電卓を使わない理由。どんな道具を使うかで仕事の方向性が決まる

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私は電卓を使っていません。
その理由は、仕事の方向性、軸を定めるためでもあります。
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※自宅にて。 Sony α7

税理士と電卓の切り離せない関係

税理士という仕事と電卓は切り離せません。
・数字を集計する
・検算する
・試算する
といった仕事があるからです。

しかも
・大量に
・すばやく
処理する必要があります。

使いやすい電卓、自分に合った電卓は、欠かせないものです。

ふつうは。

私は電卓を使っていませんし、持ち歩いていません。
冒頭の写真の電卓は、税理士試験時、税理士事務所、起業に勤めていたときに使っていたものです。
試験をくぐり抜けた同胞として、そして、極貧時代に父に買ってもらった(7,000円くらいしました。音の出ないタイプで)という理由で保管しています。

私が電卓を使わない理由

電卓を使わない理由は、決して「暗算が得意だから」というわけではありません。
計算が必要なときは、Excelを使っています。
・あらかじめ準備したファイルに数字を入れる
・新規のExcelで計算する
といった方法で計算しています。

どうしても必要なときは、iPhoneにも電卓があるので、特に必要ないのです。

必要がないという理由とともに、「電卓を使った仕事をしない」「したくない」という理由から電卓を使っていません。

電卓は効率的なようで効率的でありません。
電卓で計算してその結果をExcelに入力することはやってはいけないことです。

電卓をひたすらたたくような仕事をしていては、時間を失ってしまいます。
さらには、そのような仕事をとってしまっていることを意味にするのです。

税理士の仕事は、電卓をガンガン使うイメージがあるかもしれませんが、そこに本質はありません。
今はあったとしても、今後はなくなります。

目指す仕事の方向性と合わないため、独立時に、電卓を使うのをやめました。
その代わりに常にノートPCを持ち歩き、ノートPCにあわせた仕事のスタイルになっています。

同様の考え方で、テンキーを使っていません。
そもそもノートPCにテンキーはついていないことが多く、デスクトップPCも使わない主義です。
USB接続のテンキーを使うこともありません。

テンキーを使わなくても、数字は、キーボードで打てます。
タッチタイピングをしていれば、それほど効率は落ちません。
とはいえ、テンキーの方がはやいのですが、テンキーを使った仕事、テンキーで高速で打たないといけない仕事を取らないようにするため、封印しています。

仕事の方向性を定めるために、道具を選ぼう

やりたくない仕事の方向性があれば(あるはずですが)、その方向性の道具を使わないようにするのをおすすめします。
それが、独立後のメリットの1つです。

私は次のようなものをつかっていません。

・電話
電話に追われる仕事をしたくない、電話に時間を奪われたくないので電話を使っていません。
電話番号はありますが、公表していません。

・FAX
FAXでやりとりするよりもメールでのやりとり、Dropboxでの共有をメインにしたいので、FAXを使っていませんし、FAX番号も持っていません。

・プリンタ
ペーパーレスでデータ管理をすすめるため、プリンタをほとんど使いません。
一応、プリンタは持っていますが、使うことはほとんどないです。

・複合機
これもペーパーレスのため、持っていません。

・はんこ
会社印、個人の印鑑はさすがに持っていますが、社名のはんこは嫌いなので持っていません。

・書類棚
紙を持たないので持ってません。

「道具だけそろえても・・・」「道具だけそろえたって」とよくいわれますが、道具は大事です。
私がMacを選んだのも仕事の方向性を変えるためでした。
スーツをほとんど着ないのも仕事の方向性のためです。

ガラケーからスマホに変えたときも仕事の方向性が変わりました。
ペンを持ち歩かない、名刺を持ち歩かないようになってからも仕事の方向性が変わっています。
(まあ、ペンは持ち歩かない方がいいのでしょうが)

道具で変わるんなら安いものでしょう。

仕事の方向性を変えたいなら、
・道具を変えてみる
・新しい道具を使ってみる
・これまでの道具を使うのをやめてみる
ということをおすすめします。

・PCを使わない
・ネットを使わない
ってのもアリでしょうね。

 





【編集後記】

昨日は、税理士事務所(個人)と会社のHPのリニューアルや、4月に開催予定の新セミナーの構想、執筆など。
平日昼×3又は平日夜×3で新セミナーを企画しています。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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