AI・IT導入に必要なのは、「実験」。モスバーガーAIレジ実験を体験。

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AI、IT、RPAなど新しいテクノロジーを導入する際には、「実験」が必要です。
そのポイントをまとめてみました。

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※モスバーガーにて Pixel 3

新しいテクノロジー導入のデメリット

・便利そう
・コストを下げられる
・効率化できる
・楽しめる
・楽になる
など、新しいテクノロジーを導入するとメリットがあります。

ただ、その反面デメリットがあることも事実です。

・ミスしたらどうしよう
・お客様へ迷惑をかけたらどうしよう
・時間やお金が無駄になったら嫌だな
といったことがデメリットとして考えられます。

そういったデメリットをできる限り小さくし、メリットを得るためには、「実験」が欠かせません。
新しいテクノロジーを多少なりとも導入しているつもりです。
その裏では無数の実験をやっています。

世の中を見ると、この実験がみかけることが多いです。
もちろん、大企業のようにコストをかけることはできませんが、参考になることも多く、その実験には積極的に参加ししています。

今回体験したのはモスバーガーのAIレジです。

モスバーガー AIレジ実験

 

モスバーガー関内店で、2019年2月28日まで(11時から15時の予定)、AIレジの実験が行われています。
こんな感じです。

 

タッチ操作・音声操作を選べる

端末ではタッチ操作、音声操作が選べます。
さらには、店内・持ち帰りを最初に選んでからメニューを選ぶ流れです。

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支払はカード、IC、現金

支払は、カード(VISA、Master)、IC(交通系、楽天Pay)そして現金です。
これは決済前のところ。
めちゃくちゃ写り込んでますが。
娘が爆睡中でした。
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商品が出てくるまでの流れ

商品が出てくるまではこんな感じです。

店内・持ち帰り・タッチのみ操作・タッチ音声操作を選ぶ

メニューを選ぶ

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会計を確定


現金の場合は、そのまま現金を入れ、カード・ICの場合は、タッチする

決済

スタッフ(レジ開発会社のほう?)の方が番号札を持ってきてくれる

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商品が届く

 

といった流れでした。

音声操作の流れ

AIレジという名の通り、音声認識もできます。
「モスバーガー」「シェイク」といった声に反応し、
「サイズはどうしますか?」→「S」
「他にご注文はありますか?」→「ありません」
といった会話が続きました。
「お会計を確定してもよろしいですか?」→「はい」と答えると、「お会計ボタンを押してください」といわれ、そこからはタッチ操作と同じです。

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顔認識でメニューを表示

このレジにはカメラもついています。
カメラで性別や年齢を認識し、それに応じてメニューが変わるとのことで、試させてもらいました。
(通常はこの機能はオフになっています)
私がカメラの前にたったときは、こんな感じです。
麻辣モスバーガーは今のおすすめなので、共通ですが、ライス焼肉、ライスきんぴら、海鮮かき揚げが上のほうになりました。

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娘(1歳11か月)の場合、モス野菜バーガー、フィッシュ、テキヤキチキン、チキンバーガーは上部に。
とびきりチーズやとびきり和風も表示されています。

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まあ、この結果がどうこうというよりも、こういった実験が行われているのはすばらしいことですし、今後につながることでしょう。
このカメラやマイクで、データを集めることでさらなる改良も期待できます。

 

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AI・ITを導入するための実験のポイント

 

モスバーガーのAIレジのように、実験することは大事だと思っています。
できれば今回のように現場、実戦で実験するとより効果が高いものです。
仕事で実験するなんて……と思われるかもしれませんが、完璧になってから実践投入するのを待っていたらいつまでたってもできません。

練習ばかりで試合に出なかったら成長しないのと同じです。

私もよくやる実験(常に何かしらやっているつもりです)のポイントとして、次のようなものがあります。

 

 

使いどころを限定

 

時間を限定する
場所を限定する
使う対象の仕事を限定する

など、限定することでリスクを抑えられます。

私がよくやるのは、自分で実験することです。
自分の分でやるなら、何かあっても問題ありません。
むしろ生きていること自体が壮大な実験です。
このブログも実験の1つと考えています。

実験によって得られたものは、間違いなく違いになるものです。
(実験失敗もやまほどありますが。試験管が爆発するような……)

今回のモスバーガーAIレジも、店舗を限定、期間を限定、稼働時間も限定していました。
稼働時間の限定は、まいりましたが。
この店舗に行くのは、2回目でした。
1回目に行ったときはあえなく稼働時間外。
そのまま帰りました。
これ目当てだったので。

