Home ■ひとりしごと仕事のスタンス AI時代にこだわりたい「血が通っているか」

AI時代にこだわりたい「血が通っているか」

by 税理士 井ノ上 陽一

AI、IT、DXなどで仕事は楽になっていきます。
ただ、血を通わせることは忘れないようにしたいです。k
※血が通っているか by Sony α1 Ⅱ+300mmF2.8

AIで仕事を楽に

AIで効率化、AIに楽に仕事をといったことをよく見聞きします。
確かにAIでできることは増えました。
そして増え続けるでしょう。

しかしながら、それを使うかどうかはまた別の話です。
「できる」と「使える」は、また違いますから。

たとえば、Zoom打ち合わせをAIで記録し、次にやるべきことをテキストにすることもできます。
しかしながら、使えるかどうか?
私は使う気はしません。
次にやるべきことというのは自分で選びつつ、シンプルにまとめたいからです。
AIだと回りくどく、必ずしも正しいものではありません。
ましてやお客様に送ることなんて……。

何が大事かというのは血が通っている人間がやはり判断するものかなと。
考え方が古いかもしれませんが。

大手のサイトだと、メール、対応が、なんだかなと思うことがあります。
AIに書いてもらっているのか、AIのような人間が書いているのかわかりませんが、本当にこちらの文を読んでるのかなと。

問い合わせの前にAIに聞いてくれといわれることもありますが、ちゃんとした答えは返ってきません。
血が通ってないからです。

仕事をする上で血が通っているかどうかというのは大事にしてみましょう。

血が通っているか

ひとりで仕事をしていれば、血を通わせることができるはずです。
むしろ、血を通わせることができないぐらいの仕事量を抱えるべきではありません。

何を望んでらっしゃるか、どうしたら喜んでいただけるかというのを真摯に考えるためのひとりです。
人を雇っていると、それぞれの人に、血を通わせることはなかなか難しいもの。
そうなるのが理想ではあるのでしょうが……。

自分ひとりであればすべて自分が対応でき、血が通った対応ができます。

血が通った対応というのはある意味非効率なものです。
それぞれ個別に対応するわけですから。

それをやるために他のことは効率化していきましょう。

非効率な仕事のために効率化

効率化って何のためにあるのか。
時間をつくるということもありますし、「楽に」ということもあるんでしょう。

しかしながら、私の効率化の最たる目的は非効率なことをするためです。
楽しいことや、血が通うことは、非効率なことが多いものですから。

AIはともかく、効率が大好きな私はさまざまなツールやスキルを駆使しています。
しかしながら、めちゃくちゃ非効率なことも実はやっているのです。

お客様ごとにつくる資料は違いますし、スタイルも違います。
そのお客様は望む形に合わせていますし、相談内容もいろいろです。
いろいろな案件もルールはあるとはいえ、イレギュラーな案件にはできる限り対応させていただいていますし、リクエストにもお答えしています。

そういうことがしたいから独立したわけですし、ひとりを選んでいます。
独立前だとそういうことをすると怒られますから。

このブログもAIに書いてもらうことは絶対にしません。
血が通っていないからです。
なんか役に立ちそうな記事だけども、実際にやってないよねとか、そう思ってないよね、みたいな内容になってしまいますから。

ただ、AIは使っています。
今、音声で入力しつつ、それをAIで加工し、最終的にITで仕上げています。

6/3 東京 AI音声認識セミナー

AIやITの使いどころを選びましょう。
ここは自分がする!というようなプライドを持ちたいものです。

 



■編集後記
昨日は、自宅で。
午後はZoom個別コンサルティングをお二人。
相談ごとや税理士業について。

火曜日なので、note更新も。
週刊 井ノ上陽一

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■娘(8歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
夕方、オセロの特訓を。
コツを教えました。
これを実践できるかどうかですが。
ひとまずママに勝てるように。

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