速読というよりも、多読、効読、学読

「速読」「本を読む」ことについて、考えていることをまとめてみました。
本

速読?

「速読」とは、Wikipediaにこう書いてあります。

速読術(そくどくじゅつ、英:speed reading)は文章を速く読むための技術

”文章を速く読む””本を速く読む”のが「速読」です。

この定義でいうと、私は決して「本を速く読んでいる」わけではありません。

ある速読術講座のテスト

昨日、お客様からメールをいただき、「速読」について聞かれました。
ある速読術講座のサイトへのリンクがあり、みてみると、読書スピードのテストがあったのです。

文章(ギリシア人がどうとかこうとか)があり、読み終わってクリックすると、4択の問題が2題出てきます。
この問題に答えて、読解スピードを判断するテストでした。

このテストで判定されるものは、私が求めるスキルではありません。

問題文にそもそも興味もないし、判定といっても、「知らんがな」って感じです(笑)
やはり私は速読のスキルをもっているとはいえません。


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------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

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多読、効読、学読

「速読」ではなく、何をやっているかを考えてみると、次の3つの言葉が浮かびました。

1 多読

私はそれなりに多くの本を読んでいます。
(もっと多く読んでいる方もいます)

ただし、本の隅々まで読んでいるわけではありません。
興味のある部分、必要な部分を読んでいます。
本を読んだかどうかは、成果で判断すべきものです。
何を得たか、役に立てることができたか、を考えると、全部を読んでいるかどうか、長い時間をかけているかどうかは関係ありません。

たった1文でも、その後の人生を左右する可能性があるでしょう。

読んでみないとその本から得られることはわかりませんし、多くの本にあたってみるしかないと考えています。
ブログなどの書評でいい評価だったり、ランキングで上位だったとしても、自分に役立つとは限りません。
話題の本を読んでみても、ピンとこないことは多いですし、逆に掘り出し物にあたることもあります。

今年読んだ本は、昨日までで186冊。何かしら役に立つ、すばらしいと思ったのは、そのうちの21冊です。
率にして11%。
いい本に出会える確率はこんなものでしょう。
一定の確率で、より多くのいい本に出会うには、読書数を増やす、選択眼を養うしかありません。

これが多読する理由の1つです。

2 効読

「効読」の「効」は、「効率」です。
多くの本を読む「多読」は、一見非効率なものであり、お金も多く使います。
しかし、本から情報を得るときには、「効率」を考えています。

私の読書術の根底にあるのは、本田直之さんの『レバレッジ・リーディング』です。
フォトリーディングその他の読書術も一通り体験しましたが、やはりこれが一番しっくりきます。

その中の1文に「必要なのは、16%」というものがあります。
(これこそ、人生を左右する1文でした)

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本全体の2割、さらにその80%(つまり16%)を読み取ることができれば、その本に書いてあることは、おおむね理解できるという考えです。

3日間かけて読んでも、3時間かけて読んでも、本から得られるものが劇的に増えるわけではありません。

本を読むのは、時間を効率よく使うためでもあります。
私は仕事中のスキマ時間をほぼすべて読書にあてています。
電車での移動、ちょっとした待ち時間など、歩いている時間を除いても、1日に30分から2時間程度の時間はとれるのです。
この時間は原則iPhone禁止で、読書をしています。

スキマ時間活用という観点からも、読書は効率的といえるのです。

3 学読

2と同様、私が作った言葉です。

特定のことを学ぶために本を読んでいます。
本を読むには必ず目的があるのです。

求めるものがなければ、さぁっと流して終わります。
ときには、予想以外の学びを得られることもあります。
これが読書の面白いところです。

必要なもの、学びたいことを得るために本を読み、それをアウトプット(仕事をはじめ、ブログ、書籍、記事執筆、メルマガ、セミナーなど)につなげることを最優先に考えています。

アウトプットするものは、専門とするもの、得意とするものであり、私でいえば、税務、会計、IT、仕事術、Excelなどです。
人間、専門分野を広く、多く持つことはそもそもできません。
アウトプットを絞り、インプットを絞っていかないと、深く学ぶことはできないと思っています。
(私のキャパシティ不足によるものかもしれませんが)

読書の分野を絞った結果、本を読むスピードは速くなっていますし、学びたいと思うほど、本を読みます。
前述のテストのように、興味のないことを読むスピードを上げるのは難しいでしょう。

ざっくり考えると、専門を学ぶための読書が8割、見聞を広めるための読書が2割といったところです。

ーーーまとめーーー

速読に限らずスキルというものは、一朝一夕で身につくものではありません。
絞って、日々続けるしかないと割り切っています。
本を読むスピードを上げるなら、複数の特定分野の本を毎日読むのが近道かもしれません。
そして、さらに本を読むスピードを上げるのは日々のアウトプットです。
アウトプットするとインプットせざるを得ませんからね。

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【編集後記】

昨日の夜、結婚式二次会の打ち合わせをやりました。
トライアスロンチームの仲間同士の結婚式、いよいよ今月末にせまり、楽しみです!




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