小児用PASMO(Suica)をオートチャージ!TOKYU CARD ジュニアオートチャージのつくり方・注意点

娘が小学生となるにあたって、小児用PASMOをつくり、オートチャージできるようにしました。
そのつくり方・注意点をまとめてみます。

※オートチャージしたPASMOで by Sony α1+50mmF1.2

愛する娘のためとはいえ、現金でチャージは……。

2023年1月。
娘もそろそろ小学生、Suicaつくらないとな……と考えていたら、ふと「オートチャージできるのか?」という問題に遭遇しました。
スマホならモバイルSuicaでチャージできますし、オートチャージもできます。
(私はJALSuicaカードで払うようにしオートチャージできるようにしています)

娘にもスマホを準備し、SIMで使えるようにすれば、同じことはできるのですが、交通費が子ども料金になりません。
効率化のためとはいえ……。

ふと思いついたのが子ども用Suica。
よし、つくろうと思いきや、次の壁が。
カードのSuicaだと、現金でチャージしなければいけません。
Suicaにチャージするために、現金を引き出すなんて……。

今や現金はほとんど使いませんし、おろしません。
それで済みますから。
娘のために現金をおろしてチャージにしに行くかどうか。

かといってSuicaがないと、毎回切符を買うのか……。
切符の管理の手間もありますし、いくらの切符かの確認、精算、下手すると切符売り場や精算機で並ばなければいけません。

現金をおろすATMでも。

こんな問題、多くの方が悩んでいるのでは……と検索すると見つけました。
オートチャージができるPASMOがあったのです。

 

TOKYU CARD ジュニアオートチャージのつくり方

そのしくみは、TOKYU CARD ジュニアオートチャージ。
すぐに申し込みました。

・親のTOKYU CARDをつくる
・子どものPASMO(小児用PASMO)をつくる

・ジュニアオートチャージを申し込む

・PASMOのオートチャージの設定

という手順です。

親のTOKYU CARDは通常のクレジットカードと同じようにネットで申し込みし、確認書類が届き、返送します。

並行して子ども用PASMOをつくらなければいけません。
これは、駅に行かなければいけません。
子どもの身分証明書(マイナンバーカードを使いました)が必要です。

カードとPASMOがそろったら、ネットでジュニアオートチャージを申し込みます。
このときにカードの会員番号とPASMOの番号が必要です。

その後、東急、PASMOそれぞれの手続きが終わるとPASMOにオートチャージの設定ができるようになります。
その設定は駅の券売機でしなければいけません。

これでようやくオートチャージが完了。
奇しくも、4月6日の入学式の2日前に完了しました。

今は、残高が2000円を切ったら3000円チャージされます。
早速4月6日の午後から使いました。

PASMOをつくったときに500円入っていて、429円のもの(ワンピース ビブルカード)を買ったので、残高は71円。

最初の改札で、無事チャージされ通過できました。

このチャージ代金は、私のカードで払われ、後日預金から引き落とされます。

小児用PASMOは、18歳まで使え、Suicaとしても使えますし、新幹線でも使えるものです。

便利ですが、注意点もあります。

TOKYU CARD ジュニアオートチャージの注意点

このTOKYU CARD ジュニアオートチャージ、いろいろと罠がありました。

1 最初のカード申込からオートチャージ完了まで66日
2 こども用Suicaをつくっていると手間
3 年会費は1,320円+1,100円
4 使った履歴がわかりにくい
5 チャージは改札のみ
6 紛失のリスク

 

1 最初のカード申込からオートチャージ完了まで66日

最初にカードを申し込んだのは1/29、オートチャージ完了は、4/4。
それなりの時間がかかります。
私のTOKYU CARDができたのは、3/3。
その後PASMOをつくりに行きました。

2 こどもSuicaをつくっていると手間

私が失敗したのは、こどもSuicaを娘名義でつくっていたこと。
新幹線で使うためです。
家族3人で新幹線に乗り、チケットなしで行くには、モバイルSuicaまたはカードSuicaが必要です。
子どもは子ども用が必要となります。
それで先につくっていたのです。

これが罠で、こどもSuicaと小児用PASMOを持つことはできません。
小児用PASMOをつくるには、こどもSuicaをやめる必要があります。
この手続にも、みどりの窓口に行きました。

無駄に混んでいるみどりの窓口。
スマホでできる用事もあるのに……。
並ぶだけで負けの気分でしたがしかたありません。
Suicaをやめ、その足でPASMOをつくりに。
ただ、エラーが出て、駅員さんの話では「1日たたないとダメ」と。

「そんなアホな話あるんかいな」と心のなかでつぶやき、しかたなく別日に行くとまたエラー。
その駅で駅員さんに聞いてみると、「こどもSuicaをつくった履歴があると小児用PASMOはつくれない」とのこと。
Suicaをやめてもダメとのことでした。

「そんなアホな話あるんですか??」とやんわりと聞くと、「あるんです」と……。
ありえんけど、しょうもない世の中ありえるかも……と代替案を考えていたら、駅員さんが「PASMOをつくらなければできない理由があるなら」と。
オートチャージのことを伝えると、OKになりました。
(対応は駅により異なる可能性はあります。その存在をよく知ってくださっていたなと)

小児用PASMOをつくり、ようやくジュニアオートチャージを申込。
オートチャージできるようになったのは、4/1です。
はがきでそのお知らせが……。
アナログな……。
そのくせ、こどもSuicaと小児用PASMO同時につくることができないようデータを共有しているのが謎です。

3 年会費は1,320円+1,100円

このオートチャージをするために
・ジュニアオートチャージに年1,320円
・TOKYU CARDに年1,100円
がかかります。

オートチャージのメリットに比べれば必要投資です。

4 使った履歴がわかりにくい

データで履歴を見ることができるモバイルSuicaと違い、この組み合わせだと履歴を見るのが手間です。

券売機で出すことはできますが、そこまでしていらないかなと。
だいたい把握してればいいやと思っています。

娘1人で出かけるようになったらまた考えますし、モノを無駄に買ったりしないようなお金のリテラシーは持ってもらいたいなと。

5 チャージは改札のみ

通常のSuicaと同様、オートチャージは改札のみです。
ただ、何かを買うときは、親がいるでしょうし、問題ありません。

6 紛失のリスク

なくした場合、カードのPASMOはどうなるか。
手続きして失効させ、再発行手数料520円を払えば、復旧できます。

オートチャージの設定まで時間はかかりますが、便利ではあるので、ぜひ設定してみていただければ。

 



■編集後記
昨日は、娘の入学式。
しっかりカメラ持参で。
それまでに仕事し、入学式後は、家族で出かけました。

新宿に寄り、イヤホンのコード、冷蔵庫のチェックも。
コードは音質が上がりそうだったのですが、買わないことに。
冷蔵庫は、だいたい目安はつき、サイズを再度確認して買うことにしました。
野菜室が冷凍室の上のものしようかと。

安くないですけど、10年使えると思えば、安いとも言えます。

1日1新Kindle『1日1新』
中野 平和の森公園
J.S.PANCAKE CAFE  サンリオコラボパンケーキ
娘の入学式

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
小学校の入学式でした。
一緒に行き、写真を撮っていったん別れて会場へ。
ランドセルで通ったのもはじめてでした。
入学式のあと、教科書を受け取って帰宅。
帰りに保育園にも寄って先生たちにランドセルを見せました。
いったん帰って、どこに行くか相談し、サンリオ(マイメロ・シナモン)パンケーキを食べに。
「意外とちっちゃいね」と言いながら喜んで食べていました。
ついでに広い公園にも。