謝らない練習

by 税理士 井ノ上 陽一

「謝ることも大事ですが、謝らないことも大事です。
自分の軸を磨くために、謝らないようにしましょう。
日々練習したいものです。

※謝ってる? by Nikon Z9+24-70mmF2.8

高くて申し訳ありません

値付けは難しく、ずっと工夫するものです。
その値付けについて謝らないようにしましょう。
たとえば、「そんなに高いんですか?」と、もしいわれた場合に、「すいません。高くて」と謝らないようにしたいものです。

また、こちらから「高くてすいません」、「◯◯円ですいません」っていうのは言わないようにしましょう。
堂々と値付けすべきです。
それでダメなら売れないだけですから。

値上げのときにも謝る必要はありません。

営業に関していえば、「宣伝で申し訳ありません」というのもなくしましょう。
独立後は宣伝、営業は必須であります。
宣伝するのは悪いことではありませんし、別に変なものを売りつけるわけではないでしょうから、堂々としておきましょう。

「宣伝ですいません」と言わないためにも、日々発信をしておき、毎回売らないことが大事です。
今回の記事、何も売ってませんし……。
そうすれば、ここぞというときに堂々と売りやすくなります。

わかりにくくて申し訳ありません

「わかりにくくてすいません」というようなことはないでしょうか?
わかりにくいということは、改善しなければいけないということ。
もちろん、そこで謝るというのも大事ですが、謝るだけではなく改善することも欠かせません。
これも、こちらから先に「わかりにくくてすいません」や、「字が小さくてすいません」と言うのであれば、最初から改善はしておきたいものです。

そして、発信に関しては、わかりにくいということをダメと思ってはいけません。
「わかりやすく」という言葉はありますが、わかりやすいことばかりを書いて発信しておくというのは、決してよいことではないのです。

人と違うことだったり、自分が詳しいことは、理解されにくいもの、ニーズがないもの、一般的じゃないものだったりします。
「わかりやすい」ということばかりを気にしていると、尖ったものが出せなくなる可能性があるのです。

もちろん、「わかりやすく」という考えは大事ではあるのですが、ときには「わかりにくいもの」も出すようにしておきましょう。
それが違い、強みになります。

返信が遅れて申し訳ありません

メールやチャットの返信が遅れてしまう場合もあるでしょう。
そんなときに、どのぐらいのタイミングで遅れたとみなすかどうかは人それぞれです。

「返信が遅れて申し訳ありません」というものを、場を和らげるために入れるというのがマナーかもしれませんが、私はそうは思っていません。
自分のタイミングで返すのであれば、返信が遅れて謝ることはないでしょう。
夜は返信しない、土日は返信しないと決めていたら、返信で謝る必要はありません。

そこで謝ってしまうと、「遅くなった」という自分が認めていることになります。

気がすすまないメールやチャットをいただいたときに返信が遅れるのは当たり前。
そこで謝ってしまうと、その関係性が続いてしまう、または再度の連絡の可能性が高まるのです。
気が進まないものこそさっと送ってさっと断りましょう。

過度に謝ることを飲み込んでこそ、自分の軸ができます。

謝らない練習というものを日々やっていきましょう。

 



■編集後記
昨日は、午前中に自分のプロフィール写真撮影。
午後にプロフィール写真撮影を。
YouTubeも。

1日1新Kindle『1日1新』
LightroomClassic テザー撮影
村田龍矢さんとYouTube対談
娘と和室会議室

■娘(7歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
写真撮影のために借りた会議室で、時間の余裕があったので、娘も。
工作セットや人形、勉強道具、おやつを持って。
おやつは、鳥取で気に入ったしじみチーズサンド。
ネットで取り寄せて、今も食べています。

 

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