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今回もレジがトラブり、「時間がかかるかもしれませんので、通常のレジで」と言われましたが、これ目当てで来てういるので待ちました。
幸い、すぐ直ったのでよかったのですが。

併用する

従来の方法と併用しておくとリスクは少なくなります。
その分時間や手間はかかりますが、実験にはそもそも時間や手間が必要です。
新しいテクノロジー、スキルを試しつつ、従来の方法でやって、うまくいきそうなら切り替えるという方法をやっています。
今は、えいやっと切り替えることも多いのですが。
新しいPCを買ってその日のセミナーで使ったりとか。

モスバーガーのAIレジも、従来のレジとの併用でした。
併用する際は、従来のやり方にどう組み込むかも大事です。
端末で入力、決済すると、注文内容がレジ・厨房に届き、わかるようになっていたようでした。
番号札を渡す人は、PCを操作する人(奥にいました)に、次は何番と伝え、その番号を入れるとレジに伝わっていたようです。

当初は、端末で操作して出てきたレシートをもって受取口にいくのか、待つのかと思っていましたが、番号札のおかげで、操作後は席につけました。
1回目の購入(こちらも実験のため3回利用しました……)は、娘抱っこで片手操作・片手決済だったので、助かりましたが。
こういうときもやっぱりApple Watch は便利です。
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導入する

そして何よりも実戦に導入することが大事かと。
実際にやってみないとわからないことは多いです。
メニューも出してみないとどんな反応があるかわかりませんし。
机上で考えずに、未完成でも粗削りでも、(ひとまず)パッケージングして出すことが欠かせません。

ご利用いただけるお客様の目に触れないと意味がないので、できるだけ早く導入することが大事です。
組織ではなく、ひとりで仕事をしているなら、そのスピードが武器になります。
というよりも、お金、人では到底勝てない以上、そのスピードで勝負するしかないのではないでしょうか。
その感覚を磨くために、新しいものの経験や今回のような実験段階のものを経験してみる価値はあります。

今回のモスバーガーのAIレジは、AI部分については、まだまだなところがありました。
・音声認識は、決まった単語しか聞き取れない(「子供向け」「辛いの」とかはダメでした)
・画像認識は、多少並び順が変わるくらい
それでも、実験段階でデータ収集を兼ねて導入しているのがすばらしいなぁと。

現金決済もOKにしたり、タッチと音声の両方に対応できるようになっていたり(音声のみだとエラーになりやすい)、より幅広く使いやすくするための工夫も見受けられます。

音声対応というのは、従来の店員レジと同じように利用できるようにという思惑があるようです。

ただ、利用した感想としては、音声、画像、現金、カードはいらないかな・・と。
私は平気ですが(AIスピーカーや音声認識入力で慣れているので)、他のお客さんがいる中で声で注文すること、そして、決まったコマンドしか対応しないことを意識しなければいけないことを考えると敷居は高い気がします。

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画像認識もどういったデータを集めるかで偏りが出るでしょう。
私の外見だと、焼き肉やかき揚げなんでしょうが、年齢的にいっても好みからいっても野菜のほうが好みですし、それを認識できるかどうか。
操作にとまどっているかどうかの顔データをとれるのは面白いかもしれませんが。
(反面、データをとられている怖さもありますけど)

現金ありにすれば確かにすそ野は広がりますが、その分コストも上がるでしょう。
コストがそれほどかわらないのであればアリでしょうが、現金の回収、おつりの管理は必要なはずです。
クレジットカードOKにすると、カードリーダーが必要となるので、なしでもいいかなぁと。

ただ、音声、画像認識は、データ収集の意味合いもあるので、先行して実験し、やる意味はあると思います。
不思議なのは、利用者の声をとらなかったことです。
何も聞かれませんでした。
実験には、お客様の声、反応は欠かせないはずです。
まあ、聞かれるとめんどくさいと思うでしょうし、聞かれないとなんで聞かないんだろうと思うタイプではあるのですが。

 

新しいものを取り入れるために、実験をやっていきましょう。
そのためにも、実験段階の新しい体験をするのはおすすめです。

 

 



■編集後記

昨日はトライアスロンのバイクとランの練習会。
フォームや基礎の確認中心でしたが、最近の練習不足もたたり、疲れ果てました…‥。
が、いいスイッチが入ったと思います。
今シーズンの初戦は、5/19の宮崎でのアクアスロン(スイム、ラン)、5/26の沖縄トライアスロンです。

 

 

■昨日の「1日1新」

豊洲大橋をトライアスロンバイクで
ライスピュレ

 

■昨日の娘日記

髪を結んでおさげにすると「かわいーー」と鏡を見に行きます。
まあ、たしかにかわいいのですが。

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