フォトリーディングは役に立っているか。35年読書しなかった私が考える速読3つの秘訣。

読書の話題になると、速読術、フォトリーディングについて聞かれることが多いです。
2008年に受けてよかったと思っています。
速読について考えることをまとめてみました。

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※昔の自宅の本棚 

魔法の速読術、フォトリーディング

フォトリーディングという速読術があります。

「フォト」という名のとおり、読むというよりも本を写し取るというイメージで、本をどんどん読むことができるというものです。

次のような手順でやります。

本を読む目的を明確にする。頭の後の上にみかんを思い浮かべて集中することも。

読むか読まないかを決める

1ページを1秒程度でリズミカルにめくる
視線は、本全体をぼうっと見つめるイメージ
「りーらっくす」「りーらっくす」と唱えながら

重要なキーワードを取り出す

再度、キーワードを意識しながら読む

細部は人により異なるでしょうが、だいたいこんな感じです。
一見怪しいと思うかもしれません。

フォトリーディングは講座や通信教材で学べるものです。
私も2008年の6月に受講しました。

通常、2日間で10万円+税です。

本もあるにはあります。


------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

フォトリーディングは役に立ったか

フォトリーディングは役に立ったかどうか。
10万円払った価値はあったかどうか。

私はありました。
フォトリーディング講座をプッシュするわけではありませんが、その後の成果があったからです。

ただ、前述したような手順はやっていません。
みかんも「リーラックス」も。
それでも、そのエッセンスは活かしており、本を多く読めるようになりました。

忠実にやっていれば、もっと速くなるのかもしれませんが。

講座を受けてすぐ速くなったわけではなく、講座後にフォトリーディングの手法でひたすら本を読んだことが大きかったと思っています。
講座終了後、「100冊をまず読んでください」といわれ、いつまでに100冊を読むかを発表しました。

私が宣言したのは8月末。
「100冊か〜1日1冊だと100日後。いや、フォトリーディングなら1日1冊なんて楽になるはずだから、1日1.5冊くらいの目標にしないと」と、2ヶ月ちょっと後の8月末にしたのでした。

実際に100冊読み、達成したことで1つの壁を超えた感があります。

翌年の2009年からは、1日1冊ペースを続けることができたのもフォトリーディングのおかげです。
といっても、今は冊数を目標としているわけではなく自然に読むようにしています。
(そのせいで今年はだいぶ少なくなりそうです)
EX IT

どの学びにも言える「セミナー後の実践」が大事ですので、講座を受けてすぐに速くなるとはいえません。
また、私は、それまでの35年間、本をほとんど読んでませんでした。
読むとしても年に2,3冊。
あとはサッカー雑誌とゲーム攻略本くらい。
こういった事情があったので、読んでいない本だらけで吸収する余地もありました。

読書が楽しくて楽しくてしかたがなかったのです。
独立後は、それを自分のお金で買える喜び、実践できる喜びもあります。

いろんなものが重なって今の読書スピードは生まれています。

35年読書しなかった私が考える速読3つの秘訣

生涯の読書量はたいしたことありませんが、多少なりとも本を読めるようになった秘訣は次の3つです。

本の読み方を勉強する

やり方を学ぶのは大事ですし、ずっと続けています。
書き方、読み方、話し方。
なんとなくできることをお金を払った学ぶことは財産になります。

読み方も、フォトリーディングの他に、本を読んだり、講座に行ったりしました。
読み方で秀逸なのはこの本。

レバレッジ=てこのごとく、読書の効果を高めようという本です。
この本で、「多読すべし」「本はすべて読まなくていい」という言葉に出会いました。

速読・多読したいなら、Amazonで「読書」「読み方」と検索して本を読んでみましょう。

読みたい本、読みやすい本を読む

読みやすい本、読みにくい本
読みたい本、読みたくない本
が誰にでもあります。

人にすすめられて読むわけではありませんし、その目的は異なるはずです。
「小説を読まないで読書と言うな」と怒られたことがありますが、関係ありません。

そもそも35年間、私の人生に読書はありませんでした。
それでもまあ、それなりに生きてくることができています。
この記事も、「速読すべき」というものではなく、「速読したいなら参考にしていただければ」という感じです。

そもそも人にどういう権利は誰にもないのですから。ましてや上から。

というわけで、読みたい本、読みやすい本を読めばいいと思っています。
そうすることで本を読むスピードは上がるものです。
読みにくい本、必要だからと思って読む本はスピードも落ちます。

そして、読みにくい、読みたくないは、本を読み出してからもあることです。
そのときに、ばっさり切り捨てられるかどうかも欠かせません。
「せっかく買ったから」ととらわれないようにしましょう。

