RPA UiPath×国税クレジットカードお支払いサイトで、税金のクレジットカード払いを自動化

税金(国税)をクレジットカード払いするときにも、RPAによる自動化は使えます。

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国税クレジットカードお支払いサイトのデメリット

 

税金をクレジットカードで払うこともできます。
ただし、
・限度額がある(国税の場合1000万円)
・手数料がかかる(0.8%から0.9%程度)
という点に注意が必要です。

法人の地方税(都道府県、市区町村へ払う)の場合は、対応していなかったり、手間がかかったりします。

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国税(所得税、法人税、消費税等)は、国税クレジットカードお支払いサイトで手続きすれば、カード払いできますが、手間もかかるのが欠点です。

e-Taxで提出した場合は、そのままデータを連動できますが、サイトで新たに手続きする場合は、自分(自社)の情報や、クレジットカード情報を毎回入力しなければいけません。
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法人の中間納税は、法人税、地方法人税、消費税と3回これをやらなければいけません。
これなら、ネットバンクや銀行のほうが楽かもしれませんが、そのクレジットカード払いを自動化しておけばそのデメリットはなくなります。

こういったときにも使えるのがRPAです。
一見シンプルに見えて詰まるところもあるので、難易度的には、5段階で3でしょう。

 

 

 

 

RPA UiPathで操作を記録

 

RPAツール、UiPathについては、こういった記事を参考にしていただければ。
RPAツールUiPathが日本語化。UiPath再入門「ネットバンクにログインして明細を表示」 | EX-IT

UiPath入門 アーカイブ | EX-IT

 

 

該当のサイト(国税クレジットカードお支払いサイト)とUiPathを開いて、ウェブレコーディング(ブラウザの操作を記録できる機能)で、[ブラウザを開く]を選び、ブラウザをクリックすると、

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今開いているサイトが記録されます。

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いったんESCキーで[ブラウザを開く]の記録をやめ、[レコーディング]をクリックし、その後の操作をしていきます。

チェックして、

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同意して、

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情報の入力です。
こういうのって、もう人がやらなくてもいいのではないでしょうか。

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ただ、ここで詰まるところがあります。
通常はこうやって記録していけば、問題なくプログラムができあがるのですが、そうもいかないところがありました。

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郵便番号を入れると、都道府県市区町村が自動表示されるのですが、タイムラグがちょっとあります。
ちょっとまごつくわけです。
次の項目の番地の入力がうまくいきません。
そこで[待機]というアクティビティを使い、プロパティ(右側)で待機時間を 00:00:02(2秒)に設定します。
これでうまくいきました。
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次につまづくのは税務署名。
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こんなん、適当に読みくれればいいのに……とかデータ管理で意味ないだろうにと思うのですが。
[お近くの税務署]ボタンで、さっと入ればいいのですが、あいまいです。
郵便番号から検索すると書いてありますが、ざっくりすぎます。
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ここでそれぞれの税務署が固有のボタンならUiPathでクリックできるのですがそうでもないのです。

「じゃあ、いいや入力するよ」と入力すると何やらこんなボタンが出てきます。
ここで選択しなければいけないのです。
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このボタンもUiPathではクリックできません。
こういった、作り手の思惑にも対応しなければいけないのが、RPAです。
いろいろ試した結果、「税務署」を入れず、たとえば、「品川」と入力すると、ボタンが出てきてTabキーをおすと確定できました。
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[ホットキーを押し下げ]でTabを設定します。
ただ、待機を入れたほうが安定するので、入れておきましょう。
ここも2秒です。

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ここまで入れると、次は税金情報の入力。
ここはすんなりいきます。
この部分は、変動するので、Excelデータを読み取って入力するように、のちほどつくりかえるのですが、最初は入力してみてプログラムが動くようつくっておきましょう。

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こういったプログラムです。

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次にすすむと、カードの番号を入力する画面となります。

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「UiPathにカード番号、セキュリティコードを入れて大丈夫か・・・?」と思われるかもしれません。
そういったことにもUiPathは対応しています。
入力を記録(ウェブレコーディング)するときに、[パスワードを入力]にチェックを入れておけば、入力するものが暗号化されるのです。

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これでひとまず完成です。
性質上、最後の確認画面でRPAをとめておき、確認してから支払うという形にしたほうがいいでしょう。l

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RPA UiPathでExcelからデータを読み込んで自動化

 

最後に、変動する部分をつくっていきます。

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Excelにこういったデータを入れておき、見出し(1行目)で読み取れるようにしておくと、便利です。

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Excelを読み込むには、
・[Excelアプリケーションスコープ]でファイルを指定
・[範囲を読み込み]でデータを読み込む(””にしておくとシートすべてのデータを読み込む)
・プロパティで、「データテーブル」に変数(名前)を設定(Ctrl+Kを押す。ここでは、ExcelTable)
・画面下の「変数」をクリックし、ExcelTableのスコープを全体(ここではウェブ)に
という一連の設定が必要です。

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さらに、[繰り返し(各行)]を入れて、ブラウザを開いてクレジットカード番号を入れるところまで繰り返すようにします。

(実際は、最後に確認してから払うようにしているので、UiPathの最後に[待機]を入れて、その間に確認して納付しておきます。[待機]が終わると次のデータの処理をするようにしています)

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ExcelのA列(見出しが「納付税目」)は、row(“納付税目”).ToStringで読み取れます。

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同じように他の部分も読み取れればできあがりです。
Excelデータを変更すれば、繰り返しかつ大量のデータでも楽に処理できます。

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プログラミング(RPA含む)は、必要な事例でやってみるのが一番伸びるものですので、この事例にあてはまればぜひ挑戦してみていただければ。
(今回の事例、私自身が必要だったものです)

 

 




■編集後記

ガンダムNTのブルーレイが発売されるというのでみると、なんと4KUHDは、特別版。
高い……と思いつつ、躊躇していると手に入らなくなると思い、注文しました。
ただ、プレミアムバンダイでは、送料648円、バンダイビジュアルクラブでは送料無料。
前者だからと言って特に特典もないので、後者で頼みました。

 

■昨日の「1日1新」

とある仕事

 

■昨日の娘日記

友人が来ているのを見ると、あとずさりして泣き出しました。
以前は、遊んでいたのに、今は違うようです。