Excelのリボン嫌いを克服する方法

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Excelのバージョンアップをしたいけれど、「リボンが使いにくい」という方もいらっしゃるでしょう。
慣れると、リボンの方が使いやすくなるのですが、なかなかなじめないケースも多いと思います。
今回は、リボンになじむ方法についてまとめてみました。

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Excelのリボン

2003以前は、次のような操作画面でした。
一般的にツールバーといいます。
スクリーンショット 2012 06 10 16 48 28

これがExcel2007、2010では、次のような画面になりました。
リボンといわれるものです。
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リボンは評判が悪く、これを使いたくないがゆえにExcel2003を使っているという方もいらっしゃいます。
2007、2010はできることが多くなり、性能も上がっているので、もったいないことです。

「今まで使っていた機能はどこに?」という方は、Microsoftが配布している機能の対応表があります。
2003のメニューがリボンのどこにあるかがわかります。
Excel 2010: メニュー/リボン リファレンス ブック – テンプレート – Office.com

 

 

 

 

 

ツールバーっぽく使う方法

会社の環境によっては、Excel2007以降のリボンを使わざるをえない場合もあるでしょう。
やはり今までと操作方法が違うので、とまどうかもしれません。
そのときには、リボンをツールバーっぽく使う方法もあります。

 クイックアクセスツールバー

Excelの最上部には、アイコンを設定することができます。
下方向の矢印をクリックすると、次のようなメニューがでてきますので、使いたい機能のアイコンをチェックします。
WS000001

チェックした機能は、次のようにアイコンとして並びます。
クリックすればその機能を使うことができるのです。
WS000002

 

その他の機能を追加することもできます。
こちらの記事を参考にしてください。
・Excelショートカットキーのカスタマイズ | EX-IT

 

 

 

 

 

リボンのカスタマイズ

Excel2010ではリボンの位置をカスタマイズすることもできます。
[ファイル]→[オプション]の[リボンのユーザー設定]で設定が可能です。
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リボンの非表示

リボンを表示しないようにすることもできます。
右上の矢印をクリックするか、Ctrl+F1で
WS000005


リボンが表示されなくなります。
見た目が気になる方は試してみてください。
WS000004

 

 

フリーソフト

メニューを昔のものに戻すフリーソフトもあります。
私は使ったことがありませんが、ご紹介だけしておきます。

リボンを克服するメリットはあると思いますので、あまりおすすめできません(^_^;)
クラシックスタイルメニュー for Office 2010の詳細情報 : Vector ソフトを探す!

 

 

 

 

 

 

ショートカットキーを使いこなせばリボンを使わなくてすむ

リボンを使わなくてもExcelを操作することはできます。
操作が速くなればなるほど、リボンを使う機会は少なくなるでしょう。

Excelを操作しているときに、マウスに持ち替えてリボンをクリックするのは、時間のロスです。
1回1回はわずかな時間でしょうが、積み重なると膨大なものとなります。
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やはり操作を速くするにはショートカットキーをオススメします。
次の記事も参考にしてください。

Excelショートカットキーをどうやって覚えるか?ー「おすすめショートカットキー」がダウンロードできます− | EX-IT

 

 

 

 

 

ショートカットキーは、リボンのアイコンにカーソルを置くだけでもわかります。
WS000000

カーソルを置いてショートカットキーが表示されないものは、設定されていないものです。
セルの塗りつぶし、真ん中に配置、セルの結合、並べ替えなどは、私もしぶしぶリボンを使っています(^_^;)
前述した方法で、ショートカットキーをカスタマイズする方法もあるんですけどね。

リボンに抵抗がある方は、今回ご紹介した方法で是非克服してください(^_^)

 

 





【編集後記】

昨日は、チームの仲間とスイム練習、その後Excelマンツーマンレッスンでした。
Excelマンツーマンレッスンは、その場でマクロの仕組みを作ったり、作り方をお伝えしたりするサービスです。
今のところ、セミナー受講者の方限定で行っています。

 

 

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