写真をさっと撮るには

写真を撮るスピードは上げておきたいもの。
少なからず時間がかかるからです。
その秘訣をまとめてみました。

※トマムにて娘を by Nikon Z9+24-120mmF4

カメラを使う

写真を撮る。
この写真を撮るのに時間がかかると、
・誰かを待たせてしまう
・写真を撮るのがめんどくさくなる
・シャッターチャンスを逃してしまう
ということになりえます。

誰かの写真を撮るときに、待たせてしまうこともあるでしょうし、他の人(通行人、同席者など)を待たせることにもなります。
特に子どもを待たせてしまうと、表情もなくなりがちです。

写真を楽しむためにもスピードを上げておいても損はありません。

待たせてしまう、めんどくさくなるということで、写真を撮る気がなくなるのは避けたいものです。
結果、撮りたいときに撮れなくなります。

そうならないよう、さっと撮れるようにしておきましょう。

その秘訣の1つは、カメラを使うこと。
スマホでもさっと撮れなくはありませんが、カメラに比べると、アクションが多いものです。

スマホだと、
・スマホを取り出す
・カメラを起動する(iPhoneだと左にスワイプ、iPhone14Proだと1回タップする必要あり。Androidは速いのですが)
・スマホを構える
・(必要なら設定して)シャッターボタンを押す
という流れとなります。

カメラだと、
・カメラを取り出す
・電源を入れながら構え、ファインダーを覗く
・(必要なら設定して)シャッターボタンを押す
と流れです。

画面をタップ、スワイプするよりも、物理的なボタンが多いカメラのほうが素早く操作できます。
ファインダーを使って、撮影に集中できるのもポイントで、どういった写真を撮るかもファインダーのほうが判断しやすいです。

スマホもすばやく撮ることもできますが、もう1つ、カメラでさっと撮れる理由があります。
それは、シャッター音を消せること。

現状、スマホの純正のカメラは、シャッター音を消すことができません。
(無音のアプリはありますが)

カメラだと、おおむねシャッター音を消せます。
正確には、メカシャッター(物理的なシャッター)ではなく、電子シャッターを使い、その音を消すことができるのです。
今は、電子シャッターだけのカメラもあります。
電子シャッターの欠点もありますが(動いているものだとゆがむことがある)、それほど影響はありません。

私は各カメラで、シャッター音を消せるようにボタンをカスタマイズしています。
普段はシャッター音なしです。

シャッター音がないと、気兼ねなく撮りやすく、連写もしやすくなります。
結果的に、カメラのほうが速く撮れるのです。
(子どもを撮るときも、意識させないようシャッター音を消すのがおすすめです。ときには大人も)

カメラで写真をさっと撮れるようになれば、スマホでもさっと撮れるようになります。
(スマホでも速い方はいらっしゃいますが)

ただ、カメラのほうが写真を撮っていて楽しいので、スマホは使わなくなるかもしれません。

写真をあとで選ぶ

デジタルで写真を撮れば、あとで選んで不要なものは消すことができます。
枚数が決まっているフィルムとは違うわけです。

選んでから撮るのではなく、撮ってから選びましょう。

カードの容量が許す限り何枚撮って問題ありません。
お金もかかりませんし。

さっと撮って後で選ぶというのは、デジタルならでは。
これは、手書きとタイピングにも似ています。
手書きだと、紙やペン(鉛筆)を使いますし、スピードにも限界がありますが、タイピングだとその限界はなく、いくらでもやり直しがきくものです。

撮る写真がすべて成功でなくても構いません。

いろんな撮り方をしてみましょう。
さっと撮れるようになると、その余力も出てきます。

・近づいてみる、引いてみる
・ズームできるレンズならズームしてみる
・上から、下から
・縦、横
・左から、右から
など。

多く撮らないと、どう撮ればいいかがわかりません。
ゆっくりじっくり考えて、1枚撮るのか、さっと10枚撮るのか。
枚数がすべてではありませんが、量も大事です。

カメラでは基本的に連写の設定にしておきましょう。
Lowや低速という連写の設定なら、シャッターを軽く押せば1枚、押し続けると連写になるので便利です。

さっと撮る意識

スピードを上げるのは、その意識が必要です。
さっと撮る意識を常に持ちましょう。

撮ると決める→シャッター
を最速でできるように鍛えるのです。

これもパソコンの操作に似ています。
速く操作しようと意識しなければ、いつまでたっても速くなりません。

スピードを上げるときに心配なのは、ミスをすることでしょう。
ただ、じっくり撮っても、さっと撮っても、そうそう変わりません。
それを試してみましょう。
それならば、さっと撮ったほうが効率的です。

うまく撮れるようになってから速くするのではなく、速くするからうまく撮れるようになります。
これは、パソコンの操作でもそうです。
正確なタイピングを目指してしまうと速くなりませんから。
間違ったら修正すればいいだけの話です。

まずは、スピード重視でいきましょう。
撮るスピードを上げたいなら、まず1日100枚を目指してみていただければ。
枚数を目標にすると速く撮らざるを得なくなります。

操作のスピードともに判断のスピードも大事です。
さっと撮る意識を持てば、判断のスピードも上げざるを得なくなります。
操作スピードはある程度限りはありますが、判断のスピードは際限がないもの。
物理的な制約がありませんから。

これは、すべての効率化に言えることです。

まずスピード。
失敗してもいいのでスピードを上げていきましょう。
100枚中90枚失敗してもかまいません。
じっくり10枚撮るよりは、いい写真が撮れます。

 



■編集後記
昨日は、娘のダンス教室のイベント。
夜はお祭りへ。
ひそかに気に入っているEGOISTが活動終了とのこと……。
最後のライブがあるので、早速申し込みました。
抽選ですが。

1日1新Kindle『1日1新』
お祭りで宝釣り
新コスチュームでのダンスイベント

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
ダンス教室のイベントでした。
暑さが心配でしたが、雨がちょっと降り、暑さがやわらいだのでよかったです。
最後の練習、リハーサル、本番と。
新ダンス、新コスチュームでしっかり踊れていました。
その後、浴衣に着替えてお祭りへ。