独立前だけではなく、独立後も、夫・妻の不安を聞いてみる

独立前に、家族と調整する、相談することは多いかと思います。
ただ、独立後も、たまにその不安を聞いてみると意外な気づきもあるのでおすすめです。
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※カフェにて iPhone X

衝撃の記事 妻からの質問状

毎日更新され、昨日、ついにフルマラソンを完走したモロトメジョーさんの記事でこういったものがありました。

妻からの質問状 〜ひとり税理士の夫へ。【フリーランスに対する家族の思い】 | 融資×経理でシゴトを強く|モロトメジョー税理士事務所 | 横浜

ぶっちゃけ不安はない?と奥さんに聞いてみた結果を記事にされていたのです。

モロトメさんもひとりで仕事をしています。
会社にいるから安心というわけではありません、ひとりだとひとりなりの心配があるはずです。

どこかに出かけるわけでもなく、家にいるし(自宅兼オフィスの場合)、なんとなくいつも仕事しているし、スーツも着ず、何でお金が入ってきているのかわからず、ボーナスってないし、給料すらないらしいし(個人事業主の場合)、それでいて毎日ブログを書き続けているし。

不思議な生命体として見られているかもしれません。
これが他人事ならおもしろがっていていいのですが、家族(夫、妻)となるとそうもいってられないでしょう。
不安なのは無理もありません。

独立時には、「こういう仕事で、こうやって仕事して・・」と説明することが多いかもしれませんが、独立後にもそういう機会は必要ではないでしょうか。

「やる気が心配」

というわけで、うちも聞いてみました。
いろいろとあったにはあったのですが、最も大きいのが、「やる気」。

「やる気があるときとないときの差がすごいから、それがなくなるかどうかが不安といえば不安」と。

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さすがにばれていますね。
ただ、そんなにやる気がないところを見せていないつもりなので、意外でした。

私自身もそれが弱点と思っており、だからこそこういうことをやっています。

複数の売上の柱を持つようにしているのも、売上分散の効果もありますが、やる気を維持するためにもやっていることです。
少しずついろんなことをやるからやる気が続きます。

新しいメニューを考え出すのも、やる気を刺激するためです。

やりたい仕事をやるのもやる気を出すために欠かせません。

改めて自分の弱点に気づくことができ、不安を聞いてみてよかったと思う次第です。
ぜひ、さらりとでも、身近な人に「不安なことない?」と聞いてみましょう。

目に見える仕事をするのも大事

両親に聞いてみるのもいいでしょう。
今は大丈夫かと思いますが、働きすぎを心配されていたことがあります。

家族や身近な人に心配をかけないためには、目に見える仕事をするのも大事です。
モロトメさんも毎日ブログを書き、しかも奥様が毎日チェックしてからアップされているとのこと。
ブログという目に見える仕事をし、数字を明かし、セミナーや執筆もされています。

どうしても、仕事は目にみえないことが多く、不安を感じる部分があるものです。
私もブログは読んでもらっている(はずな)ので、多少のことはクリアになっています。
(メルマガは内緒です。税理士向けでもありますし)

スケジュールはGoogleカレンダーで共有していますので、なんとなく何をやっているかもわかっている状態です。
当初は時間枠だけを共有していましたが、何をやっているかわからないという話があったので、予定名も公開しています。
予定が少なすぎて逆に不安になるかもしれません。

自分がやるセミナー、参加するセミナー、打ち合わせなども明かしているので動いていないようには見られないはずです。
「ポセイ丼(トライアスロンチーム)」とか入っていると、遊びというのがまるわかりですが。。
こないだ「メガネ会」と入れていたら、怪しまれました。
(そういう会があるので)

本を書く仕事も話していますし、どのくらいの売上になるか、本はそんなに売上にならないということも話しています。
心配されるのもダメですが、過剰に安心されてしまうのもダメですので。
ブログも仕事の1つであり、ブログから仕事の依頼をいただいたことも逐一話しています。
毎日ある程度の時間(平均118分)を使い、旅先でも土日でも時間を使っているので、相当の覚悟でやっており、伊達や酔狂でやっているわけではないということは示すべきです。

もし、なにかを止められたとしたら、自分の覚悟が足りないと思うようにしています。
身近な人が感じることは、耳の痛いこともありますが真実も多いものです。

ぜひ、「不安がないか」聞いてみましょう。

最後に、気づきをいただいた感謝もこめて、モロトメさんの奥様の8つの質問へ勝手に答えてみました。

・ひとりってラク?
楽ではない部分もありますが、楽です。
雇われる適性も、雇う適性もないので。
自分で決められるというのが重いのですが、楽です。
新しい企画を思いついて翌日にメニューと告知することもできますし、これはやめておこうというものは断ることもできます。
(こういうのがやる気が作用していることでしょうね)

ひとりで、大きな固定費(家賃、人件費)を抱えてないのは、お金面でも楽です。
オフィスが大きく、人をたくさん抱えていても苦しんでいる人は苦しんでいます。
楽になるようにアレンジしていくのが大事かと。

・世間から取り残された気分にならない?
世間から外れたところにいる自覚はあります。
なんか他と違うな・・と。
ただ、取り残されているというよりも、あえて外れているという感覚で、少数派であればあるほど、しめしめと思っています。
世間と同じことをやっていたら違いもつくれませんし、余計に不安です。

