「お忙しいところ」を禁句に。忙しくない世の中を望むから。

「忙しい」という言葉を使わないことに加え、「お忙しいところ」を封印しています。
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※ハワイにて iPhone X

「忙しい」とは

「忙しい」。
いいようで悪いような言葉です。

独立後は、ひま、忙しくない=仕事がない、売上がない、食べていけていない、イケてないというイメージがあるので、「忙しい」を望む傾向もあります
一部には
「忙しい」=成功している
というイメージもあるでしょう。

そして、忙しくしておかないと、余計な仕事が来る、何か言われるといった不安もあります。
私も独立当初はありました。
しかし、これは、独立前のクセ、悪癖です。
会社にいると、忙しくしていないと仕事が増えますし、ときには評価が下がります。
忙しくて仕事が終わらなくて長く残って頑張るというのが評価基準ですので。
そういった評価基準がなくなった独立後は、考え方を変えなければいけません。

だからこそ、独立後は、「忙しい」を禁句にしている人も多いでしょう。
私もそうしています。

「お忙しいところ」は正しいのか

「忙しい」は禁句、では、「お忙しいところ」はどうなのか。
以前からもやもやしていましたが、今年になって「お忙しいところ」を禁句にしました。

自分は忙しくしていなくても、「お忙しいところ」を相手に言うのはどうなのか。
「自分は忙しくないけど、忙しいよね」というのも変です。
ましては、私は
・忙しいことに疑問をもとう
・仕事量を増やして忙しくするのではなく、時間を考えてバランスをとろう
・時間管理をしよう
と提唱しています。

そういった立場で、「お忙しいところ」を軽く使っていいのかと考えたのです。

逆に「お忙しいところ」と言われると、返事に戸惑いますし、ときに怒ります。
自分がいわれて困ることを言わないという原則から考えても、「お忙しいところ」はおかしいわけです。

そして、禁句にしました。
言うのも書くのも禁止です。

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・お支払いいただいたとき
・何かをお願いしてやっていただいたとき
・セミナーにきていただいたとき
・コンサルティングを受けていただいたとき
など、あらゆるところで封印しています。

・・と思ったら最初のうちは、ご入金のお礼メールのテンプレートに「お忙しいところ」があり、あわてて消しました。
「お忙しいところ」を言いそうになり書きそうになり、飲み込んだことも幾度となくあります。

税理士業界は12月〜3月(ときにはその前後も)、いわゆる繁忙期です。
その時期に、とある仕事を依頼しています。
「お忙しいところ」とつけてしまいそうですが、税理士業界から繁忙期をなくしたいと思い、「忙しさ」を撲滅しようとしているので、やはり封印しました。

この時期に、セミナーに参加していただいた方々もいらっしゃいます。
それでも、封印しました。

そして、今日、税理士仲間4人とフルマラソンに行きます。
やはり「お忙しいところ」とは言いません。

「自分だけが忙しくない」は難しい

もちろん、「お忙しいところ」には、挨拶、気遣いといった意味も含まれます。
「お忙しいところ」がないと、無礼と思われるかもしれません。

それでも、私にとっては「忙しい」と認定する罪のほうが重いのです。

「お忙しいところ」を禁句にするのは、手放しでおすすめするわけではありません。
ただ、意識しておいたほうがいいのは、「自分だけが忙しくない」というのは難しいということです。

独立前を考えると、自分だけが残業しない、効率化する、忙しくなくするというのは難しいものでした。
周りが忙しい、忙しいが好きだとどうしようもありません。
(それでも一線を引いていましたが)
上司、同僚、部下、そして社長が忙しいを好きだと、自分だけで改革はできないのです。

独立後は、とくにひとりなら、自分だけになります。
それなら自分だけが忙しくないようにできるかというとそうもいきません。
家族、友人、そしてお客様。
関わりのある方すべてが忙しくなくならないと、平穏な世の中は訪れないのです。

・忙しいが好きな人
・忙しいが評価基準の人
・けたたましく電話をかけてくる人
・昼夜関係なく仕事をしている人
・相手の時間も含めて考えない人
・時間にルーズな人
・ピンポイントでしか予定が空いていない人
・すぐ返信を求める人
と関わっていると、自分の忙しさもなくなりません。

これが忙しさのなくすために大事なことです。
大きな声では言えませんが、忙しい方とは一線を引いています。

ありがたいことに、今関わりがある方々は、上記のような方々ではありません。
(今忙しい方がダメなわけではなく、今忙しくても変えていきたい方はウェルカムです)
だからこそ平穏があるわけです。

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家族も大事で、もし妻がガンガン残業してたら結婚していません。
娘はどうなるか・・わかりませんが、この父を見ていればそうなるか、真逆になるかでしょうか。

そして、自分自身が忙しくならないようによりいっそう努力しなければいけません。
相手が忙しくならないようにする工夫も必要です。
・急いでお願いしない(「至急」は禁句です。こちらの時間管理ミスのこともあるので)
・電話をしない(時間を奪いますので)
・期限ギリギリの仕事をしない(急がせてしまいます)
といったことを心がけています。

自分が忙しくしない→相手も忙しくならない
相手が忙しくない→自分の忙しくならない
と表裏一体です。
ひとりで仕事をしているがゆえに、そのつながりを強く感じます。
まったくひとりで仕事をしているわけでもないし、生きているわけでもないので。
私の周り、そして世の中から「忙しい」がなくなることを願っています。

相手、周りも含めて忙しくならないように工夫しましょう。
だからこそ、私は、忙しくしない、つまり時間の使い方、考え方を発信しています。

この話につながるわけです。

そうすれば、ブログ書いてて暇だな。仕事ないからブログ書いてるんだなという価値観とは接しなくてすみます。


【編集後記】

昨日はセミナーへ参加。
行きに、マラソン用にういろうを調達。
以前は、もちを食べていましたが、ういろうのほうがおいしくて食べやすいので前回から変えました。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

きんきを買った
虎屋ういろ
池袋 丸井スポーツマリオ

【昨日の娘日記】

鼻水が増えてきている娘。
保育園でもらったのかどうかわかりませんが。
鼻水だけで元気ではいます。
電動鼻吸い器の出番も増え、さすがに娘もわかってきて逃げるように。
私のところにきてペターと抱きつきます。

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