郵送提出もできる!国税庁の確定申告サイトのすすめ

所得税確定申告(以下「確定申告})を行うシステムには、国税庁のサイト、e-taxソフト、税理士専用ソフトなどがあります。
一般の方は手書きでやるより国税庁サイトを使うのをオススメします。
(国税庁の方からすすめるように依頼や命令があったわけではありません(笑))
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国税庁の確定申告サイトの使い勝手

国税庁の確定申告サイトは、こちらです。
【e‐Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)

このサイトで、確定申告書を作り提出することができます。
私は税理士用のシステムを基本的に使っていますが、このサイトも毎年使っています。

ご自身で確定申告することをサポートするプランも行っているからです。
(タイムチャージで、e-taxでの操作、提出をお手伝いするプランで、すべてを依頼するよりもお得になっています)

例年何件かをサイトで作成、提出しており、今年は自分の申告もこのサイトで行いました。

毎年改良されていることもあり、e-taxのサイトは非常にわかりやすく使いやすいです。

一般の納税者の方が使うことを考えられているため、チェック機能も充実しています。
ある程度のミスはチェックしてくれるのです。

手書きでやると大変ですし、ミスの可能性が高くなります。
一般の方ほど、使ってみる価値あります。

提出方法は2つ。e-taxで提出しなくてもいい

国税庁のサイトは、インターネットで提出するシステムと思われていることが多いのですが実は違います。
提出方法には、e-tax(インターネットで提出)と郵送の2つがあるのです。


------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

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サイトで作成してプリントアウトして郵送できます。

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言葉の定義を整理すると、
国税庁のサイト→確定申告書を作ることができるサービス
e-tax→インターネットを使って確定申告書の提出、納税手続ができるシステム
となります。

e-tax、郵送のそれぞれの特徴は次のとおりです。

●e-tax

・その場で提出が完了する。郵送、持参の手間がない
・確定申告書控をPDFでも保存できる(郵送でもスキャンすればいいのですが)
・税金の控除(3,000円)がある。ただし、平成19年〜平成23年までにすでに控除を受けていると×。1回限り。
・還付が早い(今の時期なら1週間程度で戻ってくることもあります)
・添付書類を省略することもできる(メリット、デメリットあります)
・電子証明書(住基カード)の取得が必要。コストは1,000円程度。各市区町村で取得
・カードリーダ(カードを読み取る機器)が必要。

・設定に手間がかかる(一度やればいいのですが)
・やっぱりめんどくさいe-Taxの設定の解説 » EX-IT

●郵送

・郵送の手間がかかる(返送用封筒、添付書類、控)
・e-taxの設定をしなくていい
・税金の控除がない
・還付が少し遅れる

気軽に使うなら郵送でしょうね。
自分で確定申告をする方は、ぜひ挑戦してみてください。
これを使えるようになれば、混雑した税務署に行かなくてすみます。

時間とストレスを軽減できます。
税務署の相談会場では、相談員を選ぶこともできませんからね。

税理士用システムとの比較

ここからは業界ネタです。
国税庁サイトと税理士用システムとの比較をしてみました。
私は、<達人>というシステムを使っています。
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・利用開始のタイミング

国税庁サイトは、1月4日から使うことができました。
一方、税務システムは1月21日からです。
しかたないことでしょうし、「こんなに早く確定申告するやつはいないだろう」と思われているのでしょうが(^_^;)

・オフライン

国税庁サイトはネットにつながってないと、つまりオンラインでないと使えません。
税務システムは、オフラインでも入力できます。

・Macでの利用

国税庁サイトは,Macで入力はできます。e-taxでの提出は対応するカードリーダが必要で、さらに最新のOSでは難しいようです。郵送の提出ならできますがe-taxは現実的に厳しいでしょう。
税務システムはMacでは使えません。
私はMacでWindowsを動かし、その中で使っています。このおかげで税理士をやめなくてすんでいます(^_^;)

・チェック機能

間違いがないかのチェック機能は、国税庁サイトの方がすぐれている部分も多いです。
私が使っている税務システムは、ときどき危なっかしいときがあります。プロが使うのでいいだろうという考えかもしれませんね。

・添付書類

私が使っている税務システムでは、添付を省略した書類を別途入力しなければいけません(一部自動取込)。
国税庁サイトだとその必要はないのです。
つまり、一手間少なくなります。

・一括送信

国税庁サイトは、基本的に個人が使うものですので、1人ずつ送信しなければいけません。
税務システムは、一括して複数の方の送信ができます。

・税務代理権限証書

国税庁サイトでも税理士が代理して提出はできますが、「代理しました」という書類を別途作って送信(又は郵送)しなければいけません。
これは非常にめんどくさいです。

・まとめ

利用開始が遅いこと、使いやすさから国税庁サイトをメインに使おうと考えていましたが、一括送信や証書の問題も大きく、自分と家族分以外は、税務システムを使うことにしました。
e-taxの提出をしないのであればExcelで作るんですけどね(^_^;)
郵送とe-taxでは、非常に大きな差があります。





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【編集後記】
昨日、書籍の修正後原稿を受け取りました。
再度提出して、今週中に印刷に入ります。
ラストスパートです(^^)

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