一眼レフとミラーレス一眼、どちらを買うか。Nikon DfとZ7Ⅱを比較。

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デジカメ(デジタルカメラ)には、一眼レフとミラーレス一眼という種類があります。
これらを比較し、今(2022年)ならどちらを買うかについてまとめてみました。

※一眼レフとミラーレス一眼 by Canon R6+100mmF2.8

一眼レフとミラーレス一眼の違い

カメラは、次のようにわけることができます。
まず、フィルムか、デジタルか。
今は、ほぼデジタル、いわゆるデジタルカメラ=デジカメです。

次に、一眼か、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)か。
レンズを交換できるのが一眼です。

一眼には、主に、一眼レフとミラーレス一眼(ミラーレス)があります。
その違いは、ミラーがあるかないか。

これが、一眼レフ。
内部にミラーがあり、レンズから入ってきた光を反射させ、ファインダーで見るというしくみです。

これがミラーレス一眼。
ミラーがなく、レンズから入ってきた光を映像にして、ファインダーや液晶モニターに表示します。

 

このミラーの有無が大きな違いです。
一眼レフのほうが古く、ミラーレスは比較的新しいタイプで、フルサイズ(マイクロフォーサーズ→APS-C→フルサイズと一般的に画質がよくなる)だと、
2013年にSony
2018年にNikon、Canon
から発売されました。

一眼レフは、もうほとんど新型が発売されていません。
古い一眼レフがダメというわけではなく、今も人気があります。
今(2022年)、カメラを買うなら、一眼レフとミラーレス一眼のどちらがいいか。
私が持っているNikonの機種で比べてみました。

一眼レフとミラーレス一眼、どっち?

Nikon Dfは、2013年に発売された一眼レフカメラ。
Nikon Z7Ⅱは、2020年に発売されたミラーレス一眼カメラ。

こういった違いがあります。

  Df Z7Ⅱ
種類 一眼レフ ミラーレス一眼
実勢価格 15万円 28万円
重さ 765g 705g
大きさ 143×110×66 134×100×69
液晶可動 なし チルト
手ブレ補正
防塵・防滴
マウント F Z
動画
画素 1625万画素 4575万画素

実勢価格は中古。
さすがに2013年発売のDfは、安くはなっています。
ただ、そんなに安い!という感じでもありません。
15万円あれば、Nikonのミラーレス一眼Z5も買えます。

一眼レフは、電池のもちがいい、シャッター音がいい、ファインダーが見やすいというのが特徴です。
電池のもちはミラーレス一眼からすると信じられないくらい持ちます。
予備のバッテリーはいらないくらい。

シャッター音もカシャッという一眼レフの音は格別です。
一方で、そのしくみ上、シャッター音を消すことはできません。

ただ、ファインダーに関しては、ミラーレス一眼もきれいになってきています。
一眼レフのファインダーは、被写体をそのまま見ることができるので、電源オフでもこのようにファインダーのむこうが見えるのです。

 

ミラーレスは電源オフだと、ファインダーから何も見えません。
電源オンにすると、映像が表示されます。
そのため、電池も消耗するのです。
(小型化し、バッテリーも小さくなり容量が減っているということもあります)

写りはどうか。
左が一眼レフ(Df)、右がミラーレス一眼(Z7Ⅱ)。
この2機種だと解像度の差もあるので、右のほうがきれいな感じもしますが、劇的に変わるというわけでもありません。

やはり違いは、大きさ・重さでしょう。
重さは、60gの差で、この2機種だとそれほど違いを感じませんが、ミラーレス一眼はもっと軽いものもたくさんあります。

大きさの違いは、スペック以上の差を感じるものです。

上からみたところ。
明らかに左の一眼レフが大きいです。

裏から見たところ。

裏から見たところ。

 

一眼レフと、ミラーレス一眼。
一眼レフは安く買える可能性はありますが、
・大きくて重い(レンズも)
・古い機種で故障のリスクも高い
・新機種、新レンズは出ない(Sony、Nikon、Canonは。ペンタックスは出しています)
・ファインダーで、写り具合を確認できない
という点から、買うならミラーレス一眼のほうがいいでしょう。

よほど安く(10万円以下)で買えるなら一眼レフもいいかもしれませんが。
10万円なら、CanonRP、Sonyα7、α7S、α7Ⅱあたりを買えるので、悩みどころです。

