子供の発表会にふさわしいレンズ

子供の発表会、イベントなどを撮るときにどんなレンズがふさわしいか。
まとめてみました。

※パパ友 by Sony α7S +70-200mmF2.8

子供の発表会を撮るには、スマホ?カメラ?

子供の発表会。
自分たちの記録、他の家族への共有の意味でも撮っておきたいものです。
スマホのカメラの性能も上がり、スマホでも十分撮れます。
ただ、望遠に関しては、まだまだカメラ(ミラーレス一眼)が上です。
カメラで撮る楽しみもあります。

私は、スマホでは撮らず、ここぞというときは、カメラを使っています。
そのカメラは、動画も写真も撮れるもの。
動画用にビデオカメラで買ったほうが手軽で片手で使え、ズームもできます。
ミラーレス一眼よりも安いですし。
ただ、あくまで動画用。
写真も撮れて、レンズを変えることもできるカメラ(ミラーレス一眼)のほうがおすすめです。

そのカメラ、まず動画で撮るか写真で撮るか。
私は動画優先で、どちらも撮ります。

動画で撮るか写真で撮るか

動画で撮れば、スクリーンショットを撮って写真にできます。
もし、動画と写真のどちらかしか撮れない状況(カメラが1台、参加者が1人)なら、迷わず動画でしょう。

私の場合、妻が動画、私が写真という役割分担です。
動画のほうが楽に撮れるという特徴もあります。

以上のことを踏まえて、どんなカメラを使うか。
そのカメラをイベント用に準備することもできますが、できれば、通常の使用も含めて選びたいものです。
安い買い物でもないので。
子供が5人とかだったら元が取れるかもしれませんけど。

私は通常使っているものを発表会でも使いました。
発表会だと望遠レンズが欲しいもの。
望遠レンズは普段でも使えます。
年1回の運動会のときだけ望遠レンズを買うべきかどうか

カメラは2台あれば理想ですが、スマホとカメラと2台体制で、スマホは動画、カメラは写真でもいいでしょう。
発表会だと室内なので、レンズの交換もしやすいです。
(外だとレンズ交換時にほこりやゴミが入るリスクがあります)

最も大きな課題なのは、どのレンズを持っていくか。
それにより撮れるものが変わってきます。

子供の発表会にふさわしいレンズ

発表会の場所を事前に下見できれば一番です。
私の場合は、去年も使った場所で、どのくらいの広さかはわかっていました。
わからない場合は、レンズを複数持っていくか、ある程度望遠のものがいいでしょう。
ただ、望遠すぎると、近くが撮れません。
入場シーンを撮りたい場合は、撮れないので、スマホかレンズを入れ替えることで対応することになります。

そして、その発表会のルールも事前に確認しておきましょう。
写真スペースがあるのか、席に座らなければいけないのか、席は指定か、早いもの勝ちか。
私の場合、最後方に写真スペースがあり、一段高くなっていました。
三脚使用もOKです。
ルールとしては、「席に座るなら頭上より上にカメラを上げないこと」。
動画を撮る妻側は気をつけなければいけませんでした。

今回選んだのは、
写真用に
・Sony α7S +70-200mmF2.8(フルサイズ)
・Panasonic G9 PRO+200mmF2.8(フルサイズ換算400mm)+1.4倍テレコンバーター、8-16mmF2.8-4.0(換算16-32mm)
動画用に
・Panasonic S1+20-60mmF3.5-5.6+ミニ三脚
というカメラ。

写真は、1台でもよかったのですが、70-200mmだと、ちょっと遠かったので2台にしました。
200mmだとこんな感じ。

560mmだとこんな感じです。

400mmに1.4倍のテレコンバーターをつけて560mmにしています。
ズームレンズのほうが、調整しやすいので、楽ですが、一般的に高く暗くなります。
私が持っていったレンズは、フルサイズのF2.8と、マイクロフォーサーズのF2.8。
マイクロフォーサーズのF2.8はテレコンバーターをつけると、F4,フルサイズに換算するとF8になり、それなりに暗いです。
会場が暗い場合は、うまく撮れませんが、今回の場合は大丈夫でした。
暗くするかどうかも確認しておきましょう。

