効率アップのために欠かせないExcel2010だけの5つの機能

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Excelのバージョンで最新のものは、2010です。
最新の2010にする価値は十分あります。
その理由をまとめてみました。
スクリーンショット 2012 06 09 5 20 30

バージョンの見分け方

「Excelのバージョンがわからない」という方はこちらの記事を参考にしてください。

・Excelのバージョンの見分け方 | EX-IT

 

 

 

 

 

効率アップのために欠かせないExcel2010の5つの機能

EXCEL2010には、さまざまな新機能があります。
もちろん一通り使っていますが、あまり使わないものも多いです。
私が使っているExcel2010ならではの機能は次の5つです。
Excel2007以前を使うと、「あ、この機能がないから使いにくいなぁ」と感じます。

 

1 オートフィルターの検索

最も役に立つのはこれです。
条件を指定してデータを抽出できるオートフィルター。
2007以前だと、このようにチェックボックスから選択します。
項目が多いと、目当ての項目を探すのに時間がかかります。
WS000000

 

2010になって検索窓がつきました。
キーワードを入力すると検索できます。
WS000001

 

この検索窓のおかげでデータ検索のスピードが格段に上がりました。
WS000002

 

このように、複数の項目を抽出することができます。
<「支払」を含むもの>という抽出ができるのです。
WS000006

 

 

2 形式を選択して貼り付け

2つめは形式を選択して貼り付けです。

2007以前では、コピー又は切り取りをした後に右クリックすると、次のようなメニューが表示されます。
値のみ、書式のみを貼り付けるときは、[形式を選択して貼り付け]をクリックし、
WS000005

さらに指定をしなければいけません。
WS000007

 

 

2010では、直接、貼り付けの形式を選ぶことができます。
WS000003

しかも、貼り付け後にどうなるかのプレビュー付きです。
WS000004

[形式を選択して貼り付け]のショートカットキー(Ctrl+Alt+V)や貼り付けオプションを使う手もありますけどね。

 

 

3 印刷プレビュー

3つめは印刷プレビューです。

2007以前では次のような画面です。
ショートカットキーは、Ctrl+F2を使うことができます(2007のみ)。
スクリーンショット 2012 06 09 5 31 25

 

2010では、このように見やすくなり、詳細な設定もこの画面でできます。
ショートカットキーはCtrl+Pです。
さらにEnterを押すと、そのまま印刷できます。
プレビューを確認→印刷という流れがスムーズです。
スクリーンショット 2012 06 09 5 31 01

 

 

4 条件付き書式

4つめは条件付き書式です。
グラフ機能を使わなくてもかんたんにグラフ表示できます。

前期との増減値を表示するときに、2007だとこうなります。
プラスもマイナスも青い棒で表現されています。
スクリーンショット 2012 06 09 5 33 33

2010だと、マイナスは赤で左方向に、プラスは青で右方向にすることができます。
スクリーンショット 2012 06 09 5 33 49

グラフ機能を使わずに、Excelでかんたんにグラフを作る方法 | EX-IT

 

 

 

 

 

5 スパークライン

5つめはスパークラインです。
このような数値の推移があった場合、
スクリーンショット 2012 06 09 5 36 13

普通にグラフにすると、わけがわからないものができてしまいます(^_^;)
WS000008

 

2010ではスパークラインという機能で、その推移をセル内にグラフ表示できます。
ささっと数値をチェックする他、お客様への資料にもよく使っています。
スクリーンショット 2012 06 09 5 37 37

 

 

バージョンアップの費用

私は発売日にExcel2010にバージョンアップしました。
Office(Word、パワポを含む)全体をバージョンアップすると高くなりますが、Excelだけのバージョンアップもできます。
私は、WordはMac版、パワポは使わずMacのKeynoteを使っているので、Excelのみバージョンアップしました。

通常だとこの値段ですが、

古いバージョンのExcelがあれば、6,000円ちょっとでバージョンアップできます。

世の中、毎年バージョンアップをして毎年数万円のお金がかかるけどたいして進化していないソフトも多いです。
それに比べると数年に1回しっかりバージョンアップするソフトは、コストをかけてでもバージョンアップしておいても損はありません。




【編集後記】
出版が決まりました!
詳細はまだ書けませんが、今年発売予定です。
早速書き始めています。
あ、Excelではありません(^_^;)

 

 

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