売上を減らすのも節税。売上を減らせば時間もできる。

税金を払うのは、精神的に負担があります。
節税したいのも無理はありません。
売上を減らすのも節税のうちであり、売上を減らすといいこともあります。
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※別府にて MavicPro

税金の「額」に耐えられるか

税金を払うのは誰しも「痛み」があります。
・税金払うのはいいことだ
・税金払ってこそ意味がある
・税金払えるようになろう
などといいますが、できれば払いたくないというのが本音ではないでしょうか。

税理士である私もそうです。
かといって、脱税(黒に近い節税含む)をするわけにはいきませんし、税金を払うことに慣れていかなければいけません。

ひとりしごとをしていれば、主な税金は法人税(地方税含む)、消費税。
法人税は、利益の30%ほど、消費税は、8%(売上だけで計算する場合と、売上と経費で計算する場合があり)です。
問題となるのは、その率ではありません。
いくら払うか、という「額」です。

100万円払うとなると、結構うわっっと思うのでしょう。
10万円、30万円、50万円・・と、その気になる額は変わります。

結局、節税は、その額を減らしたいがゆえにやるものです。

節税には限界がある

ただ、その節税には限界があります。

個人(フリーランス)、法人(ひとり社長)でいえば、
・経費を増やすといってもお金に限りはあり、ムダなものを買ってもしかたない
・払っていない経費でも期間内なら入れることができるけど、そうそうない
・身内に給料を払うと行っても限界がある
・売上のうち、前受にできるものといってもそうそうない
・家賃を年払いすれば節税になるけど、やるかどうかは別問題で、やった場合も節税効果は1回きり
・小規模企業共済は年額で限度がある(年84万円)
・確定挙手年金は年額で限度がある(個人は81万6000円、法人なら原則27万6000円)
・不要な固定資産を処理すれば節税になるけど、そもそももっていない
・設備投資をすれば節税になる可能性があるけど、そもそも必要ない
・従業員を雇ってそれなりに給料を払えば節税になるけど、そもそも必要ない
・売上の代金のとりっぱぐれは、経費にできるけど、そうそうない
・医療費は節税になるけど、そうそう病院へ行かない
・経営セーフティ共済は限界があるし、解約したときに収入になる
・ふるさと納税は、そもそも節税じゃない

法人でいえば、
・社宅を借りれば節税になるけど、限界はある
・役員報酬を増やせば節税になるけど、限界はあり、社会保険料も高くなる
・出張手当で節税になるけど、回数も金額も限度はある
・生命保険が会社経費になるけど、ムダなものに入ってもしかたない
・決算期を変更すれば、そのときは節税になるけど、それっきり。
・退職金で節税になるけど、そもそもそんなお金はないし、退職もまだまだ先
・別会社つくれば節税になるけど、手間もかかるし管理しきれるか

その他細かいものはありますが、ざっとかけるくらい、節税に限界はあるのです。
額を減らすにも限界があります。
そして、多くの方がその限界に達してしまうものなのです。


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売上を減らせば節税でき、時間もできる

節税の限界に達したあとは、経費を増やすしかありません。
しかし、経費を増やしすぎると、お金は減り、苦しくなるのです。

売上2000万円で経費が1500万円だったら、利益は500万円。
税率を30%とすると、150万円出ていきます。

売上2000万円で経費が1900万円だったら、利益は100万円。
税率を30%とすると、30万円出ていきますが、経費として400万円も出ていってしまいます。

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この「経費」が必要なものなら問題ありませんが、そうではなくムダなものであれば、お金を減らすだけです。
悔しいのですが、税金を払わなければお金はたまらないしくみであることを認めなければいけません。

その税金の額に耐えられないのなら、売上を減らすべきです。
先程の例で税金150万円に耐えられないなら、たとえば、売上1000万円で経費750万円にすれば利益は250万円、税金は75万円ですみます。
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税金の「額」は減らせるのです。
税金の「額」から逃れようと、ムダな経費を払って売上を増やしてもしかたありません。
たとえ、売上2000万円だったとしても、家賃、広告宣伝費、紹介料、嫌なつきあい、高くて古くてムダな設備投資などをしてその2000万円に達したのなら意味はないでしょう。
ましてや税金の「額」にも苦しむわけです。

法人の場合は、自分の給料に対する税金や社会保険料も上がっていき、その「額」に苦しみます。
それが嫌なら売上を減らし、給料も減らすべきです。
意図せずに増えた売上、嫌な売上があれば、それを減らしていきましょう。

売上を減らしたら意味ないじゃないかと思われるかもしれませんが、利益なき売上増も意味がありません。

一方で、売上を減らせばメリットもあります。
それは、「時間」ができること。

「時間」があれば、インプットもアウトプットもできますし、何より立ち止まって考えることができます。
(冒頭の写真では寝っ転がって考えていますが)

売上は増えてきたけど、税金も増えてきた、忙しくなって時間はなくなってきた
となったら、売上を減らしてみましょう。
(もちろんお金の管理をしつつ)

多くの場合、税金の「額」に苦しむ頃には時間もなくなっているものです。
リセットする意味でも売上を減らすのをオススメします。

かくいう私も税金に「うわっ」と思い、売上を減らしたことがありました。
やはり時間は増え、新しいことができ、徐々に売上を上げ、税金の「額」の許容範囲も少しずつ上っています。
2007年に独立し、最初に売上を減らしたのが2010年。
そこから2012年まで売上を減らしました。
その減らす前の売上よりも今の売上はありますし、時間もあります。
それはリセットしたからです。
延長線上でいったら、売上は同じでももっと時間に苦しみ税金に苦しんでいたでしょう。
2016年からは2度めのリセットをして、今も続けているところです。

税金や時間に苦しんでいるなら、肩の力を抜いて売上を減らしてみましょう。
売上、税金、時間。これらの呪縛から逃れてこそ本当のスタートです。


【編集後記】

妻の叔母さんは、だんなさんがアメリカ人。
だんなさんとは初対面で、「He is IRONMAN」と紹介していただけました。
光栄です^^
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

由布院
由布院でドローン
金賞コロッケ

【昨日の娘日記】

昨日は娘のいとこ(2歳・女の子)と初対面。そのうち一緒に遊ぶようになるでしょうね。
そのいとこが観ていたアンパンマンのDVDにちょっと反応していました(ようにみえました)。
やはり鉄板ですね。

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