一眼レフは、一眼レフのレンズだけが使え、ミラーレス一眼は、ミラーレス一眼のレンズも一眼レフのレンズも使えます。
これも大きなポイントです。
一眼レフのレンズは、安い買えるものもあります。

一眼レフのレンズはおすすめ

ミラーレス一眼に、一眼レフのレンズをつけるには、アダプターが必要です。
Nikonは純正でもアダプターを出しています。
ニコン マウントアダプターFTZ2
ただ、3万円と高いです。
そのかわり、オートフォーカスの一眼レフのレンズは、ほぼオートフォーカスで使えます。

こういったアダプターだと5,000円。
そのかわりオートフォーカスのレンズもマニュアル操作が必要です。
SHOTEN マウントアダプター NF-NZ (ニコンFマウントレンズ → ニコンZマウント変換)

Nikonは、一貫してFマウントという種類のレンズをつくっているので、古いものもたくさんあり、安く買えます。
このAuto 55mmF1.2は1972年製のマニュアルレンズです。
3.5万円ほどでした。
レンズにしては安いほうで、古いレンズは味があるので、おすすめです。

アダプターをつけるので、ちょっと重く大きくはなります。
マニュアルフォーカスは、ミラーレス一眼だとピントが合っているかどうかを映像で確認できるので、ピントをあわせやすいです。

一眼レフのDfに装着したところ。

Canonもアダプターをつけて、一眼レフのレンズ(EF85mmF1.2)を使っています。
ミラーレスだと30万円ほどですが、これは10万円ほど。
安くはありませんが、ミラーレスに比べればという感じです。

Canonの純正アダプターは1万円ほど。
オートフォーカスのレンズなら、オートフォーカスもききます。

 

小さくて軽いミラーレス一眼を買っておき、どちらのレンズも使えるようにしておくのもおすすめです。

次のような傾向があります。
・Nikon、Canonなら一眼レフのほうがレンズが豊富。
・Sonyだとミラーレスの歴史が長いので、ミラーレス一眼のほうが、豊富。
・ミラーレス一眼のほうが、レンズは軽くて小さい。特に望遠
・マウントアダプターの分を考えると、ミラーレス一眼のレンズを買ったほうがいい場合も。
・マニュアルフォーカスのレンズなら、安いアダプターでもいい。どっちみちオートフォーカスじゃないので。
・オートフォーカスの一眼レフレンズをミラーレス一眼につけてオートフォーカスできるコストは、Sony2万円、Canon1万円、Nikon3万円。
・広角レンズ(24mm以下)は、ミラーレス一眼のほうが一般的に画質がいい
・Nikonは、歴史が長いので一眼レフレンスが安い。Canon、Sonyはそれほどでもない
・私が持っているのは、Nikon  Ai 35mmF1.4、Nikon  Auto 55mmF1.2、Nikon  Ai 55mmF2.8、Nikon Ai 43-85mmF3.5、Canon EF 85mmF1.2。
・一眼レフにしかないようなものもある(狙っているのはNikon105mmF1.4、Canon135mmF2)
・一眼レフとミラーレス一眼のマウント
Sony Aマウント Eマウント
Canon  EFマウント(その他もあり) RFマウント
Nikon Fマウント Zマウント

 

一眼レフとミラーレス一眼、
・持ち歩くならミラーレス一眼
・小さくて軽いほうがいいならミラーレス一眼
・少しでも安いほうがいいなら一眼レフ(一眼レフでも高いものはあります)
・これから写真をはじめる方、再開される方はミラーレス一眼(ミラーレス一眼のほうが扱いやすく、写真を確認しやすい)
てしょうね。

 



■編集後記
昨日は、妻の誕生日。
千葉 匝瑳の民泊を楽しみ、その後都内に移動し泊まりました。
娘と準備したサプライズのケーキも。

1日1新Kindle『1日1新』Instagram『1日1新』
パレスホテル東京
スイーツ&デリ
幕張PA
矢澤ミート

■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
今回泊まったホテルは、プールが5歳以上という制限(保護者同伴でも不可)。
それで断念し、ようやく今回泊まることができたのです。
プールではアームヘルパーをつけて楽しんでいました。
途中、ママの誕生日ケーキを2人で選びに。
19時に届けてもらうようにお願いし、準備完了。
外出後、その時間までに戻らなきゃと2人でひっそり焦っていましたが、無事戻れました。

 

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