過剰なサービスがみんなの時間を奪う。お水(お冷)くださいをなくすには。

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効率化は自分だけではなく全体を考えたいもの。
みんなにとって効率化になることをしたいものです。
過剰なサービスはいらないかなと思っています。

※水のボトルを置いてくださる店 by Canon RP+16mmF2.8

「お水ください」の手間

飲食店で、お水(お冷、お茶)のおかわりがほしいことがあるでしょう。
そんなとき、店員さんを呼ぶことになります。

店員さんは他の仕事もあるもの。
呼ぶのも気が引けます。
ましてや、今は接触とさけたい時代。
なおさらです。

かといって、店員さんが、店内を見回して、「水が減っているところがないか」「水をほしがっている方がいないか」を確認すべきかどうか。
それはそれで、手間です。
「お水いかがですか」

「いいです」
「いりません」
「お願いします」
というやりとりは人類に必要かどうか。

ただ、聞かないと、「サービスが悪い」と言われる可能性もありますし、その恐れもあるでしょう。
言われたら出すくらいでいいんじゃないかなと思っています。

そこまでするのは過剰サービスでしょう。
このケースなら、水のボトルをおいてくれればいいだけです。

水のボトルでみんなが効率化

水(お茶)のボトルがある、または、セルフサービスコーナーがあれば、店員さんを呼ぶことも、聞かれることもありません。
接触もしなくてすみ効率がよくなるわけです。

最近は、こういう事情からか、水のボトルを置いてくださることが増えた気がします。
多少ですが。

水のボトルは、
「おわかりが欲しかったらどうぞ」
「呼ばなくてすみますよ」
「好きなだけどうぞ」
というていなので、失礼でもなんでもありません。

中には、
「自分で入れるのか!」
と怒る人もいるかもしれませんが、効率化は、イレギュラーを考えすぎないというのが鉄則です。
イレギュラー=自分の軸に合わないものは、考えないようにしましょう。

「どっちでもいい」が大多数。
私のように、「水のボトル、いいね!効率的だし!それだけでまた来たい」と思うのは少数派でしょうけど。

飲食店でいえば、タッチパネル、QRコードで注文というのも、同様の効果があります。

これらはすべて、「接触をへらすため」かもしれませんが。

この水のボトルを効率化ととらえ、こういったものを取り入れられないか考えてみましょう。

効率化は手抜きではない

すべてのことを手取り足取り提供することがいいことかどうか。
お客様は別に望んでなく、自分も苦しいというものもありえます。

効率化を手抜きと考えると、なかなかすすみません。
「水を入れに行くのが嫌だから」だけだと、手抜きです。
そうではなく、「お客様にとっても便利」という考え方をしましょう。

たとえば、請求書をプリントアウトして押印して郵送するのが、丁寧で、いいサービスかどうか。
お客様は、その紙を受け取って、封を開け、その紙を保管しなければいけないわけです。
郵便受けに取りに行く手間もありますし、ときにはそれで出社していることもあるでしょう。
紙ゆえに、やぶれたり、なくしたり、汚したりするかもしれません。

そうではなく、PDFでメールすれば、上記のようなことがなくなります。
「メールを受け取る」ということすらしなくていいわけです。
メールソフトを開けば届いていますので。
それをどう保管するかは自由です。
(それをプリントアウトすることすらも)

お互いに効率的になります。
もちろん、この場合も、「紙じゃないと請求書として認めん!」という意見もあるでしょうが。

私が受け取る側だと、「メールでいいですよ」と声をかけています。
「ボトル置いてもらえればいいですよ」のように。

・お互いが効率化できるかどうか
・自分が手間をかけていることが喜ばれているか

過剰なサービスが、お互いの時間を奪っているということは多いものです。
水のボトルを置きましょう。

 



■編集後記
昨日は、ひとり税理士実務セミナー【力の抜き方】を開催しました。
変なタイトルかもしれませんが、力の入れ具合、抜き方は大事ですので。

その後は、娘と公園。
戻ってきて、なぜかもう1回別の公園へ。

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刺身用ごま

■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
広い公園に行き、おにごっこ、かくれんぼ、だるまさんがころんだを。
だるまさんがころんだは、うまく止まれず……。
歳のせいのなのか、運動神経なのか……。
その後、ビーチバレー大会を遠目に見学。
バレーやってみたいそうです。
こんどやってみようかと。
パパは下手ですけど。

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