薄くて軽いMacBook2017(Core m3)は仕事に使えるか

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2017年6月、MacBook(2017年モデル)をメインPCにしました。
仕事で十分使えています。
MacBook
※自宅にて iPhone 7 Plus

薄くて軽いMacBook

ノートブックのMacの中で、最も薄くて軽いのがMacBookです。
12インチ、0.35cm〜1.31cm、0.92kg(920g)であり、楽々持ち運べます。

IMG 4823

それまでは、15インチ、1.55cm、1.83kgのMacBookPro Retinaを使っていたので、持ち運びが非常に楽です。

ただ、薄くて軽いPCのネックは、その性能。
どうしてもパワーは落ちます。
仕事に使えるかどうか、当初は不安でした。

その検証も兼ねて、今回買ったのは、最も安く(非力な)MacBookです。
最も大きな違いはCPU。
下位モデル(買ったモデル)はIntel core m3、上位モデルはIntel core i5です。
このCPUは、第7世代のKabyLake。このKabyLakeになってからm3,m5,m7という名称が、m3、i5,i7と変わっています。
EX IT 6

SSD容量は、上位モデルが512GB、下位モデルが256GB。
これも価格差の要因の1つです。
SSDの少なさは、
・写真や動画はGoogleフォトへ
・Dropboxにある容量の大きなファイルは同期しない(PCに入れない)
といった工夫をしているので問題ありません。

MacBookは仕事に使えるか

仕事で使えるかどうかで、気になるのは処理速度です。
CPUがm3、メモリが8GB(上位モデルも8GB)であることから、多少の不安はありました。

私の使用状況は、
・Windowsを同時に使う(Parallels Desktop)ので、メモリを大きく消費する
・主に使うのはChrome、写真アプリ、Evernote、MarsEdit(ブログ執筆)など
・たまに動画編集
・自宅で仕事をするときは、だいたい動画を流している
といったものです。

動画(Youtube、Amazonプライムビデオなど)の再生は、問題ありません。
ただし、再生し続けているとMacBook本体が熱くはなります。
IMG 4785

また、dアニメで画質を上げると、音が途切れることも多いです。
EX IT 1

動画の編集は、iMovieでやる分には問題ありません。
もっと複雑な編集をやるとどうかわかりませんが。

EX IT 3のコピー

あえてネックを上げるとすると、Keynoteのスライドショー。
WindowsをParallels Desktopで使い、Chromeを使い、Evernoteを使っているような状況で、かつ、スライドに画像を使っているときは、次のスライドへうつるのが一瞬遅れます。
IMG 4786
先日、Excel入門セミナー(WindowsのExcel、Keynoteを同時利用かつプロジェクターへ出力)でも一瞬遅れていました。
支障があるレベルではありませんが、他のアプリを終了しておく、スライドの作り方を工夫するなどをやっておいたほうがいいでしょう。
IMG 4787

CPU、メモリの使用状況は、Macの標準アプリ[アクティブティモニタ]で確認できます。
EX IT 4のコピー

MacBookをメインにする場合の注意点

MacBookは、2015年モデル(初代)も買って使っていましたが、これほどまでにきびきび動きませんでした。
(その後まもなく売却)

CPUがパワーアップし、SSDも速くなっていることからMacBook2017なら仕事に使えるといえます。

上位モデルにすると、値段も高くなり、カスタマイズが必要(納期が遅くなる)なのですが、気になる方は少しカスタマイズしておくといいでしょう。
メモリも16GB搭載できます。

MacBookをメインにするなら、次のような点に気をつけましょう。

USB Type-Cが1つ

MacBookについているのは、これまでのUSB端子とは異なる、USB Type-Cです。
専用のケーブルを使わなければいけませんし、従来のUSBケーブルを使うなら変換アダプタを使わなければいけません。
HDMIケーブルをつなぐ場合もアダプタが必要です。

しかも、MacBookは、そのUSB Type-Cが1つしかありません。

そのかわり、モバイルバッテリーで充電できるという利点があります。

IMG 4822

非力なモバイルバッテリーだと給電となりますが、このモバイルバッテリーだと充電可能です。
7000円、320gほどですが、電源を気にしなくてよくなります。

USB Type-Cケーブルなしだと3,800円ほどです。

画面は小さい

12インチだと画面は当然小さくなります。
仮想デスクトップやウィンドウの整理をうまく使いつつ、自宅やオフィスではデュアルディスプレイで使うのがおすすめです。

EX IT 7

12インチでも解像度が高いので、それほど気になりません。
Macの[システム環境設定]の[ディスプレイ]で、解像度をさらに上げることはできますし、
EX IT 9
アプリ「Display Menu」なら、もっと上げることができます。
最も高い解像度にすると文字が読めませんけどね。。

EX IT 8

キーボード、トラックパッドは小さい

画面の大きさに合わせて、キーボードやトラックパッドは小さいです。
気になる方はなるかもしれません。
私は、初代のMacBookの打ちにくい平べったいキーボードにも慣れていたので、今回のキーボード(改善されている)は気に入っています。

それなりに複数のアプリを立ち上げていても、処理速度が遅くなることはありません。
薄く、軽く、電源を気にしなくていいのも気に入っています。
(本体の電源も持ちがいいです)

最初のMacとしても、メインのMacとしてもおすすめです。
他のMacとの比較はこちらの記事を参考にしていただければ。


【編集後記】

昨日は、午後に個別コンサルティング。
前後の時間に、新刊のコラム、あとがき、目次の修正などを完了し、なんとか仕上がりました。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

とあるセミナーに参加
ApplePencilカバー

【昨日の娘日記】

ベビーカー自体にも慣れていないのですが、暑さをやわらげようとモバイル扇風機を買ってみました。
いい感じのようです。

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