセントか。
実際、私は独立当初からやっていました。
今でもチェックしています。
望まない仕事が出てきていないかを。

・望まない仕事をやめる、依頼を受けない
・望む仕事の依頼を受ける
ためにどうすればいいか。
この2つの方向性から考えていきましょう。

望まない仕事を望む仕事と入れ替えるというイメージです。
理想をいえば、望む仕事の依頼を受けてから望まない仕事をやめる・お断りする流れが好ましいのですが、世の中そうはうまくいきません。

私はうまくいきませんでした。
現実的には望まない仕事をやめる・お断りするのが先です。

その結果つくった時間で、前述した「継続」ができます。
全体の数字のバランスを見て望まない仕事を先にやめていきましょう。
望む仕事を増やしていく、売上の柱を増やすのは、時間が必要です。

私は望まない仕事を減らしすぎて反省したことがありました。
ただ、そのおかげでまとまった時間ができ、今につながってはいます。

望まないとはいえ仕事を減らすのは勇気がいるもの。
その勇気なくして、望む仕事はできません。

仕事=売上を減らすのは不安かもしれませんが、数字的に問題がない場合も多いもの。
仕事を減らすご相談を受けるときに、可能な範囲で数字(売上、お金)を伺うと、減らしてもまったく問題がないことがほとんどです。

食べていくのに必要なお金を計算し、ある程度のリスクはとりたいものです。
(となると、やはり日々経理をしておかないと計算はできません)

望まない仕事を減らす練習もしていかなければいけません。

仮に望む仕事が舞い込んできたら、その仕事の集中しましょう。
そうすることによって、望まない仕事が見えてきますし、自然と減ることもあります。

独立後は、独立前に比べると望む仕事ができる可能性が高いものです。
ぜひ目指していきましょう。



■編集後記
7/3のオーシャンスイムをお申し込みました。
3kmです。
ひさしぶりに泳ぐ距離かつ海なので楽しみです。

「1日1新」
アソビートリムパーク

■娘(4歳0ヶ月)日記
料理ごっこが好きで、早くおとなになって包丁を使いたいそうです。
材料を鍋やホットクックに入れる、唐揚げをヘルシオの網に並べる、卵や小麦粉を混ぜるといったことは手伝ってもらっています。

売上の柱

Posted by 税理士 井ノ上 陽一