Excelの覚え方・勉強方法

Excelをどうやって覚えるか、どうやって勉強するか。
私が考える方法をまとめてみました。

※MacBook AirとWindows版Excel　by　Nikon Z7Ⅱ+50mmF1.2

Excelの操作を覚える

Excelに限らず、仕事を効率化するソフトを使うときに、まず覚えたいのは、操作。
効率的な操作を身につけて、ソフトの操作を無意識にできるようにしましょう。
そうしてこそ、ソフトの使い方に集中できます。

効率的な操作とは、キーを使った操作、ショートカットキーです。
それぞれのソフトにはショートカットキーがあります。
（たまにないソフトもありますが）

そのショートカットキーを１つずつ覚えていきましょう。
ここに時間をかける価値はあります。
他のソフトでも使えるショートカットキーもあるからです。

こういったものがあります。
12個、厳選してみました。
・Enter OKボタンを押す。キャンセルはESC
・Ctrl＋W→Enter 上書き保存しながら閉じる
・Ctrl + S 上書き保存する　名前をつけて保存はF12
・Tab 入力後、右のセルへカーソルを移動する
・Ctrl + Z 最後のコマンドの操作を元に戻す
・方向キー カーソルを移動する Shiftを押しながらで選択範囲を広げる
・Alt+Tab 他のソフトも含めて切り替える
・Win＋→（←） Excelを左寄せにする（右寄せにする）
・Ctrl + D 下方向にコピーする
・Alt＋F1 棒グラフをつくる
・Ctrl + Shift + 1(!) [桁区切り]表示にする
・Ctrl＋Shift＋3 日付（yyyｙ-mm-dd）表示にする

リボン（画面上部のメニュー）は極力使わないようにしましょう。
目で見て操作しなければいけないからです。
（キーで操作もできますが、それならショートカットキーのほうが好ましいです）

Excel本を10冊読む

基本の知識はどのスキルでも必要です。
本には必要あるところ、必要ないところもありますが、一通り読んでおく価値はあります。
2,000円の本を10冊買っても2万円。
スキルを身につけることを考えたら安いものです。

より高くはなりますが、セミナーやコンサルティングを受ける方法もあります。
ただ、やはりまずは本です。
Amazonで、「Excel　入門」と検索して、買ってみましょう。

私の本も、その中に含めていただければうれしいです。

やってはいけないExcel――「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
ピボットテーブル超入門

MOS（試験）を受ける方法もあります。
MOS Excel 365 ＆2019 合格の秘訣

基本を勉強するのに最適です。

Excelを使う

操作を覚える、基本書を読むことと並行して、「自分の仕事のどこにExcelを使えるか」を意識しましょう。
使わないなら、Excelを覚える必要はありません。
ただ、どこで使えるかを並行して勉強しないと、使いどころは見つからないものです。
基礎の勉強と、実践の両方をやっていきましょう。

・操作
・基礎
・使う
をちょっとずつやっていくイメージです。
目の前の仕事を効率化することを目指すには、Excelのすべてのスキルを覚える必要はありません。
ただ、基礎知識、基礎体力は必要です。
基礎の勉強も常に続けるようにしましょう。

私がExcelを覚えたときも、操作スピードを磨きつつ、基礎をヘルプで学び、「これ使えるかな」というものを試してきました。
やりたいことと「Excel」というキーワードで検索するのもおすすめです。

できればExcelマクロ（VBA）も同時に学んでいきましょう。
両方やってこそ見えてくるものもあるからです。
・複数のブック、シートを1つにする
・1つのデータを複数のブック、シートにする
なら、マクロが欠かせません。
（Excelの機能でできないこともありませんが）

Excelスキルでおすすめなのは、
・ピボットテーブル
・関数（VLOOKUP、XLOOKUP、SUM、IF）
・データを整理するスキル（ブック、シートを1つに。JIS、ASC、LEFT、MID、RIGHT、DATEなどの関数）
・グラフ
・テーブル
などです。

このあたりから重点的にはじめてもいいでしょう。

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■編集後記
昨日は、新刊の原稿の締切日。
チェックを終え提出しました。
夕方からトライアスロンデビューのサポートでバイクショップへ。
バイクが決まってよかったです。

■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
とある方とワイズロード新宿本店
ドトール新宿2丁目

■娘(5歳）日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
今日の保育園のお迎えはギリギリ。
ギリギリだと喜ぶことも。
遊びの途中なので。