著者でも好き嫌いがあります。
言葉尻が好きじゃないとか、なんとなく嫌いとか。
そういうときも無理しないようにしましょう。

読みたい本でも、時間がかかるものはあります。
最近読み終えたこの本は、1週間ほどちょっとずつ読みました。

知らない事実があり、じっくり読みたい本は、速く読めません。

速読といっても、なんでもかんでも速く読むわけではなく、緩急をつけるということです。

専門の本、知っている内容の本なら速く読めるはずですので、スピードを鍛えるには、そういった本を選んでみましょう。

アウトプット主体で読む

アウトプットにつながらない本は読みません。
教養のための読書も大事なのでしょうけど、アウトプットできなければ意味はないからです。

だからこそ、読んでいる本はかたよっています。

・税金
・経理
・会計
・IT
・効率化
・ブログ
・ひとりしごと
・マーケティング
・お金
・健康、運動
・デザイン
・生き方
・働き方
・Excel
・話し方
・読み方
・勉強法
・PC
・時間術
などです。

こういった分野は、このブログのテーマとも重なっています。
アウトプットの1つであるブログにつながるものしかインプットしていないということです。
読書は、楽しむというよりも仕事の1つ。インプットという仕事と考えています。

といっても本から得たことをそのままアウトプットするのではありません。
・本を読んで感じたことをアウトプットする
・本を読んで実践して自分が理解したことをアウトプットする
・本を読んで自分のアウトプットの方向性を確認する
といったことをやっています。

最近読んだ本でも、この本で感じたことをセミナーに組み込んだり、

この本で学んだ図の考え方をブログやお客様の資料に使ったり、

この本で学んだことを早速実践したりしています。

本を読んで1つでもそういったものがあれば、元は取れるのです。
1冊に1個でなくても、10冊に1個あり、それが10冊分(1,600円×10=16,000円)以上の気付きがあれば、ペイできます。
もし得られるものがなくても、「自分だったらこういう書き方はしないな」「これは難しすぎる表現だな」というものも勉強になるので、読書は、どう転んでもリターンはあるわけです。

読者量で勝負しているわけではなく、「読んでこそわかる」という読者の特徴を考えると、宝を探し出すには多くの本を当たる必要があります。

読書を続けていれば、その宝の目星もつけやすくなりますが、それでも、思わぬ本から気づきを得られるものです。

どんな本が合うかもわかりませんし、わかってきたとしても自分の状況や必要とするスキルは変わるのて、読みたい本は変わるでしょう。

そして、本を書く側となれば、また視点が変わりますし、読書がはかどります。
この本は、本を書いてなければそしてデザインに興味がなければ読んでなかったでしょう。

難解な本を読んでこそという考えもありますが、どういうアウトプットをしたいか?によります。
私はわかりやすいアウトプットをしたいので、わかりやすいものをインプットしているわけです。

難解なインプットをして、わかりやすいアウトプットができるスキルがあれば別でしょうが。難解な本よりも自分だけが見つけた本に答えがあることは多いです。難解な本を読んでたほうがかっこいいですけどね。ドラッカーとか7つの習慣とか。一応読んでますけど。

アウトプット主体で読めば、本のインプットのやり方が変わります。
アウトプット、つまりどんな仕事をするかで、何を読むか、どう読むかが変わるのです。
私が、本を多く読むようになった時期と、アウトプットの軸が定まりつつある時期は一致します。

フォトリーディングの過程にある「本を読む目的を明確にする」=「アウトプットが明確になる」ということです。
となると、本の読み方も速く、多くならざるをえません。

インプット(本を読んだ冊数、どんな本を読んだか)ではなく、アウトプットで評価されるものだからです。
インプットに時間をかけすぎてはアウトプットする時間すらなくなります。
インプット、つまり読書のスピードを物理的に上げる工夫も必要です。
目の動きというより、私はページをめくるスピードを上げました。
これもフォトリーディングにある動きで、1秒くらいで次から次へめくっていくと、それに合わせて目を動かします。
むしろ、そのくらいで入ってくる情報が重要という考えもできるでしょう。
このめくるスピードを重視する考え方は、Kindleで読むときにも役立ちます。

読書スピードがあると、アウトプットのときに非常にありがたいです。
複数の本を買って、インプットできますので。
自分のアウトプット、専門分野を磨く際に欠かせません。
スピードを上げておけば、新しいことが出てきても対応できます。
新しいことをアウトプットできるのは、読書スピード(ネットも含む)のおかげです。
むしろ、自分のアウトプットの分野の読書スピードを上げておく(根こそぎ読んでおく)必要があるといえるでしょう。

もし速読が必要な方は、この記事を参考にしていただければ。


【編集後記】

昼間はちょっと観光を。
おいしいものを探して見つけた店に行ってきました。
馬刺しユッケ丼、ステーキ丼を。
その後滝を見に行きました。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

大分 道の駅 きよかわ
大分 沈堕の滝
大分 神楽亭

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【昨日の娘日記】
今回からチャイルドシートを前向き(今までは後ろ)にしたのですが、それほど効果はなく、延々と泣いています。
なんか落ち着かないのでしょうね。
昨日は往復2時間。なんとかなだめつつでした。

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井ノ上陽一のVALU
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