お客様に守っていただきたい注意事項のさじ加減

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独立後、サービスを提供する上で、お客様に守っていただきたいこともあるでしょう。
そのさじ加減についてまとめてみました。


※スルーされる注意事項 by Nikon Z9+85mmF1.8

強すぎる注意事項の是非

仕事をする上で、お客様に守っていただきたいことはあるはずです。
そうしないと、自分が困りますし、他のお客様に迷惑をかけてしまいます。

とはいえ、その注意が強すぎると興ざめするものです。
「法的な措置をとります」
「(守っていただかないと)今後、一切の参加を禁止します」
「必ずお読みください」「必ず守ってください」
など。

言い方、表現方法は工夫したいものです。

先日参加したオンラインセミナーは、
・15分前に必ずご参加ください
と。

ちょっと早すぎるよな・・・・・・と。

さらにはZoomに入室すると「今入ってきた人!名前を教えてください。教えないと強制退出します!」と。
「教えてください」と「教えないと」は間を空けた方がいいような・・・・・・。
このメーカーのセミナーはもうないかなと。

 

利用した会議室で、
・ドアを開けたまま利用したら罰金5万円
・室内カメラで監視。そのカメラを動かしたり、ふさいだりしたら罰金5万円
・ゴミを置いていったら、罰金5万円
というところがありました。

注意の意図はわかるのですが、罰金、罰金というのもどうかなと・・・・・・。
監視カメラは・・・・・・。
ここが運営するところはもう借りません。

とはいえ、困ることも多いでしょう。
想定外のトラブルもありえます。
前述の例のところは、そういったトラブルがあったのかもしれません。

とはいえ、注意のさじ加減は見いだしたいものです。
まず、どうしようもないもの・曖昧なものは、いっそOKにしたほうがお互い楽ではないかと。

いっそOKにしたほうが楽なこと

注意事項で、よく見かけるのは、「写真はOK、動画はNG」というもの。
今やスマホでもカメラでも写真・動画の両方を撮れます。
動画だけを完璧に禁止するのは難しいかと。

オンラインセミナーでスクリーンショット禁止、動画禁止といっても、いくらでも撮る方法はあります。
私は禁止にはしていません。
悪用されたら困りますが、だからといって厳しく注意するというのもどうかと。

オンラインセミナーに複数の人が参加するという可能性はありえます。
かといってそれをチェックできるよう、顔を映し出すことを強制するのもどうかなと。
家族はOKという感じにしています。

セミナーやイベントの受付票。
なにゆえプリントアウトなのか。
申し込んだ方以外の人が間違っていらっしゃる可能性は限りなくゼロです。
手間ですし、そういったもの自体なくしたほうがいいかなと。
情報を得たいなら他にもやりようはあります。

本をお買い上げいただいた方限定のセミナーや特典。
その証拠を確認するのは難しいものです。
Amazonの注文番号を入れていただくとしても、いくらでも嘘は書けますし、こちらでチェックしようがありません。
かといって、レシートのスキャンをアップしていただくのも・・・・・・。

仕事をする上で最も困ることの1つが、お支払いいただけないこと。
これもある意味OKにしています。
前払いでお願いしていますので、もしお支払いいただけないときは、その仕事をしないだけです。
「必ずお支払いください!」という感じにはしていません。

禁止する→注意するラインを工夫したほうが、注意事項は伝わります。
その工夫をまとめてみました。

注意事項を的確に伝えるには

まず、注意事項をシステムで制御できるなら、制御したいものです。
たとえば、
・入力フォームで必須にする
・物理的にできないようにする(お支払いがあってから連絡するといったように)
・電話番号を公開しない
など。

冒頭の写真の場所は、「芝生に入ってはいけない」の柵が少なすぎるのです。
それでも十分見えますが。

そして、注意事項を絞りましょう。
「ここは絶対にダメ」というラインはそうそう多くないはずです。
注意事項が多すぎると、守っていただける可能性も下がります。

表現にも気をつけたいものです。
強い、脅しがある、罰金などがあるから伝わるものでもありません。
逆効果なことも多いです。
やわらかい表現でお願いしましょう。

なによりも大事なのは、注意をしなくてもいい方と仕事すること。
そうすれば、注意をする必要もなくなります。
これは、私がネットからのみ仕事の依頼を受けている理由の1つです。
紹介だと、注意も増えるものですから。

ただ、最初からそうだったわけではなく、注意に困っていたこともあります。
徐々に変えてきた結果が今です。

・想定外のことがある
・厳しく注意(お願い)しなければいけない
・何度も注意(お願い)しなければいけない
という場合は、仕事の入り口を見直しましょう。

 



■編集後記
昨日は、タスク管理の動画教材を収録。
が、2時間収録して失敗・・・・・・。
しかたなく夕方に撮り直しました。

パソコンの更新で再起動していて、設定がリセットされていたのが理由です。
気をつけねば。

その収録と収録の間には、家族で『金の国 水の国』へ。
なかなかおもしろかったです。

追加料金+200円のFLEXOUNDは、今ひとつでした。
椅子にスピーカーがついているというものです。
すいている可能性が高いというのはメリットですが。

1日1新Kindle『1日1新』
FLEXOUND
『金の国 水の国』

■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
予告編で観て、行きたがっていた『金の国 水の国』へ。
ちょっともそもそはしていましたが、楽しんでいました。
動画の収録を失敗し(音が入ってなく)、2時間を無駄にしたことを話すと、「2時間も気づかなかったの??」と。
おっしゃるとおりです。
収録時にはなかなか気づかず。
せめて、15分前後のYouTubeだったらよかったのですが。

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