Excel関数を効率よく入力するには。直接入力・ショートカットキー・最後の「)」を省略

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Excelで関数を、使うときも効率を考えたいものです。
私がオススメする関数入力方法について書いてみました。
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※滞在先のホテルにて iPhone X

Excel関数の入力方法

Excelで関数を入力する方法はいくつかあります。
1つは、アイコン(fx]をクリックし、関数を挿入する方法です。
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関数を検索することもできます。
この関数の挿入は、マウスを操作するので少々手間がかかります。
ショートカットキーShift+F3で開くこともできるのですが、関数の選択にマウスを使うので、それほど変わらないでしょう。
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次の方法は、リボンの[数式]タブから選ぶ方法です。
これも探すのに手間はかかるでしょう。
EX IT 1

私はこれらのいずれも使っていません。
関数は、あえて直接入力しています。

あえて直接入力するのがおすすめ

直接入力

関数を直接入力する理由の1つは、単純に速いからです。
関数は「=]で必ず始まり、その次に関数の頭文字を打つと、Windows版のExcelでは、候補が表示されます。
(Mac版だと、関数名をすべて入力し、最初の「(」を入力する必要があります)
ここで選択するのは、手間がかかるので、その関数が出てくるまで文字を打ったほうが速いでしょう。

たとえば、Vlookup関数なら、「=v」だとこのように表示され、
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「=vl」まで打つと、vlではじまる関数は他にないため、VLOOKUPが表示されます。
ここでEnterキーを押すと、確定されてしまうので、Tabキーを押しましょう。
EX IT

Tabキーなら、その続きを入力又は選択できるようになります。
EX IT 13

「直接入力が速い」というようになるのは、タイピング、しかも英字のタイピングが速くなければいけません。
「関数を効率よく入力する」には、タイピングは必須のスキルです。
タイピングスキルを磨いておきましょう。

タイピングが遅いからといって、関数の挿入やリボンに頼っていると仕事全体の効率はいつまでたっても上がりません。
マウスやアイコン、リボンで便利に使えるようになった一方で人のPCスキルは落ちているのです。
その流れに乗らず、全体の効率化をすすめるなら、タイピングは欠かせません。

また、英字のタイピングが速い、英単語を入力できるというのはプログラミングをするときにも役立ちます。
効率化のためには、プログラミング、Excelマクロも欠かせないものですので、日々のExcelで英字タイピングに慣れておくのは悪くありません。
(といっても、省略できるものは省略しますが)

SUMはショートカットキー

合計する関数、SUMを使う場合も、リボンのオートSUMボタンだと手間がかかります。
SUMはショートカットキーがあるので、これを使いましょう。
ショートカットキーは、「Alt」+「Shift」+「-」 です。
(Mac版は、「command」+「Shift」+「T」 )

最後の「)」は、ほぼ省略できる

直接入力するときに、もう1つ、省略できるものがあります。
最後の、「)」です。

たとえば、VLOOKUP関数なら、
=VLOOKUP(A1,Sheet2!A:B,2,false)
とするところを、
=VLOOKUP(A1,Sheet2!A:B,2,false
でEnterキーを押すと、最後の「)」は自動的につきます。
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問題なく表示されるわけです。
EX IT 8

IFの場合も同じようにできます。
たった、1文字の「)」を省略できるだけですが、関数を入力する回数を考えると、省略できる時間は大きいものです。
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複数の関数を組み合わせる場合、このように警告が出ることがありますが、ほとんどの場合、)を入力しなくても問題ありません。
EX IT 4

プログラミングやるなら、最後の)も入れるべきかもしれませんが、わかってやっていることならそれはそれでいいかなと思っています。

関数については、こういった記事もありますので参考にしていただければ。


【編集後記】

昨日は、確定申告のついての記事の校正を。
Webデザイナーの方むけのもので、質問に私が答えるという形式のものでした。
なかなか興味深い質問もあり、お役に立てればうれしいです。

【昨日の1日1新】
※詳細は→11新」

変なホテル
近くのクリニック、薬局
イクスピアリで惣菜

【昨日の娘日記】

1歳の誕生日が近づき、何をあげようか考え中です。
ストッケ(椅子)かなぁと、調べています。
似たようなもので安いのもあるので悩みどころです。

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