各社
・70mm-200mm(APS-Cだと50mm-140mm、マイクロフォーサーズだと35mm-100mmなど)
・100mm-400mm(APS-Cだと70-300mm、マイクロフォーサーズだと50-200mmなど)
あたりのレンズがいいでしょうね。
APS-Cは、商品名にある焦点距離(○mm)に約1.5倍、マイクロフォーサーズは2倍することに気をつけましょう。

フルサイズじゃなきゃいけないというわけではありません。
マイクロフォーサーズだと軽く小さく安いという特徴がありますし、オートフォーカスが速い傾向にあります。

私の場合、今回は、写真用に
・70-200mm
・400mm、560mm
を持っていきました。
800mmもテレコンバーターで使えます。

動画だと
・16-35mm
・24-70mm
あたりがおすすめです。
今回は、20-60mmを持っていきました。

こう考えると、各社出している24-200mm(マイクロフォーサーズだとOLYMPUS 12-100mm)や28-200mmも便利でしょうね。
買おうかな……とも。
ただ、70-200mmF2.8や200mmF2.8mmの写りのよさ・明るさは捨てがたいです。
写りのよさよりひとまず写っていることが大事でしょうけど。

カメラ、レンズの注意点は、次のようなものです。

F値が小さいレンズにする

F値が小さいとレンズが高くなりますが、明るいほうが撮りやすいです。
F2.8 、F4 くらいのものを選びましょう。
F値が大きくて暗くなると、次のような方法で明るくします(カメラが自動で変えてくれます)が、デメリットもあります。
・シャッタースピードを遅くする→ブレやすくなる。
・ISO感度を上げる→画質が粗くなる

ただ、F値を小さくしようとすると、一般的にレンズが重く大きく高くなるのがデメリットです。

SDカードの容量に気をつける

SDカードに十分な容量があるか確認しましょう。
また、速度が遅いカードだと連続撮影や動画収録でうまく保存できない場合もあります。
動画を4Kでとるなら、U1ではなくU3にしておいたほうがいいでしょう。

○バッテリーに気をつける
バッテリーが十分充電できているかどうかの確認をしつつ、予備バッテリーがあると安心です。

 

4Kに気をつける

4Kで動画を撮る場合、クロップといい、収録する画面が小さくなる場合もあります。
そうなるかどうか確認しておきましょう。
SDカードの容量も大きくなります。

動画の収録時間に気をつける

ミラーレス一眼の場合、動画の収録時間に制限がある場合もあります。
制限がなくても熱で止まることも。
確認しておきましょう。

手ブレに気をつける

カメラを持つ手がブレると、写真もブレます。
重いカメラ、レンズだと特に注意が必要です。
シャッターを押すときにもブレます。

カメラまたはレンズに手ブレ補正がついているものを使うほうが無難でしょう。
ついていてもブレるときはブレますけど。
今回、手ブレ補正のものを選びました。
動画はなおかつミニ三脚を使っています。

動きに気をつける

子供の動きが多い場合はブレます。
Sモード(シャッタースピード優先)にし、シャッタースピードを1/500程度にし、オートフォーカスモードをAF-Sではなく、AF-Cにして連続撮影にしましょう。
今回はほぼ動きがありませんでした。

 

動画共有に気をつける

4Kで動画を撮ったときにその共有には注意が必要です。
容量が大きくなりますし、また、GoogleフォトだとフルHDになってしまいます。
フルHDでも十分といえば十分ですが。
じぃじ、ばぁばにはGoogleフォトで共有しています。

YouTubeだと4K動画もアップできますが、限定でアップしても、音楽が入っていると著作権にひっかかるので注意が必要です。
観ることできなくなります。
発表会だとだいたい音楽が入っているかと思いますので。

また、写真や動画を撮るのに夢中になりすぎないことも大事です。
ファインダー越しに見つつ、肉眼でも見つつ、楽しみましょう。



■編集後記
昨日は、朝公園、その後、電動キックボードで移動して撮影、セミナーへ参加。
途中、娘のいちご新聞も無事入手。
マイメロちゃんのクッキーづくりセットも買ってみました。
今日つくります。

1日1新Kindle『1日1新』Instagram『1日1新』
新橋のLUUP拠点
カフェ フルスイング

■娘(4歳9ヶ月)日記→Kindle『娘日記』
公園に行くも、寒くてすべり台の下に座り込んでいました。
一緒に動いて暖まり、なんとか。
朝の公園はすいているのですが、寒いのが難です。