・どうやってリフレッシュする?
ストレス発散という言葉が嫌いで、そうならないように、ストレスは根本から断っています。
嫌々仕事をしてもお客様に申し訳ありません。
嫌いになったのに付き合っているような。

ただ、気分転換という意味では、複数の仕事を切り替える、運動(トライスロンのトレーニングをする)、趣味(ゲームや漫画)、読書をやっています。
料理も気分転換の1つです。掃除は苦手ですが。

・ことこまかに自分のデータ取るもの?
あ、これはその通りです。
自分にだけ使うなら、なんとなくでいいのですが、ネタのためには正確なデータがあったほうが面白く具体的になります。
だからこそ、ブログは今日で3900日、メルマガは1816号、セミナーは247回などといったカウントを心がけているわけです。
だいたいの数で答える、アピールするよりも、正確な(正確っぽい)データのほうが信憑性があると思いますので、ひとりで仕事をする上で「きちんとカウントする」というのは必須と思っています。
お金はもちろん、仕事にかかった時間をデータとしてとるのも同様です。
お金=経理、家計簿に関しては、記録していないと余計にめんどくさく、余計に不安になるのでやっぱり欠かせません。

・どういう状態が最終形? 満足することってある?
フリーザのように第3形態で終わりならいいのですが、最終形は考えていませんし見えていません。
1億円貯めたらゴールという明確なものがあればいいのかもしれませんが、それもないです。
だからこそ不安を生むのかもしれませんが。
あえていうと、娘が嫁に行く日まで元気でいて、仕事もできている状態が目指すところでしょうか。
今から20年〜30年後になるかと思いますが。

満足するかどうかについては、満足はストックではなくフローと考えていて、今日は今日で満足することもありますが、明日になるとまたリセットされる感じです。
今日満足したからといって安心してしまうと、人間そこで止まってしまうか、ダメになるような気もして。
時間とお金のバランスをとり、そのときそのときに満足するようにしたいなとは思っています。

・いつまで働くつもり?
働く形は変えつつも、元気であれば死ぬまで働くつもりです。
話す、書くという仕事は、年をとってもできると思っていますし、その頃でもITだなんだと語っていれればと。
それを考えて今、話す仕事、書く仕事をやるようにしています。
60歳になってすぐにできるとは限りませんので。
独立したのも、自分の選択で働くかそうでないかを決めることができるからです。
定年や再雇用や閑職に追いやられるなんてことを考えなくてすみます。
ブログも続ける予定です。

細く長く働けるように、今ガンガン働いてやる気を失ったり、疲れ果てたりしないようにしています。
定年までガンガン働いて後は休むという生き方もありますが、私には細く長くのほうがあっていると思うので。

・仕事、仕事に追われない?
そうならないことが、自分への義務であり家族への責務と思っています。
そのためにブログを書き、自分の軸を磨き、自分のルールを厳しく決めているところです。
むしろ、仕事に追われないために独立しています。
独立後にそうなっては元も子もありません。
安定しているけど仕事に追われる独立前、安定していないけど仕事に追われない独立後。
これが、安定していないけど仕事に追われる独立後になると、自分を否定したことになります。
意地でもそうならないようにするつもりです。

・年金(老後、遺族)はどうなるの?
会社をつくって厚生年金、小規模企業共済、確定拠出年金などそれなりに準備はしています。
生命保険も娘が生まれて増額しました。痛いくらいに。
死亡のときはもちろん高度障害も含めてです。

トライアスロンチーム「ポセイ丼」の仲間でもあり親友でもある凄腕生命保険マンに相談すると
「おもちゃを買いすぎるので、そうしないようにこれくらいはやっておきましょう」
と言われ、そうしました。
ある日「月々、保険料がでかいっすよ、やっぱり」というと、「何いってんですか、元帥(私のこと)に付き合ってわれわれがどれだけトライアスロンにお金をつぎこんでるか」と。。
好きでついてきたはずなんですが。
まあ、それはともかく、将来に対してこれくらいは払い、これくらいは出るというのを話してはいます。
貯蓄だと貯まるまで時間がかかりますし、投資だとリスクもありますが、保険だと入った瞬間に保障が始まるという保険ならでは特色があるのが大きいです。
もちろん、どういう保険に入るかは吟味する必要があり、知り合いだから友人だからという理由では入らないようにしています。
(紹介料目当てで紹介してくる人、ノルマをこなしたいだけの人もいるので要注意です)

とはいえ、細く長く元気でいるってのを目標にしてはいますけどね。

というわけでおまけコーナーでした。


【編集後記】

昨日は、はなももマラソン(フルマラソン)。
20回目のフルマラソンでした。
初フルマラソンの税理士仲間4人と参戦。
見事完走だった人、惜しくもリタイアだった人と結果は様々でしたが、秋口から同じ目標に向かって情報交換しつつ、ともに挑戦できた日々は楽しめました。
もっと上を、次こそは完走などまたチャンレンジできればと思っています。

私は・・・というと、きぐるみラン(ポムポムプリン)が暑すぎかつコンディション不良でしたが、生存モードに切り替えてなんとか完走しました。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

ポムポムプリンでフルマラソン完走
税理士仲間とフルマラソン
古河浴場
新イベント企画・告知

【昨日の娘日記】
昨日は、6:30に家を出て、帰りは21時すぎだったので、朝会っただけ。
鼻水が多いのが心配でしたが、元気に見送ってくれました。
マラソンでしたが。

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