Excelで1行おきに色を付けるならテーブル。条件付き書式・マクロは使わない

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Excelで1行おきに色を付けるなら、テーブルがおすすめです。
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※ヴィーナスフォートにて iPhone 7 Plus

Excelのテーブルで1行おきに色を付ける

Excelでこういったデータがあるときに
「1行おきに色をつけて見やすくしたい」
ということがあるかと思います。
EX IT 4

そんなときに役立つのは[テーブル]です。
データのいずれかを選択して、Ctrl+T→Enterを押せば、このように1行おきに色がつきます。
EX IT 5

※Ctrl+Tで、次のようなボックスが表示され、ここで[OK]を押す意味でEnterを押しています。
規則正しく(空白の行がなく)データを作っていることが前提です。

EX IT 11

その他テーブルには、
・色やデザインを変更するのが楽

EX IT 6

・行を挿入しても色をつけなおしてくれる

EX IT 7

・データを追加しても色を付けてくれる

EX IT 9

EX IT 10
というメリットもあります。

Excelで1行おきに色を付けるなら、テーブル以外に選択肢はありません。

Excelの条件付き書式で1行おきに色を付ける方法

ただ、こんな方法もあります。
条件付き書式を使う方法です。

データを選択し、リボンの[ホーム]タブの[条件付き書式]から[新しいルール]を選び、
EX IT 1

[条件付き書式]という名前のとおり、ここでルール、つまり条件を設定します。
[数式を使用して、書式設定するセルを決定]を選び、数式で
=mod(row(),2)=0
と入力し、[書式]を押して色を選びましょう。
EX IT 2

この数式は「行番号を2で割った余りが0の場合」つまり、「偶数列だったら」という意味です。
偶数列に色を付けるということは、1行おきに色を付けることになります。

EX IT 3

ただ、この方法だと、
・条件付き書式の知識が必要
・mod関数の知識が必要
・行を挿入した場合対応できない
・データが増えた場合対応できない
・色を変えるのに手間がかかる
・線をひいたり、線の色を設定したりするのが手間
といったデメリットがあるので、おすすめしません。

「テーブル、使ったらいいがな」という感じです。

Excelマクロで1行おきに色を付ける方法

伝家の宝刀マクロを使うこともできます。

次のようなコードです。
①データ数をカウントし(この場合8,714行)
②2行目から最終行(8714行目)まで、1行おきに色を付ける

Sub row_color()

'■データを最終行までカウント
    Dim Last_Row
    Last_Row = Range("a" & Rows.Count).End(xlUp).row    ①
    
'■2行目から最終行まで、1行おきに色を付ける
    Dim i
    For i = 2 To Last_Row Step 2  ②
        Range("a" & i, "d" & i).Interior.ColorIndex = 37  ③
    Next
    
End Sub

「For i = 2 To Last_Row Step 2」
が、2行目から最終行まで、繰り返すという意味です。
通常だと1行ずつ繰り返すのですが、「Step 2」と入れれば、数が2ずつ増える、つまり1行おきになります。

「Interior.ColorIndex = 37」というのが、セルの色を指定するものです。

EX IT 13

ただ、マクロの場合
・マクロの知識が必要
・色の変更、罫線の追加にもマクロの知識が必要
・行を挿入した場合対応できない
・データが増えた場合対応できない
といったデメリットがあります。

「テーブルでいいがな」という感じです。

いろいろなやり方があるのがExcelのいいところであり、楽しめるところでもあります。
関数やマクロが最適な方法は限りません。

 


【編集後記】

昨日は、整体でメンテして、その後セミナーへ参加。
いいブログネタもたくさんうかびました。
(セミナー中にネタが浮かぶことは多いです)

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

とあるセミナー
スタバ エチカ池袋店
糖質ゼロ麺で担々麺をつくった
Nintendo Switch Proコントローラー

【昨日の娘日記】

昨日の朝、寝返りしてうつぶせの状態から、再度寝返りしてくるくる回っていました。
ごろんごろん回る姿がかわいいです。

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