自分と同じ人を増やしたいか・自分と同じ人を減らしたいか

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独立後、どんな仕事をするか。
「自分と同じ」というのがヒントになります。

※妻に撮ってもらった「自分」 by Nikon Z5+50mmF1.2

何を仕事にするか

独立後、何を仕事にするか。
選ぶこともできますし、変えることもできます。

何を仕事にするか。
つまり、どんなメニューにするか、どういう営業をするか、発信をするかを自分で考えることができるのが独立。
一方では、そういったことを「考えなければいけない」ともいえます。

そのヒントとして、
・自分と同じ人を増やしたいか
・自分と同じ人を減らしたいか
を考えてみましょう。

自分と同じ人を増やしたい

自分と同じ人を増やしたいかどうか。
自分と同じような仕事をし、同じような生き方をする人を増やしたい場合、それをメニューにしましょう。

私もそうしています。

このブログに書いていることもそうです。
独立後、試行錯誤しながら、今の生き方にたどりつき、日々鍛錬しています。
その成果をメニューにすれば、それが仕事になるものです。

もちろん、自分自身もその鍛錬の過程でしょうが、それでもその過程を形にすることはできます。
一定の範囲をまとめて商品にすることもやっていきましょう。
自分がどんなポジションで、他とどんな違いがあり、何をなしえてきたか。
徹底して向き合うことが欠かせません。
(他の仕事でも役立つことです)

自分を肯定することも大事ですし、まだまだ!と否定することも大事。
そのバランスをとるためにも、自分自身を商品にしておきましょう。
すべてまったく同じというわけではなく、自分自身を提供しつつ、お好みのものを選んでいただければ十分です。

「井ノ上さんのやっていること、トライアスロン以外は全部やりたいです!」と言っていただいたこともあります。
もちろんOKです。
(トライアスロンという心身の鍛錬があってこその私ではありますが)

自分と同じ人を増やしたいとしても、「がんばればできる」では、仕事として弱いもの。

・自分が何をしてきたか
・どう考えてきたか
・今何をしているか
を言語化する必要があります。

「できる」「やってきた」と、「伝える」は違いますから。

かんたんではありませんが、「自分と同じ人を増やしたい」という強い思いがあれば、なんとかしましょう。
たとえば、私は独立して本当によかったと思っているので、独立のサポートを仕事にしているのです。

自分と同じ人を増やしたら、ライバルが増えるかも……なんて小さいことは考えないようにしましょう。
ノウハウを提供して、自分が食べていけなくなるということは歩みをとめているということです。
自分と同じ人を増やすということは、自分へのプレッシャーになり、鍛錬につながります。

もちろん、自分と同じ人を増やしたいという生き方をしているのは大前提です。

そして、自分と同じ人を減らしたいという方向性もあります。

自分と同じ人を減らしたい

自分が失敗したり、うまくいかなかったりしたことを提供することもできます。
「自分と同じ人を減らしたい」と。

私もそうしています。

失敗とまでいえなくても、
・無駄に悩んで時間を無駄にしたこと
・試行錯誤して時間がかかったこと
・お金をかけて遠回りしたこと
などを提供すれば、自分と同じように時間やお金を使うことを防ぐことができるのです。

何も同じ道を通らなくてもいいので。
自分が苦労したから、他の人も苦労しなきゃいけないなんてことはありません。

ただ、失敗や苦労は忘れがちなので気をつけましょう。
過去を美化してしまいます。
「真面目にやっていればいい」
「目の前の仕事をこなしていれば、仕事はついてくる」
「がんばれば、認めてもらえる」
といった話もあるにはあるのでしょうが、今があるのは何かしらの理由があるものです。
その理由や自分がやってきたことや考えてきたことをやはり言語化する必要があります。
「うまくいかなかった自分」「失敗した自分」「何もわからずに不安だった自分」を覚えておくのは、財産です。
武器ともいえるでしょう。

私が失敗や苦労を書いたり話したりするのは、「自分と同じ人を減らしたい、なくしたい」という目的とともに、忘れないためという目的もあるからです。

「自分と同じ人を増やしたい」も「自分と同じ人を減らしたい」もヒントになります。

 



■編集後記
昨日は、こもっていろいろと見直し。
午後は個別コンサルティング。
夜も個別コンサルティング(受けるほう)でした。

1日1新Kindle『1日1新』Instagram『1日1新』
とある相談
とあるホテル

■娘(4歳10ヶ月)日記→Kindle『娘日記』
豚まんを食べたくなり、ママとつくっていました。
やはりつくったほうがおいしいです。
夜はピアノ練習。
「ラをさがしてひいて」と先生がいうと、全部探せていました。
だいぶ差が……。
毎日練習していますからね、娘は。

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