フリーで生きていくには、ミニマム売上(いくら必要か)の意識が大事

フリーで生きて行くには、攻めよりもまずは守りが大事です。
売上目標よりも必要売上を意識してみましょう。
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売上を上げ続ける必要はない

「売上を増やす!」
「前年比○%アップ!」
「目標○○円!」
と、ビジネスでは、売上を上げていくことを目標とします。

ただ、これは、大企業の場合です。
大企業は、売上を上げて、利益を上げていかなければ、評価されません。
(たとえ嘘でも・・)

売上を上げ、人を増やし、いいオフィスをかまえるというのがステータスになっています。

フリーランス、ひとり社長(そして中小企業も含めて)は、売上を上げ続ける必要はありません。

「売上が下がった」というと、ビジネス失格のような風潮もありますが、そんなことはなく、他にも評価すべき指標はやまほどあります。

・売上だけではなく、利益はでているか
・お金に困っていないか
・理想の仕事、いい仕事ができているか
・時間をうまく使えているか
・仕事を楽しめているか
などの方がむしろ大事で、フリーランス・ひとり社長ではなおさらです。

売上が上がっても嫌な仕事をやっているのであれば、まったく意味がありません。

「いくら必要か」を積み上げる

売上を上げることが「攻め」ならば、フリーで生きていくのに大事なのは、いくら必要かという視点です。
「守り」ともいえるこの考え方をしておかなければ、売上を必要以上に上げたくなります。

売上を上げない

という選択は、自分自身が納得するかどうかです。

上場企業でなければ。他人に公表するわけでもありませんので、売上を上げる必要はありません。
売上を下げてでも、理想の生き方・働き方を目指すべきです。
実際に私は、2007年に独立してから、

・2008年 前年からアップ
・2009年 前年からアップ
・2010年 前年からダウン
・2011年 前年からダウン
・2012年 前年からダウン
・2013年 前年からアップ
・2014年 前年からアップ

と推移してきています。
「あれ?」と思いだした2009年くらいから働き方をさらに変え、売上を下げてでも理想の働き方を目指しました。
その結果、2013年からは売上もアップしています。

ただ、売上を下げると言っても限界はあり、下げすぎると食べていけません。
そのライン、つまり、「いくら必要か」を常に把握しておく必要があります。

・家賃(自宅、オフィス)
・投資(書籍、セミナー、IT、コンサル、運動など)
・広告宣伝費
・プライベート(食費、飲食費、水道光熱費、趣味など)
・交通費
・打ち合わせ費
・仕事に必要なソフト、システム
・保険
・借入金の返済
などを積み上げて把握しておきましょう。

よりよいのは、事業の税金もざっくり計算しておくことです。

その「いくら必要か」ラインを超えていれば、無理して売上を上げる必要はなく、仕事をじっくりと選び、腕を磨くこともできます。
一定のラインまでは、がむしゃらに売上を上げなければいけないのですが、そのラインを超えたら、あえて売上を上げない工夫も欠かせません。

「いくら必要か」を減らして、ミニマム売上を意識

同時にやっていくのは、その「いくら必要か」を減らすことです。

必要なコストが少なくなれば、必要な売上は減ります。

・オフィス代をかけすぎていないか?
・広告宣伝費をかけすぎていないか?
・仕事に必要と思っているのものは本当にそうか?
・飲食費が多すぎないか?
・自分でできることはないか?
といったことも考えていきましょう。
独立当初、大失敗していたので徐々に修正してきました。

将来が不安だから稼げるときに稼ぎたい!という考えもあるかもしれませんが、フリーで稼げるといってもそうそう稼げません。
将来が安泰なくらい稼げるなら別ですが、そうでないなら、売上よりも大事な指標はあります。

・投資(書籍、セミナー、IT、コンサル、運動など)ができているか
・趣味、プライベートにお金を使えているか
もチェックすべきです。
フリーになり、売上が上がってきても、これらのものにお金を使う気持ちの余力がない場合もあります。
時間を使って売上を上げ続けるとその罠にはまってしまうのです。
さらには人を雇ったり、オフィスを広げたりすることになり、利益が削られてしまいます。

攻めに攻めて、前年より売上アップ!は確かにかっこいいのですが、まずは守りを固めましょう。

長く働くには守りが大事です。
マラソンでもダッシュしていては最後まで持ちませんし、途中から歩いてしまいます。
ペースをコントロールして、ときには遅く走ることも大事です。
補給は十分か、水分はとれているか、フォームが崩れていないか、などを地道に考えていた方がいいタイムがでます。

ミニマリスト(持たない暮らし)のように、ミニマム売上を意識していきましょう。

 





【編集後記】

囲碁をやってみようかと、いろいろそろえました。
そろえたのは、漫画『ヒカルの碁』全巻。
ツタヤディスカスでのレンタルです。
入門書も2冊。
まずは囲碁がどういうものかをつかもうかと思っています。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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