読書の精度を上げるには

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効率よく読書をすることはできるかどうか。
読書の精度について書いてみました。

※2人で読書中 by Panasonic S1

読書の精度

読書は、勉強の1つ。
独立後も欠かせません。

読書には時間もお金もかかるもの。
効率よく読書ができればそれに越したことはありません。

読書の精度を上げることも考えておきたいものです。
その読書の精度を上げる方法として、
・当たり本を見つける目利き力を鍛える
といったことが考えられます。

・自分以外の目利きの力を借りる
という手もあるでしょう。

必要な本を必要なだけ読めれば、効率も精度も上がります。
実際はどうなのか。
2021年(1月1日から、昨日5月4日まで)に読んだ本で、その精度を測ってみました。

14/159

2021年に、記事執筆現在(5月4日まで)で、159冊読んでいます。
そのうち、ざっくりと、「これは勉強になった」と思う本をチェックしてみました。
その数は、14。

159冊からすると、10%ほど。
これは精度が高いといえるかどうか。

私は、こんなもんかなと思っています。
ときどき、こういった精度をカウントしていますが、だいたい、10%前後です。
10冊に1冊くらいということになります。

この確率を上げたほうがいいのかどうか。
ただ、「これは勉強になる」と確信してから本を読んでいると、思わぬヒットがありません。
思わぬ本が自分にヒットすることもあります。

上記の14冊のうち、1冊挙げてみるとこういった本がありました。
「育ちがいい人」だけが知っていること

タイトルにひかれて読んでみました。
どういう定義なんだろう?と。
知らない世界もあり、勉強になり、その本のコンセプトも参考になりました。

また、私は、書く仕事をしていることもあり、自分が書こうと思っている分野の本をすべからく読むようにしています。
知識・スキルとしては持っていることでも、その表現の仕方、売り出し方の勉強になるからです。
この読み方をしていると、読書の精度は落ちるでしょう。

ただ、それはそれでいいと思っています。
10%という精度があれば、いいかなと。

読書の精度を上げるには

10冊の本を買い、無料のもの(Kindle Unlimitedやブックカフェなど)もありますが、1冊2000円として2万円。
そのうち1冊が当たって、2万円以上の価値を得ることができるかどうか。
十分できると思っています。

10冊を読むのにかかる時間は、1冊30分として、5時間ほど。
そのうち1冊が当たれば、時間的な利益も十分あります。

そもそも読書は、勉強として効率がよく、精度がいいといえるでしょう。

それでも、読書の精度を上げることを考えています。
10冊に1冊が当たりという状況はそのままにして。

私がやっているのは次のようなことです。

・本を自分で選ぶ

本が合うかどうか、当たるかどうかは、その人次第。
本は自分で選ぶことが大事だと思っています。
書評というものは一切読みません。
(目にすることはありますが)

その方の考え(ときには思惑も)にひっぱられないようにするためです。
間違っていてもいいから自分で選ぶというのが大事かと。
(読書に限らず)

自分で本を選ぶことによって、結果的に精度が高まっています。
自分で本を読むことも大事だと思っていますので、もし普段読んでいるメディアで、本の紹介があっても、紹介部分は読みません。
もちろん、その本を買うことはあります。

 

・本を読むスピードをコントロールする

読書の精度を上げるには、ある程度の量は必要です。
本を読むスピードを上げる、というよりも、そのスピードをコントロールしています。

じっくり読む本は、じっくり。
前述したように、自分の研究のために読む本は、それなりのスピードで。
という感じです。

スピードをコントロールすることによって、読書量も増やせます。

 

・読んだ後の行動のみにフォーカスする

「読書の精度を上げる」とは、当たり本を見つけて、
「なるほど!」
「参考になった!」
「勉強になる!」
という状態になることではありませんし、その本を大事に保管していることでもありません。

読んだ後に行動し、そこで、なんらかの利益を得ることです。
利益とは、仕事だけではなく、何かができるようになったというものも含みます。

何かをやるだけではなく、何かをやめるということもあるでしょう。

読書の精度とは、
「本を読む」

「行動する」
をつなげられるかどうかでもあります。

その意味では、前述した14/159という確率はもうちょっと上がるでしょうね。
この行動にフォーカスしているので、いいと思った部分をメモしていませんし、線もひかず、付箋も貼っていません。

読書中にメモしているのは、「なにをやるか」だけです。
「なにをやるか」には、本を読んで感じたこと=ネタも含みます。
そのまま使うのではなく、自分から生み出すネタです。

読書を、仕事の仕入と考えると、この行動の精度を上げたほうがいいかなと思っています。
そうすれば、本の選び方や本を読むスピードも変わってくるものです。

読書の精度、より意識してみていただければ。

 



■編集後記
昨日は、昔、妻が住んでいたところに家族で散歩。
なぜ、ひとりで住んでいたのか?娘は不思議そうでした。

「1日1新」
OMO5東京大塚

■娘(4歳1ヶ月)日記
昨日はステーキ弁当を味見。
思った以上においしかったらしく、パクパク食べていました。
胡椒もだいぶ平気になっています。

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