15インチMacBookPro Retina 301,014円を経費にする方法

15インチのMacBookPro Retinaは、一度に経費に落とせない可能性があります。
パソコンを経費にする場合の注意点をまとめました。
DSC06206
※自宅にて DSC-RX100M3

15インチMacBookPro Retinaは、税抜278,800円、税込301,104円

2016年11月発売の15インチMacBookPro Retinaは、より薄くより軽くなっています。
気になるお値段は、238,800円と278,800円。
ただし、これは消費税抜きの金額です。
EX IT 1

消費税8%を含めると、グレードの高いほうは、301,104円です。
EX IT 2

消費税込301,104円だと、仕事用のMacとして買う場合、一括して経費に落とせない場合があります。

PCは青色申告30万円未満、白色申告10万円未満なら経費にできる

減価償却という考え方

PC、備品、消耗品は、通常は、すぐには経費になりません。

PCの場合、1年ではなく、4年で経費にします。

個人の場合は、原則、毎年同じ金額を経費にする定額法という計算。

EX IT 10

法人の場合は、原則、率をかけて計算した金額を経費にする定率法という計算。
EX IT 11

これを減価償却といいます。
減価償却は、月割りです。
個人の場合、1月から12月が区切りですので、2016年11月に買って使い始めると、1年分の約7.5万円の2/12(11月、12月分)の12,546円だけが初年度の2016年の経費となります。
EX IT 8


■スポンサードリンク


法人の場合も同様に、月割りですので、1ヶ月目に買って使い始めれば、12/12で満額、EX IT 11

12ヶ月目に使い始めれば、その1/12が初年度の経費です。
EX IT 13

そもそもPCは4年使える?

PCの場合の「4年」というのは、法律で決まっているものです。
PCが4年使えるかどうか微妙ですし、使えたとしても消耗します。
・バッテリーの持ちが悪くなる
・キーボードが押しにくくなる
・処理速度が落ちる
といったことも多いです。

私は、「PCは2年で買いかえましょう」といっています。
今や仕事のほとんどをこなしてくれるPC。
2年で20万円〜30万円。それなりの投資をしてもいいはずです。

使いにくいシステムにお金を払ったり、あてのない広告宣伝費にお金をかけたりするくらいなら、血肉でもあるPCにお金をかけましょう。

私のメインPC、MacBookPro Retina15インチ(2014年モデル)は、2014年11月に買ったので、ちょうど2年。
今回買いかえます。

減価償却には、30万円、10万円未満の特例がある

この減価償却には特例があります。
個人、法人ともに青色申告で小規模なら、30万円未満は減価償却などせずに、「消耗品費」(他の科目でもかまいません)で一括に経費にできます。
EX IT 18

4年使わないし・・と考えなくてもいいのです。
(年間300万円という限度があり、明細を申告書につける必要があります)

白色申告なら、一括して経費にできる金額は10万円未満となります。

では、今回のMacBookPro Retina15インチの301,104円はどうなるのでしょう。
消費税抜きだと、278,800円で、30万円未満→一括で経費
消費税込みだと、301,104円で、30万円以上→4年で減価償却

一括で経費にできれば、税金も減ります。

「30万円未満」の判断は消費税込み?消費税抜き?

「30万円未満」かどうか(「10万円未満」も同様)の判断は、経理の方法によります。

税抜で経理するなら、税抜で判断、税込で経理するなら税込で判断です。

消費税を納税しなければいけないのは、原則として、2年前(法人は2期前)の売上(消費税対象のもの)が1,000万円以上の場合となっています。

消費税を納税する年(事業年度)なら、税込経理か税抜経理かを選べるのです。

たとえば、108円(本体100円 消費税8円)のモノを買ったときに、

消耗品費 108円 / 現金 108円
とするのが、税込経理

消耗品費 100円 /現金 100円
仮払消費税等 8円
とするのが税抜経理です。

通常は、会計ソフトにどちらの場合でも108と入れ、設定(税抜経理か税込経理)により、自動的に処理してくれます。

消費税を納税する場合は、税抜経理か税込経理を選べますが、消費税免税の場合は、税込経理のみです。

消費税の納税方式には、原則的なもの(売上と経費で消費税を計算)と簡易的なもの(売上のみで消費税を計算)がありますが、どちらも経理方法を選ぶことができます。
EX IT 14

結果的に、経理方式が、経費の額を決めることになるわけです。

EX IT 16

私が買った2014年モデルのMacBookPro Retina15インチは、消費税込で291,384円でした。
税込経理でも税抜経理でも一括で経費にできたのですが、今回はケースによって経費にできる額が異なります。

・青色申告
・税抜経理
というのが、301,104円の15インチMacBookPro Retinaを一括で経費にする要件です。

まあ、一括で経費にできる、減価償却しなければいけないにかかわらず、必要であれば、30万円以上でも買いましょう。
税金のために行動をゆがめてはいけません。


【編集後記】

昨日は、渋谷、新宿で予定があったので、自宅からクロスバイクで。
新宿→自宅は12kmですが、道も広く走りやすいです。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

■スポンサードリンク

新宿までクロスバイク
新宿ルミネ ワイヤードカフェ
TechCamp渋谷教室