時間の切り売りを抜け出すには

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「時間の切り売り」
ネガティブな意味で使われることが多い言葉です。
ただ、そうともいえない場合もあります。
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※切り分けた、お店の肉まん iPhone 7 Plusで撮影

時間の切り売りが嫌われる理由

・「時間の切り売り」をするな
・いつまでも「時間の切り売り」をしていてはいけない
・時間の切り売りを抜け出すには
など、「時間の切り売り」には、ネガティブなイメージがあります。

アルバイトのとき、会社員のとき、そして独立後。
私もそう思っていました。

貴重な時間を費やすのではなく、時間を費やさない、つまり不労所得を望む声もよく聞かれます。
かといって、不労所得なんて望んで得られるようなものでもありません。

私は、時間の切り売りもありなんじゃないかと思っています。

嫌われるのは、時間が安く切り売られるからではないでしょうか。

独立したら、時間の切り売りもアリ

切り売りした時間に対して高い、安いと感じるのは、時給の考え方であり、それこそ抜け出さなければいけないという考えもあります。
90分いくらというコンサルティングをやっていることもあるからか、私は時給で考えることも多いです。

時給を上げる

少ない時間で成果を出す
という考えにつながります。

たとえば、時給1000円で1日8時間、月に22日働くと、176,000円です。

逆算して、1日8時間、月に22日と考えて
月50万円の売上なら、時給2,800円ほど

月100万円の売上なら、時給5,600円ほど

月200万円の売上なら、時給11,300円ほど

になります。

ただ、1日のうち8時間がまるまる売上につながっているわけではありません。
もちろん、中長期的にはつながるのですが、どこまでが仕事でどこからがそうでないかも曖昧です。
そこで、1日4時間、月に22日働くと考えて

月50万円の売上なら、時給12,500円ほど

月100万円の売上なら、時給25,000円ほど

月200万円の売上なら、時給50,000円ほど

になります。

感覚的に、時給25,000円から時給50,000円の間くらいを目指さないと、時間とお金のバランスはとれません。
これはすべての仕事を平均しての話です。
・時間を切り売りする仕事
・時間を切り売りしない仕事
のバランスも欠かせません。

本を書く仕事は、1年ほど書いて、もし初版で終われば30万円から50万円であり、平均値をかなり落とします。
重版となれば、平均値を上げますが、その確率は高くありません。

人を雇っていれば、仕事を任せて自分の時間の切り売りをやめることはできるかもしれませんが、それを望まないなら=ひとりで仕事をしたいなら、時間の切り売りと向き合う必要があります。

ブログだって時間の切り売りです。
しかし、時間を切りうるからこそ価値が出てくるものですし、これを誰かに任せていたら意味がありません。
時間の切り売りをあえてやってみましょう。

正しい時間の切り売りをするには

時間の切り売りと向き合う、つまり正しい方向性で、時間の切り売りを目指しましょう。

1 時間単価=時給を上げる

あえて時間単価=時給で考えるのもオススメです。

○分いくらというサービス、コンサルティングや相談業務を入れると、その意識が高まります。
セミナーは必ずしも時間で値段が決まるわけではありませんが、時間が決まっているものですので、時給の考え方ができるものです。
逆に、○分いくらが定着している、スポーツのレッスンや整体の施術などは、まだまだ単価=時給が引くと感じています。
私が行ったことがある整体は15分6,000円で、かつ予約がとれません。
確かに効き目があり、昔幾度となく助けてもらいました。
時間も命ですし、単価も命。どう工夫するかが大事です。

時給の意識が薄れ、時間の切り売りとなりがちなのは、代行業。
代わりに何かする仕事です。
IT、AIの時代、ますますその傾向は高まるでしょう。

2 仕事量を減らす

仕事量は生産性の大敵です。
多すぎる仕事はどんなに効率化しても終わりません。
仕事の入り口をコントロールすることが大事であり、ひとりしごとだとそれは十分可能なはずです。

仕事量を減らすには、単価を上げることが欠かせず、仕事を減らせば、切り売りする時間も少なくて済みます。
どれから手を付けるか・・・と悩むところですが、単価が低い・時間を切り売りしすぎている・そして気が進まない仕事をやめることが先決でしょう。
こういった仕事は、「紹介」であることが多いのですが、紹介者を気にしすぎていては自らが苦しむだけです。

3 好む仕事をする

仕事を嫌々やっている、お金のために仕事をしていると、時間の切り売りがネガティブなものとなります。
・嫌々
・長時間
・安い
というスパイラルから抜け出しましょう。

「好む」というのは、好きという意味もあり、腕が上がる、蓄積されるという意味もあります。
どういう仕事をするか、自分の時間を切り売りしてもいいかどうかを考えるべきです。

時間の切り売りから抜け出すのはあきらめ、うまく付き合うようにしています。
時間の切り売りとあえて向き合うことでうまく付き合っていきましょう。

私は時間を切り売りしているからこそ、時間管理を綿密にし、やること、やらないことを厳格にせざるを得ません。


【編集後記】

シーズン最初のレース(5/13横浜トライアスロン)に向けて、練習量を増やしています。
昨日はスイム。
ちょっとずつ泳ぎ方を変えながら50mのタイムを測っています。
あごをひいて、真下をきちんとみるのが今のところいい感じです。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

ケーニヒスクローネ
高島屋赤ちゃん休憩室

【昨日の娘日記】

昨日は妻が行く整体へ3人で。
施術の間、娘をみるためです。
ただ、1時間中40分位は寝ていて機嫌がよく、拍子抜けでした。
外にいると、やはりおりこうさんです。

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